報恩講にお参りください

来週の金、土は報恩講法要です。親鸞聖人のご命日(旧暦11月28日、新暦1月16日)にちなんだ法要です。西法寺では15日(金)午後1時から本堂にて、16日(土)午前網代道場、午後田後の薬師堂でのお勤めです。

今年は浄土真宗開宗800年の節目の年です。7月には、親鸞聖人の妻・恵信尼を主役にした公演を50人のご門徒さんと観劇しました。来週の報恩講にもみなさんにお参りいただきたいという気持ちでおります。

簡単な案内を今日の朝つくりました。町内のご門徒さん中心に届けてまわりたいと思います。

9日は報恩講に向けたお寺の清掃日です。仏具みがきを午後2時から予定しています。可能な方はお寺までお越しください。

若いご門徒さんのお宅へ

昼前にご門徒さん宅へ。祖父母の法事を仏間にてお勤めしました。金色に輝く立派なお仏壇がデーンと。おじいさん、そしておばあさんがこの地に家を建てるにあたって迎えたご本尊のようです。

ご門徒さんは今日が定休日。夏の盆参りの際には駆けまわっていた子どもたちは保育園の日で不在でした。

お勤めが終わり、小さいお子さんたちのこと、そして職場のもっと若い人たちとのかかわり、政治談義と小一時間ほど座卓を囲んで談笑しました。仏教の教えについても少しばかり。

最近、若い方と話をすることがあまりなかったので、貴重なひとときでした。

ふりかえってみると、10月31日から連日、何かしらのお勤めが続いています。いまのところ明日、あさっても1件ずつ。

袈裟をきているからこそ話していただけることもあります。それをきちんと記憶しておくことも私の仕事なのだと思うのです。

ナモの日記(2024年11月)

ナモです。

このまえのにっきのときは、だいくさんがきてたので、アタイはたーちゃんとちいさなおへやにいました。
だいくさんのおしごとがすんで、ゆかしたのいたんだところがなおって、アタイとおいたんがはしっても、だいじょうぶになりました。

だいくさんたちはやさしかったので、あまったいたきれで、たかいところにつうろをつくってくれました。

あたらしいどあには「ネコがとおれるようにしようね」と、したのほうにしかくいあなをあけてくれました。とうめいのいたがついていますが、おすとかんたんにひらくので、となりのおへやにすきなときにいくことができます。

「ネコにはニンゲンのことばがつうじないから、『これは猫の扉だよ』という説明ができないなあ」と、おいたんがしんぱいしたんだけど、「ネコをどあのまえにつれていけば、すぐにくぐりかたをおぼえます」と、たてぐやさんがいったそうです。
だけど、アタイはとおれませんでした。とうめいのいたをまえあしでおすところはわかったけど、そこからどうしたらいいのか、わかりませんでした。こういうことはたーちゃんがとくいなので、すぐとおれるようになっていました。

そのようすをアタイはそおっとみていて、まねっこしました。みっかほどでとおれるようになったわ。いまはスイスイ!です。でも、ニンゲンがいるときは、ふすまをガリガリして、あけてよー!と、いうことにしてるの。
じゃあ、またね。

墓じまいから葬儀へ

午前中はお墓じまい、そして年回法要でした。当初は昨日の予定でしたが、日程を変更して今日に。昨日はたいへんな悪天候だったので、よかったです。兵庫県の方からご家族とワンちゃんが2匹。ご遺骨をお墓から取り出し、本堂に安置してのお勤めでした。

いま、朝ドラ「おむすび」が阪神大震災当時の様子を描いています。その頃のことをおたずねすると、「家は半壊しました」とのこと。

私も数回、友人たちと神戸市内へボランティアにいきました。倒壊した高速や建物、波を打ったようになってしまった道路と信じられない光景でした。家財の下敷きになって亡くなられた方、消火栓が役に立たず、狭い道で消防車が入れず、火事で逃げ遅れた方もいらっしゃいました。

あの日の教訓はほんとうに生かされているのでしょうか。能登地震の被災者への初動の対応の遅れなど、課題が多いように思います。

午後は葬儀へ。「あなたの死を決してむだにはいたしません」との思いでお勤めしました。お参りされていた漁師さんによると、今年の底曳漁は不漁続きとのことです。魚の値段がとにかく高いのは不漁のためのようです。もうすぐカニが解禁になりますが、「獲れるのかどうか心配しとります」。

明日は午前中、法事が1件、午後は初七日のお勤めです。
あわせてナモの日記の日です。どうかお楽しみに。

嵐のような1日

昨日の夜半から激しい雨。今日も日中はかなりの時間、激しい雨が降り続きました。

今日は夕方からお通夜になりました。明日は午前中、他県からお参りいただいての法事、午後が葬儀となります。

故人さまは長年、港でテトラポットなどを設置する作業に従事していたそうです。波を和らげ、災害から守るのが主な役割です。

温暖化のスピードが加速する中、世界では水害の被害が甚大になっています。技術で防ぐとともに、これ以上、地球を痛めつけないようにしなければ、さらに深刻な被害を次の世代に与えることになるでしょう。

