ナモの日記(2025年11月)

ナモです。


こないだから、ほかほかのカーペ(坊守注:ホットカーペットのこと)を、おへやにだしてもらいました。アタイたちは、いちにちじゅう、ゆかにのびています。ターちゃん、ののちゃん、クウとアタイよんひきがねていると、「わあ!ねこのしゅうかいだね」と、おいたんにわらわれました。

ふゆになると、ごはんがおいしいです。からだがふとくなったせいかもしれないんだけど、このまえ、たいへんなことになりました。
しょっきだなをたんけんしようとしたら、しまってあったおどんぶりを、ぜーんぶゆかにおとしました。げげげのきたろうがかいてあって、なんねんもかけてオバたんがあつめたおどんぶりでした。
がしゃんがしゃん!とこわれて、10こくらいあったのが、いっこしかのこらなかったの。
おいたんは、あーあ!といったけど、ナモがけがしてないかをまっさきにかくにんしました。オバたんは「かたちあるものはかならずこわれる」といって、「あたらしいしょっきをさがすのもたのしいよね」といって、ぜんぜんおこりませんでした。

シマちゃんも元気です

アラレが降る3連休最終日

午前中、2件の法事がありました。
天候は荒れ模様。しかも、先日ここで紹介したようにカメムシがあちこちに。袈裟を身につけている時は殺生しないと決めているので、朝8時ごろから見かけるたびに本堂の外へホウキで掃き出しましたが、キリがありません。9時からの法事にお参りのご門徒さんにもそのことを伝えて、現れたらホウキで掃き出していただきました。以前、あるご門徒さんが西法寺を「カメムシ寺」と命名されましたが、この冬はそうなるかも。

10時からは四十九日のおつとめです。読経中に大きな雷が鳴り、バリバリと音がします。法事が終わり、納骨のため車に乗るとワイパーのところにアラレがついていました。道理で寒いはずです。お墓は海の近くですが、その方向の空は晴れていました。雨に降られることなく納骨も無事終了しました。これで3連休の法務は終わりです。



連休が明けると日本海はカニのシーズンです。漁師のみなさん、安全操業と豊漁を!

昼食は「てっぺん」に行ってきました。三連休の最終日。店内は大にぎわいでした。

お墓じまいの相談

メジャーリーグのワールドシリーズ最終戦は今日も大熱戦でした。昨日先発した山本投手が終盤、リリーフとして連投。逆転の末、ドジャースがワールドシリーズ2連覇を達成しました。やはり背番号18は偉大です。何しろご本願である18を山本投手は背負っておられますからね。

午後、お墓じまいの相談でお客さまがお見えになりました。普段は首都圏と京都に住んでおられるご姉妹です。町内にあるお墓を将来的に墓じまいをして、京都の大谷本廟に納骨したいと考えているとのことでした。どういう手順で考えたら良いのか説明し、3人で相談しました。

大谷本廟は、京都東山五条にあります。親鸞聖人の墓所であり、全国の門信徒がご遺骨を納めるところでもあります。私も3度、納骨のためにうかがったことがあります。本願寺が管理・運営していますので、安心です。

「こういう相談は多いんですか」とのおたずねもありました。「町内にお墓を残し、都市部に出られている方の共通した悩みですよ」とお答しました。時間をかけてゆっくりと検討されたらよろしいかと思います。

入仏法要にて

午前中は1周忌のおつとめでした。今日が祥月命日でしたから、ちょうど丸一年になります。七日ごとにお参りして、百箇日、初盆、そして一周忌と法要を重ねていただきました。

朝から肌寒く、本堂に初めて暖房を入れました。ところが、それに気をよくしたのかカメムシがどこからともなく。昨年はほとんど見かけませんでした。ことしはもしかすると大発生の年になるかもしれません。

午後、新しくお仏壇を購入されたご門徒さん宅で入仏法要です。「初めてのことで、わからないことばかりで」。

仏壇の飾り方について基本的なことをお伝えするとともに、『新・仏事のイロハ』を進呈しました。

書名どおり、「イロハ」がわかる優れた本なのです。「わからないことがあればめくってみてください」とお伝えしました。頼もしい相談相手になってくれると思います。

明日から3連休

今日は朝から冷たい雨が降っています。秋らしい爽やかな日がほとんどない10月でした。明日から3連休の方もいらっしゃるでしょうか。私の方は法事や入仏法要などのお勤めが予定されています。鳥取の予報は3日とも雨が降るようです。晴れ間をみて外仕事をしたいところです。

