


今年も紫陽花の咲く季節です。JR岩美駅近くの吉田川沿いの紫陽花ロードもいまが見頃です。
車を近くの駐車場に停めて紫陽花を楽しんでいる方もいらっしゃいました。
秋は一面、コスモスロードになります。



今年も紫陽花の咲く季節です。JR岩美駅近くの吉田川沿いの紫陽花ロードもいまが見頃です。
車を近くの駐車場に停めて紫陽花を楽しんでいる方もいらっしゃいました。
秋は一面、コスモスロードになります。
7月末に予定している食料無料市に向けて、コメ農家さんに連絡をしたところ、「在庫がない」とのこと。「なんだあ、ようけとっとったつもりが、全部売れてしまって」。
市内のコメ農家さんにも同じお願いをしたところ、「誠に申し訳ないのですが、お米、今年は5月の時点ですでに売り切れ状態になっております。農家を辞める方が毎年倍々で増えてきており、そこから買っていた新規さんの問い合わせがすごいです」とのお返事でした。
地産地消ができなくなりつつある現実を知らされました。
朝から暑いですねー。今週は30℃近くになる日もあるようです。熱中症に注意しましょう。
さて、今日は朝から建具屋さんにきていただきました。お寺の玄関の古い鍵を新しいものに取り替えるためです。数年前には、同じ玄関戸のレールを、そして今回は鍵をと、ほんと助かっています。

お寺の庫裡は築39年目を迎えます。メンテナンスは業者さんの助けがあってこそ。予定より時間がかかったそうですが、新しい鍵がつきました。
話はかわって、この数日、畑のようすをながめていました。そして今日の朝、グラジオラスの球根から芽がでているのを発見。40個ほど植えてでてきたのはまだ3つですが、次々でてくれることを期待します。週末にでも第2弾を植えましょう。

午後、六七日(むなのか)のおつとめへ。初七日から毎週、お参りさせていただきました。次の日曜が四十九日です。帰りに過去帳をお預かりしました。江戸時代末期の弘化年間から記載があります。180年ほど昔のことです。
法事の前に網代の道場によって小一時間ほど伸び放題の草を刈り、着替えていこうと足袋をだしたところ!!!
左足の足袋が二足あり、右足の足袋がない!
どうしたものか。。幸い、一足はサイズが大きめで右足におさまってくれました。
なんでも右と左はよく確認しないといけませんね。

朝はNHKBSで世界のニュースを視聴。ヨーロッパ議会選挙はどこでも極右の台頭がみられます。フランスでは得票率が3割を超え大勝したことを報じていました。EUの環境規制や移民流入への反発が右派の躍進につながったようです。
ヨーロッパがどこに向かおうとしているのか、不安な気持ちでニュースを見ました。
午前中は法事、午後はお寺の役員会、そして歎異抄の輪読会の2回目です。
役員会ではお寺フェスの振り返りを少し。「落語が前回よりもおもしろかった」「ジビエの鹿カレー、イワナが美味しかったで」などなど。地元ケーブルテレビからインタビューをうけた役員さんも。近々、放映されると思います。
「歎異抄」の輪読会は2回目です。前回よりお二人、新たに参加者も加わりました。疑問や感想をそれぞれだしつつ進めています。本日は第4条から第6条まで。私からは、この間読んだ解説書の内容を紹介。今日は地域の運動会があり、大活躍だったご門徒さんが睡眠学習に入られたところで本日は終了となりました。
みんなで声に出して読む、実にいいものです。親鸞聖人の肉声にふれるような新鮮な気持ちになります。次回は9月。ゆっくりのペースですが、輪読会を継続したいと思います。

