年頭にあたって

昨夜の除夜の鐘には、ご近所の方を中心に70人ほどがお越しでした。小さなお孫さんもおおぜい。用意したお菓子や甘酒も喜んでくれたようです。

貪り、怒り、愚かさという煩悩から私たちは逃れることができません。「だからこそ救わなければ」と阿弥陀仏は前屈みになって立っておられます。そのことにハッと気付かされた時、自らと向き合うことができるのだと思うのです。

新年にあたり、朝、改めてその立ち姿を拝見。「よし、また1年」と思いを新たにしました。

今年も田舎のお寺の徒然を連日、記していきますので、どうぞよろしくお願いします。