今年最後の年回法要

今日は肌寒い日曜日となりました。午前中は3回忌のお勤めです。そしておそらく今年最後の年回法要になると思います。施主さんのお子さん、お孫さん、故人さまから見ると子ども、孫、そして、まだ小さなひ孫さんが一堂に会しました。20人以上お参りされる年回法要は、この1年を通しても2件目ではなかったかと。

施主さんの奥さんによると、「最近、ダンナがYouTubeで島倉千代子さんの『しんらんさま』をよく見ているんです」とのことでした。古関裕而さんが遺してくれた名曲です。タイガースファンには「六甲おろし」の作者としても有名ですよね。105歳でご往生されたご門徒さんが、朝起きたら「『そよかぜわたる』を歌います」とおっしゃっていたなあとよく思いだすんです。「そよかぜわたる」とは「しんらんさま」の出だしです。

ここ最近の勤行集には歌詞も掲載されていません。また音源もほとんど販売されていません。私は島倉千代子さんのCDを2年ほど前に購入しました。ご自宅にうかがう法要の際には、YouTubeかスマホに取り込んだ音源を流しています。浄土真宗がこれからも大切にしたほうがよい歌だと思うのですが、なんだかもったいないことです。

昼からは住職部屋にこもって、西法寺通信第27号を作成です。17日(水)の入稿をめざしています。週末には刷り上がり、来週1週間かけて郵送・手渡しで届けて、年内にはみなさんの手元に行くようにしたいと思います。

お寺の役員会&忘年会

今日は午前中、役員会&忘年会でした。来年も節々の法要、お寺フェス、コンサートが計画されています。そのほかグランドゴルフ大会や温泉旅行をとの希望もだされました。境内の整備を具体化する年にもなります。

忘年会では、坊守が昨日から準備したおでんを囲み西法寺の1年をふりかえるクイズ、そしてカラオケ大会とつづきました。大いに笑い、食べ、歌いました。

岩井のご門徒さんにいただいた大根、美味しかったです。

忘年会参加者では最高齢のMさんは、「孫がつくってくれた」というTシャツをうれしそうに披露されました。とてもそんな年齢と思えない、お元気な方です。

生きていくことは、もちろんままならないことがつきまといます。だからこそ、「お寺は心の居場所、よりどころ」としての役割を果たしていきたい。その思いを共にするみなさんがたくさんいらっしゃるじゃないかと心強く感じた役員会・忘年会でもありました。

今年も一年みなさんにはお世話になりました。ちょっと早いですが、良いお年を!

あみださまも値上げ?!

本願寺派が発行している月刊誌「宗報」で、ご本尊などの掛け軸の価格が改定されたとの説明がありました。目を疑いました。ご本尊、そして脇軸の3つをお仏壇には飾るのですが、一番安価なものは従来の1本1万5千円から2万5千円になりました。実に1.7倍の値上げです。説明書には、「20年間、据え置きとしてまいりましたが、消費税の増額や、社会情勢の変化により、現状の冥加金を維持することが困難に」とあります。

ご門徒さんがご本尊の買い換えを希望されたり、新しくお仏壇を購入される方には、「安くはありませんが、できましたら本願寺のご本尊をお迎えいただければ」とお願いしてきましたが、紹介するのもためらうような金額だと思います。

仏具市場は縮小の一途です。本願寺が決定したこの度の大幅な値上げも、そのことを象徴する出来事のように感じます。

西法寺通信作成中

第27号目となる通信を昨日から作りはじめました。ご門徒さんに登場していただいているコーナー、新年号は歯科医師さんです。いつもお寺のことを気にかけてくださっている方で、年末のお忙しいなか快諾してくださいました。若い頃の回り道をして歯科医師となられたお話は、若い人にも目にしてもらいたい内容です。

1ページ目は、自分で言うのもなんなのですが、地域のちょっといい話を。

昨年は12月17日に印刷所に入校していたようです。年末ギリギリまで配布していた覚えがあります。この日を期限として急いで作成したいと思います。

午前中は忘年会の準備も。ビールのリクエストもいただきました。明日は坊守も昼から仕事を早退しておでんの仕込みです。私もジャガイモの皮むきくらいは手伝わせていただきます。

ガストロノミーウォーキング?

