心のコンサートをひらきました

秋晴れの1日、「第14回 西法寺心のコンサート」をひらきました。出演は大須賀ひできさん(元デューク・エイセス)、玉木孝治さん、拓人さん。42人が来場。第一部は楽しく、第二部はしっとりと聞かせていただきました。

ここでデュークの名曲「京都 大原三千院♪」からはじまる「女ひとり」を聞くのが秋の楽しみなのです。そして古関裕而さん作曲の「しんらんさま」。仏教讃歌の名曲です。大須賀さんの歌声が本堂を包みました。

今回は「弾き語り」も。小野和子原作「風の縦笛」(語り作品)です。戦争で引き裂かれた夫婦の物語でした。今も世界で同じような苦しみを背負わされている人が無数にいます。胸が詰まります。平和のためにできることをしないとと思います。

能登半島地震被災者支援募金、そしてガザの人道支援募金をあわせて52000円近くお預かりしました。みなさんの善意を連休明けに届けます。ありがとうございました。

ノーベル平和賞受賞にふれて

日本被団協がノーベル平和賞を受賞することが決まりました。若い頃から核兵器の問題に関心があり、幾度も被爆者の方から証言を聞く機会にめぐまれました。みなさんのご苦労に心から敬意を。核兵器のない世界をはやくとの思いを新たにしています。

核兵器の開発、製造、保有、使用を禁じる初めての国際条約、それが核兵器禁止条約です。その成立に向けて、被団協のみなさんは国際署名をすすめ、内外で1370万筆を超える署名を集めました。条約発効の原動力になったことも受賞の理由のようです。お寺でもお参りの方に署名をお願いしました。私も署名したひとりです。

日本政府はアメリカの核を抑止力としている立場で、条約を批准せず、核兵器の即時廃止の立場でもありません。石破首相もしかりですし、共同保有などというありえない論を唱えていらっしゃいます。そのことを県民のみなさんはご存知ですか? 

核兵器の使用を食い止める大きな力となってきた被団協のみなさんです。新たな核使用の危険が広がる今の世界へ、改めて核兵器の非人道性を、そして決して使用してはならないというメッセージを、ノーベル委員会は発信したのだと思います。

ちょうど総選挙です。日本のメディアはこの世界的な大ニュースにふれて、各党に問わないのでしょうか。みなさんの選択のなかに、条約批准の立場なのか、それとも反対なのかを加えてください。

コンサート前日

早朝から明日の会場準備です。仏具を余間にあげ、椅子を40脚並べました。いい天気です。ひと汗かきました。

明日の会場は午後1時、開演は1時半です。

チャリティーコンサートとなります。休憩時間に被災地支援の募金をよびかけます。募金は住職が責任をもって送金します。ご協力よろしくお願いします。

町内の方は、「学校給食の無料化を求める署名」にもぜひご協力ください。こちらの方は目標1000筆に対して750筆集まっているそうです。

コンサート2日前

あさっては本堂でのコンサートです。毎年のように参加されているSさんから、「今年もいきます」との連絡がありました。この日は町内でもイベントが重なっているようで、ケーブルテレビの取材はありません。各地、盛会ならそれでいいのです。

きょうは雨も上がって掃除には絶好のコンディション。午後、1時間ほどかけて本堂の縁を水拭きしました。いつものことですが、ぞうきんはすぐに真っ黒になります。

ぞうきんは
他のよごれを
いっしょけんめい拭いて
自分は よごれにまみれている

榎本栄一さんの詩の通りなのです。相手の身になってというのか、たまには自分ではない目線から物事をみてみることの大切さを教えられます。

境内には鳥もよく飛んできます。かれらはフンを縁によく落としていきます。今日はしっかりと拭きとったので、明日、あさっては落としていかないようにと、まったく自分の都合でしか物事を見ていない私なのでした。

念仏の文化

午後、逮夜参りのため田後へ。「この家からうちの旦那はでたです」と女性がふたりお見えでした。年齢は90代です。

集落には亡くなった方がでると七日ごとに集まる風習がありました。念仏といいます。最近ではずいぶん少なくなりましたが、私は素晴らしいことだなあとよばれるたびに思います。

このおふたりは西法寺のご門徒さんではありませんが、「正信偈」を上手に読まれます。これまでこうした場に幾度も立ち会われたのでしょう。来週も会いましょうとあいさつしてお別れしました。

念仏が終わると外は強い雨降りです。近所のご門徒さんに書き終えた過去帳を届けました。

あすの天気は思い通りになりませんが、外掃除をしたいので晴れてほしいところです。

田後の港から

雨降りの1日

今日は朝から雨模様です。土曜のコンサートに向けて本堂の縁の掃除や、境内の草刈りをしたいところですが、断念。木曜はいい天気のようなので、先延ばしします。

数日前に郵送した西法寺通信が1通、帰ってきました。宛名、住所とも間違いなし。30分ほど車を運転して市内のご門徒さん宅へ直接届けに。娘さんが「あっ、西法寺さん。ご苦労さま」と玄関から出てこられました。

これまでは郵便でちゃんと届いていたのに、なぜ?? 集合住宅ですが、特にわかりにくいところではありませんし、玄関先に表札もでています。今回はクリックポストというサービスで初めて送りました(1キロまで184円。サイズの制限あり)。郵便ポストに投函するので、郵便局の方が配達されていると思っていたのですが、違うのでしょうか?

