久しぶりの草刈りへ

今日から数日は雨が降らないようなので、午後、網代の布教所へ草刈りに。草刈機を稼働させているとご近所のKさんが鎌をもって登場。「音がするけえ来てみただが」と。

玄関先の一番目立つところは根っこからきれいに刈られていました。「稲刈りしといたで」とKさん。いつもありがとうございます。毎日ブログをチェックされているので、皇帝ダリアのことも気にしておられました。

私は残りの部分の草を2時間ほど刈りました。しかし、今日だけでは到底、終わりそうにありません。植栽も伸び放題になっています。

ソテツもこの通り。

それにしても肌寒い。蚊が活発に活動していて何箇所か刺されました。

続きは金曜日の午後にでも。

身を切るのではなく、民意を切る

新政権の形がどうなるのか、日々、洪水のような情報です。
あ然とするのは、衆院の比例定数を削減することを連立政権入りの「条件」とする維新の会、それをのもうとしている高市総裁ら自民党幹部の姿勢です。

小選挙区は一人しか当選できない制度で、1位以外に投票した票は全て死票となります。比例区は、民意を反映する制度です。この部分を削るということは比較第一党に圧倒的に有利となります。

維新が圧倒的な議席を占める大阪府議会では、53ある選挙区のうち、1人区が36もあるのです。そして、議員定数79のうち維新の会が51議席を占めます。

昨年の衆院総選挙で維新の会は、自民党の裏金問題を口では厳しく追及し、維新が政権入りすれば自らは消滅しかねないので、選択肢としてないなどといっていました。人はあくる日には前日のことの7割を忘れるそうですから、忘れてしまったのかもしれません。政治とカネの問題を、いつの間にか比例定数削減にすり替えてしまえるのですから。

さすがに、党内から反対・慎重意見が相次いで、連立ではなく、閣外協力をとややトーンダウンしているようですが、どうなのでしょう。

この問題は、どの党を支持するか如何に関わらず、民主主義、選挙の根幹に関わる大問題だと思います。こんなことをまともな論議抜きに強行する政権が生まれたら、他にも何をしでかすかわかりません。

「身を切る」のではなく、「民意を切る」のです。
彼らの口車にダマされないでおきましょう。

あとふた月

午前中、法事でお参りされていた現役の看護師さんに聞きました。

「コロナの抗体の期間はどれくらいなんですか?」

「4か月ほどですよ。私は2回感染しました」

8月中旬に発症した私の場合、あと2か月ほどしかありません。感染は下火になっているそうですが、引き続き気をつけないといけませんね。

午後はお墓じまいのお勤めが2件ありました。まず田後へ。墓碑を一つしまうとのことでした。よくお寺にも参っていただいている90歳をこえるお母さんは今日はいらっしゃいませんでした。息子さんによると昨日もグランドゴルフをしていたとのこと。今度、コツを教えてもらわないといけません。

次は網代へ。こちらは平野部にお墓を移動されるとのことです。管理者である自治会長さんに署名が必要でしたので、ご門徒さんをお連れしました。お墓に戻り、小雨混じりのなかご一緒に手をあわせました。

帰りがけ網代の道場に立ち寄りました。

皇帝ダリアは葉を伸ばしていましたが、咲いてくれるかどうか。

境内は草ぼうぼうです。これだけ雨が続くと伸び放題になってしまいます。晴れ間をみつけて、草刈りしなきゃ。

初グランドゴルフ

昼間、雨は降らず予定通り鳥取因幡組仏教壮年会グランドゴルフ大会が開催されました。
今日は午前中、葬儀があり、葬儀会館から火葬場でのお勤め、そしてお寺に帰って午後は岩井でグランドゴルフ大会に参加。夕方、ご自宅にうかがっての還骨法要となります。

初体験のグランドゴルフですが、残念ながら18人中最下位でした。

1時間ほどで5000歩も歩いたので、いい運動になったと思います。和気あいあいで流行るのもわかるなと。2人の方がホールインワンを達成しました。

岩井のグランドゴルフ場は芝で覆われており、土のグランドとはまた違う楽しさ、難しさがあるようです。「来年もまたここでやりたい」との感想もありました。

お寺でもグランドゴルフ大会ができたらいいですね。壮年会の方たちと相談したいと思います。

タイガース愛

昨日、門徒さんがご往生され、今月3件目の葬儀となりました。
朝、葬儀会館に臨終勤行でうかがい、故人さまの人柄などうかがいました。
大の阪神ファンで、法被姿です。元気だった頃は甲子園球場にも観戦に出かけられたそうです。県西部の米子市にタイガースが試合で遠征してきた時は、娘さんに連れられて観戦に行ったということでした。
ご家族から「法名に虎をつけてもらえないだろうか」とのお願いが。
何を隠そう私も阪神ファンです。昨日の森下選手のサヨナラホームラン、すごかったですよね。

法名に動物の名前は普通つけないのですが、「號ならつけられると思います」とお答えしました。「號」は「号」の旧字体です。虎のように大きな声で叫ぶという意味があります。
葬儀用の勤行集は旧字体が使われています。

「名號」とは仏の名前のことです。「名」は「夕」(ゆう)と「口」(くち)からできています。暗がりで名を名乗るという意味があります。阿弥陀仏は、自ら、「南無阿弥陀仏」と大きな声で私たちを喚びつづけていると私たちは名号を味わっています。