朝、町の商工会の方がお見えに。来年、岩井温泉でガストロノミーウォーキングイベントの開催を予定しており、その立ち寄り所としてうちを利用させてもらえないかとのことでした。私は聞いたことのない言葉です。温泉地を舞台に自然や歴史にふれ、食事やお酒を楽しみながら歩いて回る体験型の観光ということでした。「飲んで歩いて大丈夫なのですか?」と素人質問をしましたが、「ちょっと飲むだけです」とのことでした。全国各地の温泉地で始まっているイベントなのだそうです。

「いいですよ、ぜひ使ってください」とお答えしました。西法寺のHPのこともご存知のようでした。イベントの詳細が決定次第、このブログでも紹介しますので、この機会に岩井温泉にお越しください。

午前中は集会室からにぎやかな声が。地元のサロンに会場として利用していただきました。会場としていた施設が現在、建て替え工事中で、その期間、お寺を使ってもらっています。高齢者のみなさんが元気に集える場所をあちこちに作っていくことは大事なのこと。ほんのささやかな地域への貢献です。

お寺の忘年会に向けて

次の土曜は役員会のあと、年末恒例のお寺の忘年会です。役員さん、世話役さん20名近い集まりになるのではないかと思います。集会室にカラオケセットも出しました。

朝、地元のご門徒さん宅にうかがったところ自宅裏の畑で作業中でした。
「白菜いらんかえ?」
忘年会も間近なので、「おでん用の大根もらえたらありがたいです」「足らんかったら、抜いて持っていってくれたらいいで」
勝手に持っていくことは流石に…。
大根2本と白菜をいただきました。

20日には市内で食料無料市も予定されています。
「何か出してもらえるものないですか?」
「ネギなら出せるで」
とのことです。

スーパーで買うよりも安いですし、つくった方の顔が思い浮かんでありがたいのです。

週末の忘年会、そして来週の無料市。楽しく、あたたかい気持ちで開けたらと思います。

その前に、役員会の準備、来年の法要案内などなどきちんとやってしまわないと!

中庭においたみかん、鳥たちが気づいてくれたようです。

恩師の著書をいただく

坊守、そして私のことを気にかけてくださっている和歌山の前住職さんより本をいただきました。前住さんは若い頃、伝道院という真宗僧侶の研修・教育施設で学ばれました。その際、教えをうけたのが著者の松野尾潮音さん。前住さんにとっての恩師です。先日、三朝温泉での会食の際に、勧めていただいた本でした。ただし、前住さんも一冊しか手もとにもっておられず、「お貸しするから読んでください」とのことでした。ところが、やはり一冊プレゼントしたいと考えてくださったようです。知り合いの本願寺職員の方に古本で手に入れてもらい、そして私のところに前住さんが届けてくださったのです。

朝から読み始め、斜め読みですが午前中に一読しました。

「はじめに」に、「お釈迦さまの仏教の根本が、お念仏のみ教えにどう凝縮されているか」を話しますよとあります。これは私も大変関心をもっているテーマでもあります。

そして、門徒としての「肚を作っていただきたい」とのお願いがあり、講演の最後は「如来さまのお心に生きる道に入ろうとする決断を」との言葉で結ばれています。私などは僧侶歴も浅く、フラフラしているので、「決断」といわれると、「いやいや、そこまではなかなか」となるのです。だから格好の書ではなかろうかと。

前住さん、ありがとうございます。今度お会いする機会に、学んだこと、そして、その学びから活かすことができたことがあるのなら、それもふくめてお話しできるよう、じっくりと読んでいきたいと思います。

昼前に家にもどると↓

こたつから上半身を出して寝ているター坊なのでした。

「卅」はなんと読む?

