冬をたえ満開の水仙

畑に植えっぱなしにしている水仙が、今年もきれいな花を咲かせてくれました。厳しい冬を耐え抜いて見事なものです。

職場を飾るため朝、坊守がつみとりました。この4月から鳥取医療生協に入職される方を歓迎するとのこと。新入職員の方たちは緊張と不安と期待のなかこの4月、ふみだされるのでしょう。

スペインやポルトガルが原産。中国を経て平安時代に日本にやってきたそうです。歴史ありですね。ということは世界各地でおなじような花が今咲いているということになります。

さて、私の方は朝から西法寺通信とお寺フェスのチラシの最終チェック。いくつかの間違いを発見し、訂正。そして入稿。

さらに、お寺フェスのチラシもできました。朝から調子よく進んでいます。

午前中はお寺フェスに協力していただく仏具屋さんとの打ち合わせ、そして年度末のなもなもサロンへ。

3月も今日で終わりです。早いなぁという言葉しかでてきません。

お寺の未来と可能性

午後、市内で「お寺の未来と可能性」についてをテーマに講演会がありました。講師は「お寺の未来」代表理事の井手悦郎さんです。寺院や宗派に対するコンサルティングをされています。本日の私の役割は受付でしたので、開演から少し遅れて会場内へ。

井手さんは豊富なデータをもとにお話しされました。なかでもこの図はなるほどなと。

今日は2023年に井手さんが書かれた『これからの供養のかたち』を持って行きました。

付せんを貼って何度か読み返した本です。社会、家族の在り方が変化する中で、お寺にはかわらず大切にするべきことと、変化に対応しなければいけないことがあると学ばされた本でした。

講演会には83人が来場されました。こうした研修に僧侶だけでなく、その何倍も門徒さんが来てくれる。これが浄土真宗のつよみであると考えます。

お寺からは5人が参加しました。「うちの寺は一歩踏み込んでるから。やってることも多いと思いながら聞いたで」と頼もしい感想も。それはみなさんが自分ごととして関わってくださっているからに他なりません。お寺はみなさんをつなぐことができるし、それがみなさんにとっても楽しかったりするのです。そこにこそ、お寺の可能性はあると住職は思っています。

花より団子

朝からお寺フェスのチラシ作りを続行。11時から四十九日のお勤めです。故人様のまだ幼いお孫さんが「なんまんだぶ」とつぶやいて場が和みました。式が終わると大きな声で、「ありがとうございました」。その後、お寺の納骨堂に納骨をさせていただきました。納骨堂の前には桜の木があります。今年はまだつぼみのまま。

こちらは昨年4/1の桜です。一週間後なら桜を楽しんでいただけたのですが、ちょっと残念でした。

お参りされていたご門徒さんから手作りのさくら餅をいただきました。見た目にも美味しそう。この方のお孫さんはさくらさん。寅さんが好きだからかもしれませんが、いい名前ですよねー。

今日のところは花より団子。さくら餅、ありがたくちょうだいしました。

お寺フェスに向けて①

西法寺通信の作成とともに5/18の第3回お寺フェスのチラシにも着手しました。通信と同時にお届けすべく、本日は残業しております。

昨年の桂出丸師匠と桂小鯛さんの落語、腹を抱えて笑ったなぁとクスッとしながら作っています。

今日は朝、法事でお参りのご門徒さんから新鮮なホタルイカをいただきました。息子さんがとってこられたものです。ありがたくいただきます。

イカのミソが濃厚で、びっくりするほど美味でした!

旧統一教会に解散命令

一昨日、東京地裁は旧統一教会に解散命令を下しました。命令が確定すれば宗教団体の資格を失います。長年の正体を隠した勧誘や高額献金などが民法上の不法行為にあたり、「解散命令は必要」と地裁はのべました。旧統一教会側は、被害者を「背教者」とよび、まったく謝罪も反省せず、活動を続けるとしています。

私もある方の家で旧統一教会から750万円で亡き父が購入したという多宝塔を見せられてびっくりしたことがあります。

今回の解散命令は信仰への迫害ではありません。何を信じるのも自由ですが、反社会的な行為は許されないということなのです。

被害を受けた方たちを救済するための措置を政府と国会がすみやかに行うことをつよく希望します。

もうすぐ入学シーズンです。こうしたカルト宗教は大学の新入生をターゲットにします。解散命令は大きな一歩ですが、これで被害が止まるわけではありません。新たな被害者にならないよう、何かおかしいなと思ったら、学校や家族に相談してください。

ウグイスの初音を聞きました

今日は朝7時まえから西法寺通信の残りに取り掛かり午前10時過ぎにお寺を出発し、市内で午前11時から葬儀。お寺に帰ってきて午後4時前に還骨法要を終えました。

さて、昼間に火葬のため因幡霊場へ。駐車場を降りると、遠くの方から、
「ホーホケキョ」

このブログを読んでくださっている方なら、私の耳には、「法を聞けよ」と聞こえることをご存知でしょう。

みなさんのお住まいのところでは、もうウグイスは鳴いていますか?

