ゴールデンウィーク2日目、岩美町は春らしい天候です。
このほど現住職が退任するにあたり、本山である西本願寺から退任式の案内が届きました。
現住職と坊守が参加することとなり、宿の手配をしました。
次の代に継職できるということは、支えてくださる方たちがあってのことです。
あらためて感謝の思いを深くする案内でした。
が、、、
「それまで生きているかわからん」
住職は、諸行無常というより、冗談半分で申しておりました。
ゴールデンウィーク2日目、岩美町は春らしい天候です。
このほど現住職が退任するにあたり、本山である西本願寺から退任式の案内が届きました。
現住職と坊守が参加することとなり、宿の手配をしました。
次の代に継職できるということは、支えてくださる方たちがあってのことです。
あらためて感謝の思いを深くする案内でした。
が、、、
「それまで生きているかわからん」
住職は、諸行無常というより、冗談半分で申しておりました。
池のほとりに今年も藤の花が咲きました。
きょうから休みの方も多いのでしょうか。
本日もお参りが2件あり、せっかくの機会なので内陣の方にも入っていただいて、阿弥陀さんのこと、お飾りの意味など話させていただきました。

浄土真宗の阿弥陀さんは立っておられます。
今日のご法事の際に、なぜなのか、お話ししました。
待っているのではなく、仏の方から救っていく。
それは仏の心を持てない私、私たちのためです。
「素晴らしい教えですね」
お参りされたご門徒さんがおっしゃっていました。
逃げていく私を追っかけてきて抱きとめる。
一つ一つのいのちに、そんな接し方をされている。
阿弥陀仏とは、そういう仏様です。
本日は33回忌のお勤めがありました。
亡くなられてから32年たってなお法事をしていただくことをありがたく思います。
人間の寿命は長くなっていますが、死者の寿命はどうなのでしょう。
生きていることが全てになってしまっていないか。
そう感じることがあります。
私まで命が受け継がれたことの不思議さ、
ありがたさを思い、だからこそ、どの命も大切であると受け止め、
そっと手を合わせることが、もっとあってもいいのではないでしょうか。
はじめまして。
浄土真宗本願寺派の西法寺ブログです。
鳥取県の東の端、兵庫県境の岩美町岩井にあります。
5月19日には継職法要を行うことになりました。
「代替わり」と表現すればわかりやすいでしょうか。
それも一つの縁としてHPとブログを開設することにしました。
といっても、当面は試運転になります。
私は、第15世となる予定の釈大朗(しゃくだいろう)といいます。
東京で長く過ごし、一昨年は京都で1年間、浄土真宗について学び、
昨年4月に帰ってきました。
新米の僧侶ですが、今年50歳になりますので若くはありません。
これからよろしくお願いします。
南無阿弥陀佛
