田後(たじり)を歩く

29日、30日の報恩講の案内のため、地域の役員さんと一緒に午後、1時間ほど田後集落を歩いてまわりました。会場は港近く、階段を上がった先にある薬師堂です。毎年20人前後のご門徒さんにお参りしていただいています。

今月30日に町長・町議補欠選挙が予定されています。何人かの方は投票所の立会人を務めることになっているそうです。町長選挙は無投票で現職の再選になるのではと予想されています。町議補欠選挙(欠員1)の方は、立候補を表明されている方がお一人。地方自治の担い手が無投票で決まるのは、少し残念な気もしますが、どうなるでしょうか。立会人を務める方は、「選挙がなければお参りさせていただきます」との返事でした。

3連休の2日目。いい天気に恵まれ、県外ナンバーの車もちらほら。

配り途中、ちょうど帰宅されたKさんご夫婦と玄関先でバッタリ。
「あっ! 忘れました。過去帳」と私。
せっかく午前中に記した「過去帳」を持ってくるのを忘れてしまいました。
「あら。カニ持って帰られんか」と親がにをたくさんいただきました。
明日の朝、過去帳を持って再度、うかがいたいと思います。

案内が終わり、カニは町内に住む妹にお裾分けしました。
ありがとうございます。

四十九日、そして建碑法要へ

午前中、四十九日のお勤めがありました。久しぶりにこちらの本から『阿弥陀経』をあげました。故人さまは大のタイガースファンで、「號」の法名を一字、つけさせていただいだのですが、この本では「号」ではなく「號」と記載されているのでというのが理由です。

「號阿弥陀」とあります

よくお寺参りされる奥さんが「ほんとだ、ようけ出てきた」とおっしゃっていました。最近は、赤い勤行集を使うことが主でした。たまには茶色の経本も使っていこうと思います。

こちらは「号」です

午後は建碑(けんぴ)法要が1件。新しくお墓をつくられた際のお勤めです。網代や田後のお墓は、集落を囲む小高い山の斜面にあります。お参りすることが困難となったり、次の世代の方が近くにいて、当面守っていくことのできる方は平野部にお墓を移動されることが増えています。今日のご門徒さんも、先日、お墓をしまわれて、平野部に移されました。

今日うかがった墓地には駐車スペースもあります。ご門徒さんの家のお墓がたくさんあり、よくよせてもらっています。お墓参りの風習、いつまでも続いて欲しいものです。

葬儀をおえて

葬儀がおわりました。斎場への出発のさい、参列した20人あまりの友人のみなさんが棺を抱えてくれました。涙する姿、呆然としている姿。この厳しく、思いがけない別れから何を感じているでしょうか。仲間同士で語りあう時間を、そして彼のことを思い、手をあわせる時間をこれからもっていただけたらと願います。

ご家族の悲しみはいかばかりでしょう。おつとめしてる最中、嗚咽が聞こえてきます。私は、「南無阿弥陀仏」のご本尊をときおり眺めていました。「正信偈」に記された拯済(じょうさい)の言葉。私たちを抱きかかえて仏の世界に生まれさせてくださるとの意味です。本当にそうあってほしいと強く思います。

ご家族に心よりお悔やみ申し上げます。微力ですが、なんなりとお申し付けください。

つらい別れの日

数日前、葬儀の依頼をいただきました。まだ人生これからという年代の方です。人生100年時代といわれます。しかし、みなが長生きできるわけではありません。病気や事故はいつ襲ってくるか実はわかりません。頭ではわかっているつもりでも私自身が身の置き場のないような気持ちで葬儀会館までやってきました。夜、お通夜です。ご本人のお気持ち、そしてご家族のことを思うと、胸が詰まります。

今日こそ、前の職場の先輩がはなむけに送ってくれた、「あなたの仕事は人生で一番悲しい瞬間に立ち会う仕事。がんばれ」のことばをかみしめて、かみしめて、自分の務めをはたさなければなりません。

合掌

ネコは毛布で丸くなる

今日も寒い1日です。鳥取県と兵庫県境に位置する扇ノ山(おうぎのせん)は雪をかぶっています。「せん」と読む山が、鳥取・岡山・兵庫県に集中しています。大山(だいせん)、氷ノ山(ひょうのせん)、蒜山(ひるぜん)などなど。これは「呉音」という読み方で仏教伝来の際に伝わった音なのです。

昼間、報恩講の案内ハガキを約30軒に配りました。山あいの銀山では紅葉が進んでいます。

明日は網代の習字教室です。終了後、教室に来ている御門徒さんにも協力していただいて60軒ほどに案内を差し上げる予定です。

うちのネコたちはというと…。

「ネコは毛布で丸くなる」なのでした。

左からナモ、ター坊、ノノ、クウ

夕方、三朝温泉へ

今日はとても寒い1日でした。午前中に17回忌、午後は網代で逮夜法要をおつとめ。その後、仕事を少し早めに終えた坊守とともに三朝温泉へ。年に数回、湯治で同温泉に投宿される和歌山の前住職さん夫婦にお招きいただいて、温泉宿で楽しい会食です。

