ノノちゃんのその後

今日はノノちゃんの通院日でした。


熱は下がり、ネコの平熱37.9℃、体重は4.52キログラムでした。ご飯も食べられるようになり、体重も維持していました。


先生の見立ては、点滴のおかげもあって老廃物が外に出せている状況とのこと。このまま毎日、点滴を続けていきましょうとのことでした。

病院に行くことは相当のストレスになるようです。今日は帰って、いつもの窓際ではなく、玄関の土間で寝ています。


退院してから毎日、250㏄の点滴を夜、投与してきました。脱水は腎臓への負担が大きく、点滴はそれを防ぐために大切なのです。私がノノちゃんの後ろから両前足を押さえて、坊守が注射を皮下に刺してという形で点滴を投与しています。

ノノちゃんの腎不全は先日お知らせしたように、回復の見込みはありません。それでも、ノノちゃんは尻尾をピンと立てて、「ナー、ナー」と鳴いています。機嫌はいいようです。ナモ、ター坊、クウちゃん、ノノちゃんと4匹で集まっているところを見ると、ホッとするような、ちょっと切なくなるような。

次の通院はお盆明けの8月19日です。年間でもっとも忙しい時期にさしかかりますが、法務第一、ノノちゃん第二くらいの気持ちでいこうと思います。なにしろ、雪の日に助けを求めてやってきてくれた小さないのちがこんなに頑張っているのですから。

ゆかむり班で熱中症予防

今日は医療生協の班会の日です。暑い中、8人が集まりました。

まず熱中症予防について。熱中症で救急搬送される人が多いそうです。エアコンを上手に使用することや、のどが渇いてなくても1時間ごとにコップ1杯、1日あたり1.2リットルを目安になどなど説明がありました。

親指の爪を押してみて色がすぐにピンクに戻らないと脱水症状なのだそうです。みなさんもやってみてください。

寝る時にクーラーをつけっぱなしにしているか、それともタイマーを設定するかについて、「他の人はどうしとっだあ」と意見交換。「クーラーの風が直接あたると寒くて起きてしまってまた切って、朝だるい」「朝まで26℃でつけっぱなし」「扇風機を使って調整している」「24時間つけたままで一定の温度にしている」などなど。

脳活性化のエクササイズ、シナプソロジーも少し。2つのことを同時に行う、左右で違う動作をするといった普段と違うことをして脳に刺激をあたえるという手法です。基本、できないので、笑いも起こります。

次回は8月28日です。班会をがんばったご褒美?として医療生協さんから報奨金をいただきました。暑い時期をうまく乗り越えてまた集まりましょう。

マイナ保険証

毎年7月に新しい紙の保険証が役場からとどいていましたがか、今年は「資格情報のお知らせ」という通知が届きました。紙の国民健康保険証ではなく、これからはマイナ保険証を利用してくださいとのことです。マイナ保険証を持っていない方には、「資格確認書」が送られるそうです。

期限の切れた紙の保険証でも来年3月末までは受診できるようなので、あわてて廃棄することもないでしょう。

私の次の受診日は10月ですが、紙の保険証が使えるならそちらでいってみようかなと。

マイナ保険証を持っていない方は約2800万人、5年に一度のカード更新が必要な人数も約2800万人にのぼります。うっかり更新を忘れて保険証が使えないというトラブルが起こっています。

先進国で保険証とマイナンバーカードを一体化させている国は日本以外みあたらないそうです。

希望する人には従来の紙の保険証を交付するという対応ができないのでしょうか。

なもなもサロンにて

今日は朝、墓じまいのお勤めで網代へ。車を降りて歩いていると携帯がなり、見上げると手を振る方あり。わかりますかね? 

お盆前に新しいお墓が平野部の墓地に完成するそうです。

昼間は月一回の網代なもなもサロンです。お弁当を囲んだ後はIさんの長崎みやげのお供えをみなさんと一緒にいただきました。写真を撮り忘れてしまいましたが、手作りもなかでした。あんと皮が別々に入っていて、自分で詰めてというスタイルです。皮はパリッと中は甘くてとてもおいしかったです。ご近所のNさんは、「Iさんに会ったらお礼いわんと」。はい、よろしくお願いします。

来月のお盆の最終日、網代では花火大会があります。「網代の花火がいちばんいいでー」とみなさん口々に。湾内から打ち上げられる花火は大迫力。今年も出かけたいと思います。

サロンの終わりはいつものように玉手箱体操です。

暑いなかでの集まりでしたが、みなさんのにぎやかな話し声、笑い声がひびき、楽しいひとときでした。

専門家の見解は?

午後、市内のご門徒さんのお家で入仏法要をお勤めしました。施主さんのご家族、娘さん夫婦とお孫さん、そして施主さんのお母さんが、あらたにお迎えした仏さまに手をあわせ、『正信念仏偈』を読みました。みなさん上手です。最初は張り切って本を手にしていた小さなお孫さんは途中で大泣きしていましたが、終わる頃には機嫌もなおったようです。

施主さんは気象庁にお勤めです。この暑さについて少しお聞きしました。
梅雨前線を高気圧がおしあげ、ほぼ雨が降らなかったこと、雨が降っているのは山間部が中心で、鳥取の沿岸部は当面、まとまった雨が見込めないとのことです。島根県では渇水対策が検討されており、鳥取県もこのままの状況が続けば検討しないといけなくなるかもとのことです。断水による給水車という幼い頃の記憶がよみがえりました。


「お盆の時期はどうなりますかね?」
「暑いと思っておいてください」

うーん。例年以上に、お盆参りの暑さ対策を考えないといけません。

暑い!暑い!

