https://www.bbc.com/japanese/articles/c9e9r3ggrrxo.amp
昨日、フランスの下院にあたる国民議会選挙(577議席)の投票が行われ、極右の流れをくむ国民連合が得票率で第1党になる模様です。左派連合「新人民戦線」が第2位、マクロン大統領の中道与党連合は第3位に後退しました。
フランスでは、極右による「生活が苦しいのは移民のせいだ」というデマが社会に広く浸透しているといいます。そうしたなか、議会選挙を前にして、市民と左派4党が共闘組織「新人民戦線」を結成し、今回の選挙でも大健闘したようです。
フランスの選挙は単純小選挙区制度で、1回目の投票で過半数を得た候補のいない選挙区では、1週間後に決選投票が行われます。
極右から首相を誕生させないという一点での共闘が進むこともありそうです。7月7日の投票結果に注目しています。