住職さんがいなくても

午前中の法事に大阪の交野(かたの)市からお参りされた方から聞いた話です。「来年の3月、市内を走る京阪バスが路線を廃止することになって困っているんです。運転手の確保ができないということらしくて。市は代替バスを検討しているようだけど、万博のシャトルバスに運転手がとられているみたいで、どうなるかわかりません。車の運転ができない年寄りは病院や駅にも行けなくなります」

路線バス廃止は地方のことかと思っていましたが、そうではないということを教えられました。

80歳近いご門徒さんが「ときどきの法要にお参りできなくて申し訳ないです。なかなか都合がつかなくて」と話していました。いまも週に3回、清掃のアルバイトをつづけているそうです。そういうなかで工面していただいたお布施なのです。護持のため大切に使わせていただきます。

午後は市内で県東部の本願寺派寺院のあつまり、因幡組の執行部会でした。住職さんが不在となっているお寺さんで、役員の方が中心となり、立派に支えておられるようすをうかがいました。寺報にまとめて知らせているとのこと。我が事としてお寺にかかわっておられます。ここに浄土真宗のつよさがあると思いました。

富山からお米のお供え

午前中は四十九日とその後、納骨でした。

施主さんのごきょうだいのひとりは富山にお住まいです。旦那さんとともに車で6時間かけてこられました。田んぼでとれたお米のお供えをもって。

旦那さんとは、インドのことばダーナからきています。音は旦那、意味は布施と訳しました。ほどこすということです。英語でドナーといえば臓器提供者のことですが、もともとダーナからきているそうです。

お布施は金銭と思っている方が多いと思いますが、無財の七施(むざいのしちせ)という教えが仏教にはあります。

無財の七施

旦那さんからいただいたお米は年末の食料無料市に提供したいと思います。

報恩講に向けて

来月の15、16日の両日は報恩講です。親鸞聖人のご命日にちなんだ法要です。2024年は立教開宗800年の記念の年にあたります。「お参りの記念にタオルを差し上げてはどうでしょうか?」と先月の役員会で提案したところ、「なんぼあっても困るもんじゃないけえ、いいじゃないか」とのことでした。漁師さんはよくこうした記念品をつくると教えていただきました。

データを入稿すれば名入りのタオルを作ることができるんですね。簡単なものですが、こんな感じでいってみようかと思います。

報恩講で思い出しました。網代のMさんから宿題を出されていたのです。それはまた後日。

岩井31.2℃!!!

今日の暑さといったら。岩美町の最高気温は31.2℃でした。10月の半ばにこの陽気です。異常です。ここ最近の天候のせいなのか。この数日、少し熱を出してしまいました。お互い体調管理に気をつけましょう。

最近の朝の日課は、朝、枝垂れ桜の落ち葉を拾うこと。冬をやり過ごし、また春に花を咲かせるために葉っぱを落とすわけですが、その楽しみのためには人は落ち葉を拾わないといけないということです。夕方、朝拾ったのと同じくらいの葉っぱが既に落ちています。はい、明日の朝も落ち葉拾いい決定です。しかし、あと70年もすると温暖化の影響で、九州南部では桜が咲かない地域が出るといわれています。いつまでも咲いて欲しいのなら、気候危機への対策を真剣に講じないといけません。

昼間に会計作業をしていて、ふと5年前の領収書を綴ったノートをめくりました。2019年8月のガソリン代はリッターあたり134円。今日はリッターあたり179円でした。5年間で1.3倍です。気になっていくつか確認したのですが、水光熱費はもちろん、あらゆるモノの値段が大きく上がっていることを改めて知るのでした。

今年の3月に、みずほリサーチ&テクノロジーズが2022年度から24年度の3年間の物価高騰によって年間家計負担が1世帯(2人以上)あたり28万円も増えたという試算を公表していました。

労働者の実質賃金は12年から23年に30万円以上も低下しています。額面で少しくらいは上がっても物価高騰などの影響で、モノを買える力は下がっているということです。そんな状況が広くあるので、激安スーパーは大にぎわい。町内にもこの秋、開店予定です。助かるなあという思いは確かにあります。一方で、地域密着のお店はどうなってしまうのだろうかと気がかりでもあります。

スーパーむ、む、ムーン

19:14 スーパームーンみえず。雲の晴れ間でみえるかも。再チャレンジします。

山では鹿が鳴き、庭ではコオロギやカネタタキが音色を奏でています。

世界中の人が何の心配もなく夜空を見上げることのできる日はいつになったらやってくるのでしょうか。

19:28 スーパームーン、薄い雲の向こう側に見ることができました。

シマちゃんも月見?