午後は医療生協の班会もありました。私は欠席しましたが、みなさんケーキとコーヒーで茶話会をされたようです。私にもケーキがありました。夕方、エネルギーが切れていたのでパワーをチャージしました。この班会には、年に一度、レクレーションの補助として参加者1人あたり500円が支給されます。なんて素晴らしい!

過去帳記載とお寺フェスのチラシは明日、がんばります。



西法寺通信第24号を作成中

通信の最新号を昨日から作成中です。ご門徒さんへのインタビュー記事は完成し、今日は朝から1頁と4頁を作っています。1面では、先日の「寺院葬説明会」の様子を中心に。見出しが決まらず、「うーん」とうなっていましたが、「おごそかに あたたかに」ということでいってみようかと思います。4頁のクロスワードパズルは昨日、私が寝ている間に坊守が作ってくれました。感謝。

あと残すは3頁です。夕方にはお通夜に出かけないといけないので、今日はここまで。

週末に印刷所に入稿して4月の頭から配布する予定です。
もう一つ、5月18日のお寺フェスのチラシも作成しないといけません。
さらに、書かないといけない過去帳が3冊まだ手元にあります。これがまた大仕事です。
明日26日は葬儀ですから、夕方までは他のことができません。

土日もスケジュールがきつきつです。


追い詰められないと力を発揮できないタイプなのですが、木、金はかなりがんばらないといけない感じです。

梅は咲いたが桜は

ここ数年は3月のはじめに咲いた梅ですが、今年は今が満開です。気のせいか、例年より花びらが多いような。

家の中からは中庭を眺めるのが大好きなナモがじーっと。彼女も花見中?

一方、境内のしだれ桜はというと

まだこんな状況です。鳥取の開花予想は3/27 満開予想は4/2とのこと。こんな硬いツボミなので明々後日に開く花があるとはちょっと思えません。

2月は連日の大雪に悩まされ、3月は忙しく過ごしてきました。今週は西法寺通信作り、あさってが葬儀、週末は法事が予定されています。

あと1週間ほどで4月です。この田舎にも確実に春はめぐってくるようです。あとはウグイスの初音が待ち遠しい。

寺院葬説明会を開きました

「西法寺公開セミナー」の第1回と銘打って、午後、「寺院葬説明会」を開きました。お寺の役員の方、近所のご門徒さん中心に17名が参加されました。

私から寺院葬について説明し、地元の葬祭会館の方から寺院葬プランの提案、そして、寺院葬を経験されたご門徒さんに発言していただきました。

昨年、西法寺としてアンケートをご門徒さんにお願いしました。「寺院葬について関心がある」との回答が約半数の方からあり、それに応える機会として初めて開催しました。

私が思う寺院葬のいいところは3つです。
①ご本尊を前に、厳かに儀式が執り行われる。
②葬儀会館に比べて経費を抑えることが可能。
③お寺として、ご遺族の気持ちに寄り添った儀式にすることができる。

現在、葬祭会館で葬儀を行われる方が大半ですが、「お寺でもできるんですよ」という選択肢を提案できたことは意味があったのではと思います。やっぱり、「いざ」、というときには複数の選択肢があった方がいいですから。町内のお寺さんの中にも寺院葬に力を入れておられるところが複数あり、檀家の方から喜ばれているということです。

今日の内容は、4月発行の西法寺通信で紹介する予定にしています。

セミナーと銘打った以上は、今後もこうした研修会を継続させていきたいと考えています。

寒さも彼岸まで?

午前中、四十九日、そして納骨へ。浦富海岸→田後と車で移動してご門徒さんに届け物をすませ、田後→網代の道を走りました。浦富海岸、そして県道の脇の駐車場や展望台には観光客の姿が見られます。この素晴らしい風景と波の音を楽しんでおられるのでしょう。

網代道場の上から海を眺めるとその先には鳥取砂丘が。

ちょっとした気分転換になりました。

明日は寺院葬説明会と役員会があります。帰って仕事します。

それにしても汗ばむような陽気ですね。