お寺に帰って過去帳への記載です。こちらは町内の方ですから、明日にでもお届けしたいと思います。

合間に読書を少し。
寺院の『月刊住職』という業界誌を購読していますが、漢字のルーツを探る短い連載があり、毎回、楽しみにしています。今月は「米」。元は穀物の実を脱穀した穀粒の総称として使われる文字なのだとか。中国ではその本来の使い方が残っていて、ポップコーンは「爆米花」。日本でははるか昔から稲の実だけを表す専用の文字として使い続けてきたそうです。「米」のつく苗字のご門徒さんのことが思い浮かびました。それだけ米と私たちは縁があるということなのでしょうね。ちなみに米という文字が、米作りには八十八の手間を費やすことからきているというのは全くの俗説なのだそうです。

Yさんの「ひとめぼれ」

昼間町内のコメ農家Yさんのところへ。収穫したばかりの「ひとめぼれ」を買うためです。

「ことしはまあまあええですで」

スーパに新米が並んでいますが、5キロあたり3000円から3500円ほど。昨年より1000円近く値上がりしたのではないでしょうか。

Yさんも今年は若干の値上げをしたそうですが、スーパで買うよりもはるかに安く、そして安心です。なにしろ目の前の田んぼからできたお米ですから。

稲刈りは昨日で最後だったそうです。稲刈りからの流れを教えていただきました。

まず乾燥機にかけ、

つぎに籾摺りをして玄米になり、

それを30キロずつ袋詰め

米袋をリフトに乗せて持ち上げます。重い米袋を下からまた上げるのは大変な重労働です。この「三男」は作業を楽にしてくれるとのこと。

三男という名前のリフト

でも、最後は手で積み上げ

機械化されているとはいえ、大変な作業です。

Yさん、そして全国のコメ農家さんのご苦労に感謝。ありがたくいただきます。

岩井地区の運動会

コロナ以降では初、6年ぶりのきょうは岩井地区の運動会です。

私の母校、旧岩井小学校のグランドにくることはほぼありません。すでに校舎もプールもなく、あるのはグランドと体育館のみ。

たしか中学生の頃だったと思いますが、10キロマラソンに参加したことがありました。そのころは平均年齢も若かったような。

種目も身体に負荷のかからないものが多いようです。

みなさん、ケガなく過ごしましょう。

大山はさやかにはれて

午後、お勤めのため県中部の倉吉市へ。秋晴れの1日。鳥取の海岸線ではサーフィンを楽しむ人たち、そして倉吉市内に近づくにつれ、名峰大山(だいせん)の姿が視界に入ってきました。運転のため写真が撮れず残念。大山は見る角度によって全然違います。晩秋の紅葉はそれはきれいです。一度、紹介しないといけませんね。

大山をみると地元民の多くはテンションがあがります(おそらく)。

各県にはそれぞれ県民歌があると思います。鳥取の県民歌「わきあがる力」。子どもの頃、行事などで歌うこともあって、1番はいまでも暗記しています。思わず、「だーいせーんはーさやーかーにはれてー」と車内で口ずさんでしまう私。

大山は さやかに晴れて、
水清く 湯けむりのぼる。
ゆたかなる 緑の大地、
美しき ふるさとたたえ、
鳥取、鳥取、鳥取県民、
すこやかに 生きるしあわせ

わきあがる力(音声)

お寺から約1時間でご門徒さん宅に到着。「正信念仏偈」をいっしょに。節回しもお上手でした。お経のCDをかけていたそうです。納得。

法事が終わり夕方、家に帰りました。古家には表替えした畳が入り、いいにおいがします。

次の作業は月曜の午後です。ひさしぶりに狭い部屋からナモ&ター坊を解放。ようすの違う部屋をナモは慎重に探検していました。

ナモの日記(2024年10月)

ナモです。

あたい、おこってます。
こないだから、たーちゃんとふたり、にかいのおへやにいれられて、ぜんぜんだしてもらえません。


おうちのぱとろーるにでたいから、どあをがりがりかいたら、おいたんがおこりました。

ふすまなら、たーちゃんもあたいもまえあしでチョイチョイしてあけることができるんだけど、どあは、どうやったらあくのか、しりませんでした。
おいたんたちがどうやってあけているか、まいにちみていたら、きょうじぶんでどあをあけることができました。
ちょうどそのとき、おいたんのいもうとのめぐちゃんがおうちにきていて、「あら!」と、みつかって、おばたんにつかまって、おへやにもどされました。

いっかいのおへやをなおしてもらうついでに、ねこだけのつうろやどあをつけてあげる、と、だいくさんがいってくれたそうです。やさしいだいくさんでよかったけど、あたいは、おうちのなかをはしりまわりたいの!!!