ということで、「虎」と「南無阿弥陀仏」、両方兼ね備えた「號」を法名の一字に加えさせていただくことにしました。

永六輔さんのことば

西法寺通信と来年の法語カレンダーをほぼ、配り切りました(と思います)。配っていただいた世話役のみなさんありがとうございました。手元に残ったカレンダーは10冊ほど。あと何冊かはお渡しするとして、お寺の分は年が明けるまで保管です。1週間ほど前、町内を配って歩いていた時、「毎年何が書かれているか、楽しみにしているんです」とある御門徒さんがおっしゃいました。そういう方は少なくないと思います。

しまう前に、来年はどんな言葉が出ているのかなあとめくってみたのですが、8月の言葉に、「そうだよなあ」とうなづかされます。

関係あるのに関係ないと遮断してしまうのが私たちです。関係ないいのちと線引きすることは争いの原因にもなります。私たちは網の目のようにつながって生きている、生かされているのですから。お釈迦さまの説かれた縁起をわかりやすくいうならばこうなるのかもしれません。

どなたの言葉かな?と最後のページを確認すると、なんと永六輔さんの言葉だったのです。どこでおっしゃった言葉なのか。本願寺出版社から出ている『月々のことば』を早速注文しました。法語カレンダーの解説本なのです。

お寺に生まれた永六輔さんは、ラジオ番組で「南無阿弥陀仏」のお念仏の意味をお話しされたことがあり、それを収録した岩波新書を今も時々、読み返すことがあります。

何年か前に、毎月の言葉を法事の際の法話でお伝えすれば12バージョンできるなと思って挑戦しようと思ったことがあったのですが、ひと月分もできませんでした。毎月とはいかなくとも、せめて1月は頑張ってみて、できたら次の月もという感じで、再チャレンジしようかなと思います。

にわか勉強しています

今日は曇りのち晴れ。明日から週末までは雨予報。グランドゴルフ大会が予定されている土曜日の午後も今の所雨予報です。もう、大会は中止になるだろうと予想。研修会になった場合の内容を昨日からずっと考えてパワーポイントにまとめました。これではいけないのですが、久しぶりに本をたくさん読み、また広島仏教学院の真宗講座の動画を立て続けに視聴しました。

お盆法要のために準備した戦後80年の話を一つ。
もう一つは、どうしたら教えは伝わるのか。
後者は私自身が念仏者の先輩から学んだことを入り口に。
教えの中身は変わりませんが、どのようにすれば伝わるのかは、本当に大きなテーマですし、また、苦戦していることでもあります。


難しい話になれば、みなさん聞いておれません。何しろグランドゴルフを楽しみにきて、中止になったら法話なのですから。

少しでも、「澍法雨」〜仏さまのお慈悲が草木をうるおす雨のように降り注ぎ、私たちの心をうるおす〜となるように頑張ってみたいと思います。

義援金を送りました

朝、岩井の郵便局から日本赤十字社とユニセフに20,090円ずつ、送金しました。先日の「心のコンサート」でお預かりした募金です。

イスラエルとハマスの停戦合意の第一段階としてハマスが人質を解放、イスラエル側も拘束していたパレスチナ人の釈放をはじめました。停戦に向けた大きな前進です。

ハマスによる攻撃でイスラエルでは1200人が殺害され、イスラエルによる集団虐殺で67,000人ものガザの人びとが命を奪われました。

ガザ地区はがれきの山です。これから行方不明となっている方たちの死亡が確認されることになるのでしょう。痛ましいことです。

同地区の半分以上はイスラエルに占領されています。我が家を失った人たちが大勢いるのです。

ガザ地区への大規模な人道支援の再開が急務です。

そして、一時的ではない平和を、今度こそ願います。

晴れの日も雨の日も

三連休の最終日。朝、納骨のおつとめへ。降ったり止んだりの雨模様でしたが、ご家族、親せきのみなさんが集まった頃には晴れ間がひろがりました。つぎは11月に百箇日のおつとめにうかがう予定です。

18日の土曜、仏教壮年会という集まりでグランドゴルフ大会が予定されています。会場は岩井です。ただ今週は雨予報の日が多いようです。中止の場合は、西法寺で法話を聞いていただくことになっています。しかも1時間も。さすがにアドリブでカバーできる範囲ではありませんので、中止を想定して今日から準備をはじめたところです。

「澍法雨」(じゅほうう)ということばが『無量寿経』にあります。仏さまの私たちを思ってくださるお慈悲が、草木をうるおす雨のように降り注ぎ私たちの心を潤すという意味です。雨が降った場合は、まずその話からはじめる、ということだけは決めました(苦笑)

でも、ほんとは晴れてほしい!

今年も報恩講タオル

昨日のコンサートの余韻を残しつつも、本日は午前中法事が2件と通常に戻りました。
施主さんからみるとお祖父さん、そしてお父さんの法事が今年にあたり、50回忌と33回忌をあわせてお勤めさせていただきました。2件目は、7回忌の法事でした。
いずれのお勤めでも、いっしょに読経される方がいらっしゃいました。浄土真宗で称える経典・お聖教は難解ではありません。じっとしているよりも、声に出すと心地よいのです。

午後は、パソコンの前に座り、会計作業と、11月末の報恩講の記念品の作成です。
昨年、参拝記念のタオルをお参りされたみなさんにお配りしたのですが、思いの外、好評でした。今年も同じようにタオルを差し上げたいと考えていますので、お楽しみに!