午前中、四十九日、そして納骨のおつとめでした。
お墓にうかがうと、自然石の大きな墓石がドーンと。
施主さんが、「納骨するにしても、お墓の前の大きな石を動かさないとできません」とおっしゃっていた意味がわかりました。人力で動かすのは難しいでしょう。石材店の若い職員さん2人が「チェーンブロック」で石を吊り上げて、ご遺骨を納骨されました。個人さまのお墓ですから写真は遠慮しましたが、初めて目にしました。どんな道具なのか興味ある方は、「チェーンブロック 三脚」で検索してください。

お墓の形は年月のなかで移り変わり、こうした自然石の墓石を目にすることは減っています。維持をすることも大変だと想像します。施主さんは、「子どもには、『私はここに入れてよ』っいっているんですが、どうなるでしょうね」と苦笑しておられました。

ところで、大きな墓石の後ろに昭和卅年建立とありました。「卅」という表記を日常目にすることはほとんどありませんが、過去帳や、古いお墓にうかがうと目にすることもある漢字です。さて、なんと読むのか、みなさんお分かりですか?

クウちゃん、お接待する

午前中、法事のため岡山からTくんご家族がお見えになりました。
古家にも来ていただいてネコたちとご対面。
シマちゃんはネコの小径で日光浴中でした。

家に入ると、居間にはナモとクウ。こたつの中にノノがいました。
ター坊は、猛ダッシュで2階に駆け上がって行きました。

Tくんが、お土産のチュールを開けるとクウは近づいてきてぺろぺろ。
ナモの分まで横取りして立て続けに2本をお腹のなかに。

さらにすりすりまで。
「かわいい〜」とTくんも大喜びです。なかなかのお接待ぶりでした。
ナモは寝ぼけ眼でしたが、身体をなでさせてくれました。

Tくんに来年のネコカレンダーをプレゼント。
またいつでも遊びに来てください。

「祭」の意味

数日、冬らしい天候が続きましたが、積もるほどの積雪もなく、助かりました。

この数日は報恩講のお礼ハガキづくりと届け、日曜の責任役員会の準備、来年の年回法要の確認などにあててきました。年回法要の案内は来週初めにはできそうです。西法寺通信も来週、一気に作成する計画です。本堂に掲示する年回札は年末になるでしょうか。

お世話になっている大工さんにお寺に来ていただいて来年の境内の整備計画について相談も。県内外で活躍されている大変忙しい方なのですが、この数年のあいだ、古屋の2回の改修、お寺の鐘撞堂の修繕、本堂のエアコン設置、そして女性の方から「おしゃれですねー」と声が上がる洗面台の設置などさまざま力を貸してくださっています。責任役員会、そして13日の役員会で境内の整備計画についての相談をするので、その事前の打ちあわせです。

今年ごえんがあって葬儀をつとめさせていただいたご家族から、「仏壇を買い求めたい」との電話がありました。日々、手をあわせる生活をはじめられるということです。そこまでお考えとは思っていなかったので、うれしさと共に、ちょっとびっくりもしました。今月中にお寺に来ていただいてお話をうかがうことになりました。

永代法要をご希望されている県外の方からも連絡をいただいて日程が決まりました。

「冠婚葬祭」という言葉があります。「祭」は法事のことです。5年ほど前、「チコちゃんに叱られる」を見ていて教えてもらいました。人は、「葬」で終わりではないということです。

日々、仏前で手をあわせることも、それがなかなか難しくて永代法要を希望される方も、年回法要にお参りいただくご門徒さんも、その思いは、いのちをつないできてくれた亡き方への感謝なのです。

来年1月は、障害を持って生まれた私のおばさんの13回忌でもありました。ふだんは施設で暮らし、休みの時だけお寺に帰って来られていました。おばあさんが本当に可愛がっていたことを思い出します。施設の職員さんの親身なケアを受け63年の生涯をまっとうされました。亡くなられた時は、まさか私が法事をおつとめするようになるとは考えもしませんでした。当時は僧侶ではありませんでしたから。「葬」で終わりではなく、「祭」の機会を与えてくださったおばさんに感謝なのです。