伊集院光の百年ラヂオで生前の三淵嘉子さんのラジオ音源が聴けます。今日の午前中まで。「虎に翼」そのままの方です。みなさんもぜひ!
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憲法は、「敗戦の悲しみをふっ飛ばした」という言葉が刺さります。
今日は3件の法要がありました。
午前中は、お寺の納骨堂への納骨法要。
午後は年回法要、そして四十九日の法要です。
お寺の納骨堂も、この数年は平均すると3〜4件の利用があります。「家にお墓がない」「お墓を閉まって納骨堂へ」など、理由はさまざまです。うちは納骨堂に力を入れているお寺とは言い難いですが、それでも安心して遺骨を預けていただけるのではないでしょうか。毎日、読経の声が聞こえます。今日は朝、納骨堂の汚れを掃除していましたが、そんな私に向かって、境内の裏山からウグイスが「法を聞けよ」と鳴いてくれました。
午後は、まず、7回忌の法要です。ご往生されたのは2018年。私がこちらに帰ってきた年におつとめした葬儀から丸6年経っての7回忌です。もうそんなになるのだなあと改めて思います。この間に生まれたお子さんたち、そして、ご結婚された方も。
午後の2件目は、四十九日のおつとめです。故人さまの娘さん家族を中心にお参りされ、お父さんのことを偲びつつ、みなさん手をあわせておられました。お父さんの実家のお墓は、行くのに一苦労で、納骨は当面せず、しばらく家に置くとのことでした。
法事が終わった頃、先日、葬儀を終えたご家族がお見えになりました。四十九日までご遺骨をお寺でお預かりすることになっています。
お墓のことは、よくよく考えないといけないと思います。
戦前の民法では、「墳墓ノ所有権は家督相続ノ特権ニ属ス」とされていました。「家制度」のもと、原則、長男が相続していたのです。戦後の民法ではそうした規定はありません。ですが、長男、男子が相続するものと思い込んでいる人が非常に多いです。そして、いま問題になっているのは、継承したくてもできない、継承する人がいないという悩みです。その悩みにお寺がこたえているという面があります。
世界に目を転じてみると、例えば、ドイツでは子孫がいない場合は、国が管理することと法律に定められているそうです。シニア生活文化研究所所長・小谷みどりさんの講演で、このことを知りました。確かに、これだといまの日本のような無縁墓になるということはありえません。
https://www.asahi.com/relife/article/12786019
お墓のことについて、これからも頭を悩ませつつ、考えていきたいと思います。
坊守です。
東京から戻る道中です。
半年ぶりの東京は、明らかに海外の方が増えています。人の多さには驚きませんが、アスファルトの街の暑さに汗だくになり、あちこち再開発中で、記憶していた景色とずいぶん変わって、目の前にあった東京駅の入り口に気づかず、人にたずねてしまいました。

さて今回の出張は、超真面目会議なので、書いてもおもしろくありません。
寄り道と食べたものの報告でもいたしましょう。
私がいちばん行きたかったのは、駒場の日本民藝館でしたが、休館中。欲求の方向性を変えずに、住職が調べてくれた民藝店のたくみさんに寄りました。お店は銀座にあります。
パソコンや会議資料入りの重いリュックを背負った坊守は、「銀ブラ」というより銀座をヨロヨロ歩く「銀ヨロ」でしたが、一歩踏み入れた憧れのお店は、上を見ても下を見ても民藝に溢れて、ぼうっとしてしまいました。
初夏を迎えた店先には、芹沢銈介さんをはじめ、型染め作家さんたちのうちわがディスプレイされていました。※芹沢作品には「おひとり様3本までしか販売いたしません」の注意書きが!
型染の素晴らしいタペストリーや世界の民藝品がありました。惚れ惚れしながら、手にしてみると「たかっ!たかっ!たかたかたかたか!」と、心の中で叫ぶことになりました。笑
たとえば、鳥取の古物商で私が購入したような蓋つきのカメの値段は4100円。鳥取では1000円も出さずに手に入れました。我が家では複数購入して、ゴミ箱や猫砂保存容器などに使っています。鳥取が民藝の国だからこんなに売値が違うのでしょうか? 銀座の道端でうちのゴミ箱を売ったら、ひと儲けできるのかもしれません。衝動買いせずに、棟方志功の版画のてぬぐいをお土産にしました。
さて、食べたものですが、東京に来た時はアジア料理か立ち食い蕎麦を食べることにしています。初日の昼ご飯は、銀座の通りでタイ料理の写真を出していたビルに入りました。メニューを開くとランチセットが2500円(再び脳内で「高っ!」)単品1600円で鶏そぼろご飯のガパオを注文しました。大山鶏を使っているとのことでした。実は東京で大山鶏が出てくることが多いです。ネイティブのコックさんが作ってくれたガパオライスは辛くて美味しかった。タイには「辛いは美味い」という言葉があるそうです。

