冬の味覚をいただく

いまカニ漁のシーズンです。ご門徒の漁師さん(船主)が松葉ガニをお寺に持ってきてくださいました。「父母が長いことお世話になって」と。こちらこそ、長年にわたってお寺のために尽力していただき感謝しかありません。

ありし日のご門徒さんの、「ご院家さん」と呼んでくれた姿をあらためて思い起こしています。岸壁で息子さんの船を見送る姿もかっこよかったんです。2019年、お寺の忘年会にも来てくださって、昔の漁の苦労話を教えていただきました。奥さんにはお寺からご門徒さんをつなぐ世話役を長年つとめていただきました。

来年は、お父さんの3回忌、お母さんの1周忌です。

息子さんによると、「今年の漁はあまりよくないです。大ズワイガニが市場に入ってきて、カニの値が下がってまして」とのことです。

この時期、日本海の荒波のなか昼夜わかたぬ操業をされています。

感謝とともに、「どうか安全に」とお伝えしました。

雨の四十九日

今日は日中、冷たく強い雨が降りました。そして時折、あられも。寒い中、午前中は四十九日のお勤めが2件。朝からエアコンを稼働させ、ストーブを2台つけみなさんをお迎えです。

激しく降った雨が10時過ぎにいったん止み、1件目はなんとか納骨まですみました。墓地はとっても寒かった!

すぐにお寺に帰って2件目のお勤めです。外の雨は止まず施主さんから「ぬくくなってからにしましょうか」と。納骨は後日あらためて。

2つの法要では、お参りされた御門徒さんが声を出していっしょに読経されました。

2件目は、百五歳でご往生された御門徒さんの四十九日です。百歳をこえても毎日声に出して蓮如聖人のお手紙を読み、そして、「しんらんさま」を歌っておられました。法事でも、一緒に読み、歌う方がたくさんいらっしゃり、寂しい中にもあたたかさを感じる時間となりました。

年末に向けて

明日は12月14日です。
1703年のこの日、大石内蔵助率いる赤穂浪士が、吉良邸に討ち入りしました。先日、あるお寺の住職さんから、「討ち入りした浪士の関係者が、お寺をひらいたと伝わっているんですよ。あくまでも伝説なんですが」と教えられました。本当ならすごい話だと思いますが、どうなんでしょうか。

その明日ですが、四十九日法要と納骨が2件予定されています。雪予報は出ていませんが、厳しい寒さになりそうです。

日曜は午前中法事、午後はお寺の責任役員会が予定されています。

来週末は土曜に食料無料市、まちづくりの会主催の「朗読と音楽 奏で」、日曜は役員会&忘年会

西法寺通信の方は、来週頭に入稿、週末に刷り上がったら発送と手渡し。

23日、なもなもサロン、25日、医療生協の班会議

本堂に掲示する年回札づくり、大晦日の除夜の鐘とつづきます。

まだまだやるべきことが残っているので、風邪をひかないように過ごしたいと思います。

寒鴉が鳴く

午前中は西法寺通信づくりの続きです。いつもは坊守にお願いしていたジグソーパズルをはじめて自分でやってみました。まず答えを考え、タテヨコにうまくハマる言葉をさがすという作業です。思いの外、時間がかかりました。頭の体操にはなりましたが、次回以降はまた坊守をたよりたいと思います。通信の方は4ページ分、とりあえずの完成です。来年の日程を確認する必要があるので、日曜のお寺の責任役員会をへて来週の初めに入稿したいと思います。

午後は秋以降参加できていなかった網代の習字級室へ。

網代のMさんの句集から

無住寺とは、網代の布教所のこと。からすはもっぱら烏で覚えていましたが、鴉という漢字も別にあることを句集で初めて知りました。

約90分、いい気分転換になりました。

さあ帰ろうと車に乗ると、寒鴉が「カッカッカッカッカッ」と上空で鳴いていました。

今日は投票日

本願寺派の宗会を構成する宗会議員選挙の投票日です。私は立会人で投票所がおかれた鹿野の浄徳寺さんへ。

こんな分厚い手引きまであるんです。

手引きには、「2人以上の投票立会人の参会がなければら、投票所を開いておくことができない」とあります。投票は午後6時まで行われます。

終了後は投票箱を封印する作業があるようです。投票箱を明日の午前中に松江まで組長さんが運び、午後、開票するとのことです。

山陰教区で投票が行われるのは17年ぶりとのこと。どなたが選ばれるにせよ、課題解決のために尽力していただければ。

西法寺通信第23号を作成中

12月もはや10日です。年末に郵送・配布するお寺の通信を今日から作り始めました。来週の初めの入稿をめざしています。

次で23号目。新年最初の紙面は20代の方が登場します。こんなに若い方にでていただくのは初めてのことでよろこんでいます。飲食店の店主として頑張っている姿に、大いに刺激を受けました。

来年のスケジュールのお知らせも。5月のお寺フェスは3回目となります。

昼過ぎ、町内で野菜をつくっている知り合いの方から、「無料市にたくわんださせてもらうけえ」と電話がありました。昨年も提供していただいて、あっという間になくなりました。ご好意に感謝です。

3時過ぎにはなじみの植木屋さんがお寺に。奈良の宮大工M棟梁からみかんをことづかったとのこと。今年で90歳。現場には出ていないそうですが、設計したお寺の山門がいま、鳥取市内で建設中なのだそうです。西法寺の本堂と山門を作っていただいた棟梁、どうか体に気をつけて引き続きご活躍ください!