本願寺の要職もつとめていた前住さんは、戦後の政治史にも登場する政界のフィクサーともつきあいがあったそうです。つきせぬ興味深いお話の続きは、また次回のお楽しみということに。

報恩講に向けて

朝と昼間に報恩講の案内をもって歩き&車でまわりました。数ヶ月前に「仕事を探しているんです」と話していた方が、「心配かけましたが、先月から働きはじめたんです」と。ほんとによかった。ひと安心です。よくお参りされているご門徒さんには、「土曜なので息子さんにも声かけてください」とお願いしました。現役世代の方が数人でもお参りいただけたら土曜日に設定した作戦成功です。

午後は時間が経過するに従って悪天候に。雨が降り、気温もグッとさがるなか、駆け足で配って回りました。地元岩井、そして山あいの集落、町中の浦富(うらどめ)の40軒ほどに配る計画でしたが、10軒ほど残りました。明日は午前、午後に1件ずつ法事があります。終日雨予報。最高気温は今日より10℃も低い9℃予想です。夕方からは県中部の三朝温泉に行く予定もあります。朝早い時間に残りを配り、水曜日に網代集落のご門徒さんのところを回りたいと思います。

朝、本を読んでいたら、「一に勤行、ニに掃除、三、四がなくて五に勉強」とありました。禅宗さんでは、「一に掃除、ニに掃除、三、四がなくて五に掃除」というそうです。

報恩講に向けては案内とともに、掃除もがんばらないといけませんね。

今年も参拝記念タオル

昼過ぎ、地元のスーパー・サンマートで田後(たじり)のご門徒さんをみかけたのでごあいさつ。29日の報恩講の案内をしたところ、「参らせてもらいます」とのうれしい返事。

報恩講参拝記念のタオルも届きました。昨年、初めてお配りしたのですが、「何枚あっても使うけえ、今年もやったらええが」と役員さんから支持も受けて今年も。

この週末は、今年、ご家族との別れをされたご門徒さんに案内を郵送しました。週明けは町内のご門徒さんへの声かけに力を入れたいと思います。

仏具をみがきました

今日はお寺の清掃日です。

総勢9名で、ろうそく立て、輪灯、香炉をみがきました。「よう光ってるで」「きれいになったで」。気持ちよく月末の報恩講を迎えられそうです。

作業のあとは茶話会です。漁場のみなさんは実にさまざまな海の恵みを口にされています。「ジイボ(イソギンチャク)はおいしいだで」と。以前は煮付けにしたり、塩茹でして食べることがあったそうです。私は苦手で食べられないドギという深海魚。こちらではトロナマズという名前でよばれます。ヌルヌルしたコラーゲンたっぷりの魚。「トロトロしとって美味しいが」。食文化は奥深いなと、びっくりしつつ話を聞いていました。

病院がえりにスパイスカレー

今日は生協病院の受診日でした。高齢者の方が多くいらっしゃいます。みなさん老と病を抱えつつ日々を過ごしておられることでしょう。私たち誰もが通る道を先に歩いておられる先輩方なのです。そして誰もがいつか別れていかなければならないいのちをいただいているのです。

私の方はいつものように血液・尿検査、そして診断。担当医さんから抗高血圧、抗コレステロールの薬を処方してもらっています。8月17日にコロナで受診した際の医療費も今日は併せて支払いました。あれから3カ月も経つのですね。次回は1月末になります。

薬局で薬をもらって時刻は11時近く。せっかくなので、久しぶりにAprilさんへ。きびきびと働く店主のIさんの手によるスパイスカレーをいただきました。

好みを自分でアレンジできるのがユニークです。私は玉ねぎベース+鶏ガラスープ+チキンで。鳥取のお米プリンセスかおりはパラパラとしていて、ルーによくなじむんですよ。ほのかに甘い香りがします。

食事中、肉屋さんがヒレ肉2キロを届けに。Iさんによると、「お困りの様子だったので、マスターに相談して買ったんです。お世話になってますから。夜のメニューで使います」。人柄もよいIさんなのです。

ニュースで、葬儀会社からの高額請求によるトラブルが報じられています。ネットの広告につられるのは危険です。安く見せて、オプションをつけていけば当初の歌い文句とは全く違う金額になります。寺院で葬儀をつとめる際には僧侶が遺族と業者のあいだに入ることができます。なんにせよ、安く見せる広告には注意してください。