夕ご飯は、宿の近くの立ち食い蕎麦屋さんに入りました。関東で食べるなら、うどんより断然そばが美味しいのです。
朝はビュッフェスタイルのホテルの朝食。昼は会議弁当でした。


2日だけの出張ですが、はやく猫たちと住職に会いたくなってきました。

ナモです。

おばたんがナモのにっきのひをわすれていたそうです。アタイは、にゃあにゃあいっておしえてたんだけど。
ターちゃんは、せんげつのびよいんで、「ケージのおそとですごしましょう」とおいしゃさまからいってもらいました。
じゆうになったとたん、ごきげんで(せまいところにいても、ごきげんだったわ)、はしりまわっています。ようじがなくても、もうれつないきおいではしるの。くろいつむじかぜがこちらのおへやからあちらのおへやにふきぬけたようになります。

こまるのは、アタイがおきにいりのしきもののうえでうっとりしているときにかぎって、わーっとおそいかかってくることです。アタイがハーッ!と、こわいかおで、ねこぱんちしてやってもぜんぜんへいきなの。アタイは、おこりすぎるもんで、ちかくにいたおばたんのあしをガブリとしてしまうこともあります。
ターちゃんがいると、べんりなこともあります。
とだなのおくにしまってあったかんづめをひっぱりだしてきたり、ふすまをじょうずにあけたり、いたずらしたいときは、アタイたちはいいふたりぐみです。


でもターちゃんはおげんかんのチャイムのおとがだいきらいで、なるとどこかにかくれてしまいます。あたいはへいきなのに。
おいたんによると、ちかいうちにだいくさんがいえにくるそうです。ターちゃんはだいじょうぶかな。
午前中、6/24〜25に予定している本願寺参拝、大谷本廟への納骨にあたっての実務を少し。次の日曜はお寺の勉強会もあるので、「歎異抄」の原文と解説書を1時間ほど読書。「今生に、いかにいとほし不便とおもふとも、存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終なし。 しかれば、念仏申すのみぞ、すゑとほりたる大慈悲心にて候ふべきと云々」(第4条)
午後は社協のサロン交流会。その前に網代に届け物。ランチは漁協婦人部の店・なだばたへ。
いつもより大サービスの品数で、皿からはみ出す勢い。フライ定食なのに、天ぷらまで。「これ、かなり多くないですか?」「いいけぇ。きょうはひまだけぇ」と。

しばらく網代の海を眺め、風に吹かれて社協事務所へ。
今年度、第1回ふれあい・いきいきサロングループ情報交換会です。町内で29グループが活動しています。
なもなもサロンも今月、1周年を迎えます。月1回集まり、お弁当を一緒に食べ、語りあい、体操でしめるというゆる〜い集まりです。私は弁当配達とコーヒー給仕係を担当しています。
サロンをはじめてよかったと思います。集える場、語りあえる場は、いくつあってもいいものですから。お寺が会場だとお金もかかりません。
帰りがけ、お寺フェスに参加された方に声をかけられました。「本当に楽しかったー。落語家さんが上手で、おもしろくてー。パンも美味しかったです。来年はもっとお金を持っていかないと」
気をよくしてサロンをあとにしました。お寺フェスに関わってくれたすべての方に改めて感謝!