「毎日、感謝感謝」

午後、三七日のお参りへ。先週と同じように90代の女性2人、そしてご門徒さん、私の4人です。

お勤めが終わりしばし茶話会です。90代のお二人は朝、仏壇にお仏飯をお供えするのが日課ということです。「毎日、感謝感謝です」ということばになんだかジーンときました。よく笑い、よくお話しされます。「あっちこっちが痛くなるし、もの忘れはひどいし、耳は遠くなるし、かないません」「だけど死にたくないですで」と大笑い。それは真理だと思います。「苦悩に満ちたこの迷いの世界は捨てがたく」(歎異抄)なのですから。先輩方の体験談は明日は私の話なのです。もっとも、このお二人のように90代まで元気でいられるかどうか。来週の再会を約束して家をあとにしました。

帰り道、人気のない浦富海岸でほんの少しの時間、海を眺めて帰りました。

義援金をおくりました

12日の「心のコンサート」でお預かりした51,748円の義援金を日本赤十字社の能登大雨義援金、ユニセフ協会のガザ人道危機救援募金に送りました。

災害や戦火の中にある人たちのために少しでも助けになればと思います。

世界から戦争がいっこくもはやくなくなるように。

自然災害による苦しみのなかにある方たちの心が少しでもあたたかくなりますように。

総選挙はじまる

一有権者として思うことを本日は記します。

十分な国会での議論もしないまま、石破首相が解散・総選挙に踏み切り、今日が公示の日です。朝から地元の自民党系町会議員が、掲示板に鳥取1区の現職でもある首相の選挙用ポスターを貼っていました。

野党が政策的な一致点を見出せず、乱立した形で選挙に突入した事もあり、よほどのことがなければ自民党公明党の現政権が過半数を割るようなことはないのではと思います。何しろ、選挙戦の中心は1人しか当選しない小選挙区なのですから。裏金問題をはじめとする自民党への強い怒りは確かに存在しますが、果たしてどこまで投票行動として結びつくのでしょうか。投票率しだいですから、1人でも多くの有権者が足を運ぶことがカギなのでしょう。

思えば、1か月以上にわたってメディアは自民党総裁選挙を報道し、党内での選挙にまさかの勝利をした石破茂氏は総裁選で訴えた党内野党的な発言を、その後、次々にひるがえしました。それを党内の力学ということでおもんばかったり、権力を維持するということはそういう事もありうるといった評論をする方もいますが、そんなことをいつまでも許すから、政治は国民の方を向かないのだと思います。

今日は食料無料市の実行員会でした。次回の開催は年末の12月21日です。政治がどうであっても、目の前で支えを必要としている人たちに対して、自分ができることをこれからもやっていきたいと思います。時間がかかっても、つながりと支えあい、ネットワークを作って、いずれは政治を変える波となり、ふんぞりかえっている人たちにお引き取りしていただく未来を、あきらめないで目指していきたいと思います。

解散・総選挙。怒りの1票を投じるために投票に行きます。

秋晴れの休日


朝から本堂の掃き掃除をしていると、早くもカメムシが、それも複数。去年から今年の春にかけての大発生を思い出しました。みなさんの地域ではどうですか?

午前中は25回忌の法事でした。二日前、お孫さんがご結婚されたとのこと。その流れなのでしょう。結婚したばかりの2人がお参りしてくれました。ご主人がご往生されて丸24年。私がお寺に帰ってきてからも、それ以前にも、よくお寺にお参りしていただいています。先日はお孫さんの結婚を嬉しそうにお話しでした。息子さんの一人は小学校時代の同級生です。こうしてお寺に帰ってくる事もなければ顔をあわせることはなかったのかもしれません。

午後はお客さんがあり、コーヒーを飲みながらひととき歓談しました。

この3連休は天候にもめぐまれ、12日の心のコンサートも盛況でした。秋の3寺(西法寺、光澤寺さん、養源寺さん)でのコンサートをめぐっている大須賀さんの大ファンの方とも再会しました。坊守の職場の同僚の方は感動で泣き通しだったそうです。市内のお寺の住職と坊守さん、そしてお寺の役員の方が来場され、「ぜひ自分のところでも」との意を強くされたようでした。その際は、私も手伝いに行きますので、実現するようにどうか頑張ってください!

来年のネコカレンダー

坊守です。
きのうのお寺コンサート、大須賀さんの歌が特に沁みた今年でした。今日はその余韻なのか、改修後の部屋の片付けは、懐メロを聴きながら、とりくみました。年末もあっという間に来そうですし、大掃除のつもりでチカラを入れました。
年末が近い、というなら来年も近い(当たり前)、近年恒例の西法寺猫カレンダーをつくりました。
壁かけと卓上との2種類です。先日お届けした『西法寺通信』のクロスワードパズルの当選者にプレゼントになりますので、中身をチラリとご紹介。
2階から顔を出す愛らしい黒猫(タリ)から始まり、眠り猫のナモ、西法寺周辺のパトロールに当たる、野良猫シマ氏、新顔のハク君なども登場します。
猫にはそんなに興味ない、という方にも、面白がっていただけるかもしれません。

「イタズラさえしなければ、最高にかわいいなあ」と、破れたふすまと障子にあいた穴を修理しながら、愚痴をいう坊守です。

ついたての破れが、容疑者のシルエットになっていて、おかしい

以下、ネコカレンダーより。