昨日、ご門徒さんに除雪機(愛称*十方号)のメンテナンスをしていただきました。バッテリーも交換してもらって快調に動くようになったみたいです。今年の1、2月は何度もドカ雪が降って大活躍でしたが、この冬はどうなのでしょうか。あまり出動の機会がないことを願います。

気になるニュースが2つ。
トランプ米大統領が核実験の再開を国防総省に指示したことが明らかに。実現すれば33年ぶりの核兵器を爆発させる核実験となります。高市総理は「コメントを控える」。総理は来年のノーベル平和賞候補にトランプ氏を推薦する意向のようでしたが、鈴木長崎市長のいうように、核実験を強行するなら推薦に値しないでしょう。

3年前、安倍首相を銃撃した山上徹也被告の裁判が始まりました。統一教会に家庭を壊され、自身も希望ある人生を奪われ、「広告塔」となってきた安倍氏への憎悪をたぎらせての犯行でした。被告の裁判を通じて、旧統一教会の重い罪についても明らかにされることを期待します。

年末、食料無料市を開きます

午前中、食料無料市の実行委員会がありました。次回は通算12回目。12月20日の開催となります。いつものように200世帯分の食材を準備して当日にのぞみます。今年は2回の開催、いずれも参加できなかったので、最後は参加できるようにしたいと思います。

この間、町内、市内鹿野町の米農家さんにお願いして新米210キロを確保してもらっています。先日、ご門徒さんからいただいた30キロのコメも次回、使わせていただきます。物価高騰の折、本当に助かります。

冬野菜、日用品など提供していただける方があれば、住職まで連絡ください。


元イスラエル空軍兵の講演会に

午後、鳥取市内で講演をききました。講師は元イスラエル空軍兵・ダニー・ネフセタイさん。1957年イスラエル生まれ。徴兵制により入隊。空軍で3年間兵役を務めました。

「国のために死ぬのは素晴らしい」と教えられ入隊したダニーさんは、幼少のころから空軍パイロットになることを夢見ていました。それは果たせず、「今になって思えば爆弾で人を殺すことなくラッキーだった」と。

イスラエル軍により破壊されたガザ地区の写真に胸が痛みます。

ダニーさんは退役後、旅で訪れた日本に移住し、秩父で木製家具づくりをはじめられました。平和活動をはじめた転機は、2008年、イスラエルが行ったガザへの空爆だったそうです。司令官は軍隊時代の同期の人。「普通の人だった。ショックだった」

印象的だったのは、「気づき」です。40数年前に代々木公園で敵だと教え込まれたシリア人と初めて出会います。「日本人はなぜこんな危険な人を入国させたのか」と驚いたそうですが、話してみると「敵と思っていたもの同士が、同じ人間だったのだと気づいた」というのです。

若い頃、ベトナム帰還兵のアレン・ネルソンさんの講演を聞いたことがあります。「人間ではない」と教えられたベトナム人の出産シーンを目撃したことがあったそうです。アメリカ兵への恐怖から、へその緒をちぎって女性は逃げていきました。「同じ人間だったのだ」という衝撃が、アレンさんを語り部の道に向かわせたのです。「フラッシュバックが襲うので、ギターを弾いて心を落ち着かせてから話すのだ」という姿に、戦争の悲惨さを感じました。ダニーさんの話を聞きつつ、そのことを思い出していました。

ダニーさんは全国各地の大・小中高校で講演されています。来週は北海道の利尻島へ。書籍でも平和を訴えています。「戦争をずっとしているように教えられるが、いま実際に戦争しているのは人口の2%。戦争は本能という人もいる。それならなぜ隣の人を殴らないのか。本能じゃない」

日本の防衛費は8.7兆円。ダニーさんは「1秒あたり28万円」と。新しい首相はさらに増額し、アメリカの兵器を買うようです。

開演前、坊守につれられてダニーさんにごあいさつする機会がありました。今年は東本願寺で講演し、それ以降、お東さんの寺院に招かれるようになったとよろこんでおられました。僧侶にこれからもカツを入れてください。

今日の会は、鳥取医療生協の大学習会で、若い職員さんが多数参加していました。隣に座られた専務さんによると、病院に最低限の職員をのこしてこぞって参加しているとのことです。