今日は朝、お寺の清掃を行いました。朝から暑い! 6人で境内の草刈りや縁の雑巾掛けです。みなさん、ありがとうございました。

その後、午前中は四十九日と納骨です。本堂はエアコン全開、サーキュレーター2台稼働です。外での納骨は「靴底が暑い」との声が上がるほど。それでも時折、風が吹いて助かりました。

午後は市内のお寺で研修会です。車で向かうと、鳥取砂丘付近の気温計が38℃と表示されていました。

少し早めに着いて近くの店で昼食です。ちょっと歩いただけでくらくらしそうです。

研修では、養護学校の教員として働く副住職さんが、「共生社会の形成に向けて」とのテーマで講演。時々、参加者をあてつつ授業形式で進行し、みなさん寝落ちすることなく参加されていました。

合理的配慮ということに説明がありました。障害者から困りごとがあったときに対応する義務が事業者や教育期間に発生するというものです。事業者側の負担が重すぎない範囲という線引きはあるそうです。利用者側と事業者側が対話によってベストを探るということにポイントがあるようです。

可能な範囲でできることをお寺でも検討しようということになるのでしょう。

これからのお寺についてヒントになった研修会でした。

胸が震える(続き)

今日はこの3月3日のお話の続きです。
昨日、ご門徒さんがお寺にお土産を持って来られました。故人さまの実家、長崎のお寺での納骨が終わり、ごあいさつに来られたのです。建築関係の仕事をされているだけあって、お寺の写真なども撮っておられ、「柱は鉄筋でしたで。中は木造。立派な本堂でした。小高いところにあって下に墓地や駐車場がありましたで」などと説明していただきました。

故人さまのご遺骨は、先月、親戚の方が引き取りに来られたそうです。そのお世話もご門徒さんが率先してなされたそうです。ご門徒さんが長崎まで出向いて親戚の方を訪ね歩かなければ、どこでどういう生活をされ、亡くなられたのか、みなさん知ることもなかったでしょう。

納骨式が無事に終了し、親戚の方々からずいぶんと礼をいわれたとおっしゃっていました。感心しつつ、お話を聞かせていただきました。

「Iさん、本当によくされました。ご苦労様でした」
「住職さん、最後までやらんと気が済まんですが」

お供えでいただいた長崎のお土産は、網代のサロンのみなさんにお裾分けさせていただきます。

食料無料市にむけて

8/2に行われる食料無料市に、JA葬祭のKさんから、シャンプーや石けん、そして日用品などを提供していただきました。お寺からは、この間の葬儀・法事のお供えをあわせて届けたいと思います。町内のOさんから未着用の服を数点、おあずかりしました。みなさん、ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

私は当日、法務のため参加できませんが、実行委員会に届けます。夏野菜、日用品、お菓子など協力いただける方は住職までお知らせください。

昨日、よくブログを見ていただいている町内の方からノノちゃんへのお見舞いの言葉をいただきました。昨日の夜、ご飯を口にし、今日の朝は点滴をがんばってうけてくれました。心配してくださっているみなさん、ありがとうございます。

ノノちゃんについて

きょうはノノちゃんについてお知らせがあります。

2月の大雪のさい、勝手口に助けを求めてやってきて以来、保護してきたノノちゃん。

夜中に、ター坊とクウちゃんが「エサをくれ」と私を起こすのです。ノノちゃんもくっついて、このときだけは、私にスリスリするようになっていました。ふだんは坊守に甘えても、私に近づいてくることはありません。この3匹は日を追うごとに仲良くなり、結束して私を起こすようになっていたのです。

しかし、10日ほど前、吐き気がみられ、ぐったりとするようにもなり、先日の連休前に坊守が動物病院に連れていきました。

結果は重度の腎不全。完治する見込みはなく、ステージ4という状態でした。即入院し、できる限りの処置をしていただきました。野良時代から病気をわずらっていたようです。数日の入院をへて、家で過ごす方が良いとのお医者さんの判断もあり、昨日、かえってきました。

坊守が夜中にケージから出して、大好きな長座布団の上へ。ター坊とクウちゃんは、心配しているのか、ノノちゃんと鼻のあいさつを交わし、近くで寝ていたようです。

今日の朝は動物病院で点滴を投与。明日からは家でも毎日、点滴をすることになりました。

残された日々がどの程度かわかりません。ノノちゃんが好きになってくれた古家で、ネコたちに囲まれて穏やかに過ごしてくれたらと願うばかりです。

テンプル食堂

鳥取市鹿野町のお寺で、コロナ禍のなか、本堂で食事支援、子ども食堂をはじめたお話を興味深くききました。講師は石川県小松市にある本光寺の八幡真衣さん。5年前からとりくむ「テンプル食堂」です。とにかく集まれる場を作りたいと、近所の八百屋さんに食材提供をお願いしたり、走り回って開催にこぎつけたそうです。

第1回目は、予想をはるかに超える80人が集まり、足りない分は急きょ購入にお母さんが走ったほど。回を重ねるごとにご門徒さんの間にもスタッフとして参加する方がひろがり、現在は月一回、100人ほどが集まるそうです。シングルマザーをはじめ、悩みを抱えている人たちが集まり、一緒に時間を過ごそうと思い、はじめたとのことでした。また、能登半島地震の被災者の皆さんへ当初から支援物資の搬送、食糧・食事支援にとりくみ、いまも継続されています。

活動はさまざまに広がりをみせ、スタッフの自動車整備士さんは、希望する方のタイヤ交換を引き受けて、その分の収益を子ども食堂に寄付しているそうです。また、被災地での支援を知った地元スーパーから食材の提供も。

「非当事者だからできることがある。お寺だからできることがある」

八幡さんの活動が、さまざまなご縁をつないでいるようすが生き生きと伝わってきました。

活動の詳細はこちらのインタビューを参照してください。

https://tarikihongwan.net/category1/souryo/29638.html/2/