オンちゃんを見送る

昨日の朝、オンちゃんの火葬のため坊守と因幡霊場に行きました。何度も訪れた場所ですが、動物炉に行くのも、私ごととしてやってきたのもはじめてです。

火葬は30分ほどで終わりました。係の方が骨の部位を教えてくださり、小さな骨壷にオンちゃんの骨を収めました。

日々の朝の日課はオンちゃんの生存確認でした。私がキャットフードの入った容器を持ちあげると、皿の前にちょこんと座り、スタンバイ。むしゃむしゃと頬張る姿をもう見ることはないのです。

昼過ぎ、オンちゃんを譲り受けたNPO法人からお花が届きました。

小さな動物たちの命を守るために奮闘されているみなさんに敬意を。そして、お心遣いに感謝申し上げます。

いずれまた、ネコをお預かりすることがあれば、オンちゃんの経験をいかしたいと思います。

支え合い研修会に参加して

昨日の午後、町役場会議室で開かれた「いわみ見守り・支え合い研修会」に参加しました。老人会、ふれあいイキイキサロンなどの関係者向けの会です。ご門徒さんの姿もちらほら。各所で活躍されていて、頼もしいことです。

「ご近所福祉クリエーター」という肩書きで、全国を講演・研修などで回っている酒井保さんを講師に、支え合いの大切さについて学ぶ機会になりました。

「サロンや老人会などの場が、健康寿命を延ばしているということに自覚を持って取り組んでほしい」との説明があり、なるほどと思いました。「参加者をお客さまにしないで、できることは担ってもらいましょう。それが社会参加するということです」という指摘もありました。

従来…運動機能が低下→社会との関わりが低下

現在…社会との関わりが低下→運動機能が低下

というふうにとらえ方も変わったそうです。社会とのつながりを失うことがはじまりなのです。

お寺を健康維持のためにも活かすという点について改めてがんばろと背中を押される機会となりました。月一回のなもなもサロン、医療生協の班会、そして折々の法要にお参りしていただくこと、全て社会との関わりをもつことであり、健康にとってもよいということなのですから。

パワーポイントを使ったわかりやすい説明、お年寄りの参加者が多いことを意識して笑いを随所に交えることなど、いかにわかりやすく、楽しく伝えるのかという点についても、参考になる研修会でした。

オンちゃん、またね

オンちゃんが、今日の朝、いのちを終えていました。16歳をこえていたと思います。昨日まではご飯をもりもり食べ、変わった様子もなかったので看取りができませんでした。

2022年7月22日、殺処分すんでのところからもらい受け、名前を、「穏やかに」という願いから、「オン」と名づけました。

おんさんがやってきました

人にはまったく慣れておらず、鳴くこともありませんでしたが、昨年秋、ター坊が骨折し、長期のケージ生活となり、その間はオンちゃんをケージの外にだしました。ストーブの横でちょこんと香箱座りをしたり、夜は住職の布団の足の方にそおっと座って眠っていたり、畳を掻きむしったり、ナモのご飯を盗み食いしたり、可愛い声で鳴いたりと、オンちゃんの素顔を知ることもできました。

この夏は熱中症の症状が出て心配しましたが、それも乗り切ってくれました。

美味しいものが大好きだったオンちゃん、穏やかな日々を過ごしてくれたかな。

坊守がやさしく撫でて、丁寧にタオルで包み、仏間に運び、ペットの火葬の手配をしました。

私は、生きとし生けるものを救いたいという仏の願い〜「無量寿経」第18願をよみ、短いお経をあげ、合掌しました。

一切の有情はみな、きょうだいです。うちに来てくれたからこそ、別れなければならない悲しさを、身をもって教えてくれたのです。

オンちゃん、ありがとう。ご苦労様でした。

お坊さんは選挙の季節

きたる12月11日、選挙の投票日です。

宗会議員を選出する選挙です。

浄土真宗本願寺派宗法には、第49条「宗門の重要な宗務に関し評議、又は議決する機関として、宗会を置く」とあり、その任期は4年です。この12月で任期が切れるので、選挙が行われるということです。国でいえば国会のようなものでしょうか。

島根・鳥取は山陰教区というくくりです。定数は2人。今回は4人が立候補して選挙になりました。宗門内には、議論になっている課題もあります。若い方が立候補されているのはそれもあってのことだろうと想像しています。4人の選挙公報を見て、私なりの判断を行いたいと思います。

ちなみに全国の教区数は31、立候補者が定数をこえ、選挙になるのは11教区とのことです。

鳥取東部の因幡組(いなばそ)の投票会場は鹿野町のお寺さんで、車で1時間ほどかかります。副組長(ふくそちょう)という役職をいただいている関係上、選挙の立会人を務めることになりました。雪が降ると厄介なので、悪天候にならなければいいのですが。