主催者の挨拶は寺では坊守の鳥取医療生協教育部長が行いました。話は滑ってはいなかったように思います。

ワールドシリーズ大熱戦

朝からワールドシリーズを観戦されていた方、お疲れさまでした。延長18回、劇的なサヨナラホームランでしたね。試合時間は7時間近く。大谷選手は4安打うち本塁打2本、あと5打席は敬遠による4出塁と四球で9打席全て出塁しました。

私は昼に1時間ほど観戦しましたが、決着つかず延長へというタイミングでした。

午後3時から逮夜法要があり、ご門徒さん宅へ。その時点ではまだ決着がついていません。施主さん家族は野球中継をつけ、法要にお参りされたご近所さんとみておられました。法要の間に決着はつかず、終わってお茶をごちそうになっているときに息子さんが「サヨナラホームラン打ったで」と教えてくれました。

今日の試合はメジャーの歴史に残る一戦になったのではないでしょうか。明日は大谷投手が登板予定です。

大活躍の大谷選手の背番号は17、そして佐々木選手は11、完投から中1日、それでも登板にそなえてブルペンにむかった山本選手の背番号は18。いずれも浄土教の経典『無量寿経」における48の願いのなかでキーになる数字なのです。だからドジャースを応援しているわけではありませんが(笑)、勝手に親近感を抱く住職なのでありました。

11月末の報恩講に向けて

今月は「なもなもサロン」はお休みです。早朝に京都の法衣店さんがクリーニングした輪袈裟を届けてくださいました。仏事の縮小とともに、法衣もなかなか売れず、厳しくなっているとのお話でした。その後は、過去帳を書いたり、法事でお参りしていただいたご門徒さんへのお礼ハガキを書いたり、今月の会計作業をしたりと机の前に座っての作業です。

報恩講に参拝された方への記念のタオルも発注しました。11月中旬に届くとのことです。「お菓子とわ」さんにも生姜せんべいを発注しました。みなさんにお渡しする予定です。

お預かりした過去帳ですが、最初に記載されている方は、文化年間にご往生されています。西暦に換算すると文化年間は104年から1818年まで。文化とそれに続く文政年間(1818から1830年)までは「化政文化」とまとめられます。江戸を中心に町人文化と呼ばれる歌舞伎、浮世絵や川柳が流行しました。日本史の試験でもよく出るところです。その頃の農漁村はどんな暮らしだったのでしょうね。

ハガキを書いていてはたと思います。今年も残すところあとふた月余となりました。
「ただいたずらに明かし いたずらに暮らして 年月を送るばかりなり」との蓮如上人の言葉通りではないかと。

11月末の報恩講に向けたこれからの日々は、「いたずらに明し」とならないように頑張らないと。

ご自宅で3回忌

午前中、ご自宅での3回忌の法要に出かけてきました。
仏間に入ると施主さんはじめ礼服姿の方も何人か。
「正座は頑張らなくてもいいですよ」とお伝えして開式です。
施主さんは「正信偈」を上手に読まれます。
夏でも風通しの良い仏間で、お盆参りの際に故人さまと共に読経したありし日を思い浮かべつつ、私も手をあわせました。

故人さまから見ると姪孫(てっそん)にあたる若い方は、「正座ダメでした」と途中で断念。施主さんは最後まで足を崩さずがんばっておられました。

故人さまがご往生されたのち、新しく仏壇を購入され、併せて新しいご本尊を迎えられました。金色に輝くお仏壇です。

「どこまでも届く無量光(むりょうこう)です。阿弥陀さまは、お互いのいのちが光り輝いていることを私たちに教えてくださいます。比べる世界に生きる私たちは手をあわせる時、それに気づかせていただくのです。私もそうなんです」
「故人さまが、『どうか南無阿弥陀仏と称えてください』と働いてくださっています。ご法事とは、そのことに感謝申し上げる時間ではないでしょうか」

1周忌、3回忌と、ご自宅での法事となりました。光輝くご本尊を前にお勤めするのは気持ちがよいものです。正座をして手をあわせて頭を下げる時、ご本尊の足裏の下に自分の頭が来ることも確認できます。額を仏の足につけて礼拝(らいはい)する頂礼(ちょうらい)の姿です。

みなさん、ありがとうございました。