スペイン東部の記録的な豪雨と大洪水により、亡くなった方が200人以上にものぼるとのニュースに衝撃を受けました。ほんとうに痛ましいことです。8時間で500ミリの降雨量。これは同地の1年分の雨量に匹敵するそうです。日本と違い、あまり雨の降らないところにこれだけの雨が一気に集中し、今世紀最悪と言われるような大洪水が発生したようです。被災した方がたの救助と支援が急がれます。

ユニセフからの便り

10月12日の心のコンサートでお預かりした51,748円の募金を、半分は日本赤十字へ、もう半分はユニセフ(ガザ人道危機緊急募金)に送りました。昼、葬儀から帰るとユニセフからお礼状が届いていました。

先月末の、イスラエルによるガザ地区北部への空爆では94人が殺害されました。これ以上、子どもたちを傷つけないでください。もうたくさんです。

今日のご門徒さんの葬儀には縁あるたくさんの方々がお参りされました。人の死は悲しいことですが、平和のうちに戦後を過ごされ、生涯をまっとうされたこと、ありがたく思います。

世界では理不尽な死を強いられる方たちがこの瞬間にもいらっしゃるのです。

うらみをうらみによって返し、エスカレートする世界をこのままにしておいてよいはずがありません。

「無量寿経」にある「兵戈無用」(武力も武器も用いる必要はない)の理想ははるかかなたです。だけど、あきらめないでその理想を追いかけて、いつの日か本当に実現しないといけません。

ワールドシリーズ制覇

午前中は夕方からのお通夜の準備にあてました。お経の後にお話しする法話を考え、板に法名を書き、正午前に完了です。

昼、家に帰ってワールドシリーズの第5戦の中継を見ました。ドジャースは0対5からヤンキースを逆転しています。最初から見ていた方はさぞ面白い試合だったのでしょう。結局7対6でドジャースが勝利し、ワールドシリーズを制覇しました。第一戦のサヨナラ逆転満塁ホームランから流れを引き寄せたドジャースが一枚上手だったのでしょう。

大谷選手、そして今年メジャーに挑戦した山本選手にとって初めてのチャンピオンです。

第2戦目で盗塁時に肩を痛めた大谷選手は3試合目以降もスタメンで出場し続けました。ホームランこそ出なかったものの、スタメンに名を連ねるだけで相手チームにとってはプレッシャーがかかります。「ただ、ただうれしい」と優勝インタビューで笑顔。来年は二刀流の復活でしょうか。

昨日、11月の報恩講のために注文したお茶が届きました。大谷選手の写真付き。売り上げの一部は環境保全活動にあてられるとのことです。

ありし日を思う

大正生まれのご門徒さんがご往生されました。元気なころは欠かさずお寺にお参りされていたそうです。2017年の網代での報恩講のさい、正座をして、講師の法話に耳を傾けておられた姿を思い出します。2019年には施設でお話をうかがって西法寺通信にでていただきました。当時、99歳。「(網代)道場のおかげで長生きさせてもらいました」「ありがたい、もったいない、なんまんだぶ」とおっしゃっていました。

昼、ご自宅の仏間へ。机のなかから50年前の旅行のしおりがでてきました。親鸞聖人御誕生800年 立教開宗750年慶讃法要にお参りした時のもののようです。いまから51年前、1973年のこと。60人近くが参加されています。名簿を見ると、すでにご往生された方々の名前が。

長いあいだ、本当にお世話になりました。

明日のお通夜では、お参りの皆さんに2019年の西法寺通信をお配りし、お念仏に生きたご門徒さんに感謝申し上げたいと思います。

医療生協の班会議にて

きょうは医療生協の班会議です。ご近所さんで初参加の方もありました。

まず、血圧とセルフの尿検査。そしてフレイル予防について学びました。フレイルとは、加齢により心身が衰えた状態のことです。

関心のある方は、フレイルの度合いについて、このプリントでチェックしてみてくださいね。

班会に出て運動が足りないなぁと痛感。今日は家と寺の間をひんぱんに行き来したり、郵便局に歩いて行ったりして、最近には珍しく9000歩あるきました。なんとか継続したい!

なもなもサロンを開きました

きょうは月1恒例のなもなもサロンの日です。網代道場に11人が集まりました。

お弁当をいただいたあとは、坊守手製のにんじんケーキを食べながらの茶話会です。毎日ブログを読んでくださっているYさんは昨日の記事ですでににんじんケーキのことをご存知でした。

茶話会は「魚が高くて、口にできん」という話から始まって、網代ならではのつながりの話で盛り上がりました。

話の中心はKさんです。きょうだいや地域のおばあちゃんたちがなにかと集まる家だったそうです。「おばちゃんの逆まつげをなおしてあげたら、姑が妬いて、『目薬さして』というだで」。世話好きで懐の深い、料理が得意で、明るくて声の大きいKさんです。「私ばっかりしゃべったで」とKさん。午後は小学校に出向いて子どもたちに地域の踊りを教えるそうです。

心の居場所・拠り所にというのが私の僧侶としての目標です。そんなふうに生活を送っておられるご門徒さんがいらっしゃることを今日、改めて知ることができました。いい説法をきかせていただきました。

来月もまた元気に集まりましょう。