葬儀が終わりました。長年、姑さんの介護を担ってこられた義娘さんが涙しておられました。これは随筆家・若松英輔さんの本で知ったことですが、昔の日本人は「悲しい」「哀しい」を「美(かな)しい」、「愛(かな)しい」とも読んだそうです。まさにその通りのお姿でした。午後3時過ぎにお寺でのお勤めも終わりました。「坊守さんと食べてください」とお弁当もいただきました。ありがとうございます。
この10日間で3件の葬儀がありました。9月21日の記念法要の翌22日と23日、そして今日です。その間にも西法寺通信の作成、法事、お寺の役員会、岩井集落への「心のコンサート」のチラシ配り、なもなもサロンもありました。明日も朝からお墓じまいと納骨堂への納骨が予定されています。
お寺参りをおえてパソコンの前に座ってこれを記しています。けっこう忙しかったんだなあと。「忙」は「心を亡くす」と書きます。なんでもそうだと思いますが、私の仕事も心を亡くしてはつとまりません。多少忙しくても、私の仕事はゆとりのあるときもありますから、メリハリをつけて10月も過ごしていこうと思います。