4月20日、食料無料市をひらきます

今日は朝、オンラインで食料無料市の実行委員会がありました。
無料市も回を重ねて次は8回目になります。
4月20日(土)午前中に市内の団地集会所でひらくことが正式に決まりました。
当日は、案内用に、お寺のマイクとスピーカーセットをもって参加したいと思います。
病院の新入職員の方たちといっしょにマイクで団地内を歩いてまわったのは昨年4月15日、第5回食料無料市のことでした。みなさん、元気に働いておられるでしょうか。

前回は、町内のKさんからたくさんの野菜をいただき、市内のコメ農家Tさんから、格安でお米を譲っていただきました。

次回についても、JA葬祭さんからはお茶、ご門徒であるNさんから預かった募金、町内のコメ農家Yさんのきぬむすめと、協力をいただいています。

日用品、食品など支援の品を募集しておりますので、住職までお声かけください。

嵐のお彼岸

午前中、雷鳴がひびき、大きなあられがふりつけました。昨日、天気図が読める漁師のご門徒さんが、「明日は嵐だで」といわれていた通りです。

ヘタな絵をかいてみました

二河白道(にがびゃくどう)という教えがあります。西に向かう旅人の前を火の皮(怒りの心)、水の河(むさぼりの心)が襲います。細く白い道を歩む旅人を狙う盗賊なども。引き戻すこともできません。その旅人を「決して捨てはしない」と西のお浄土・彼岸から阿弥陀さまがよんでくださっている、といったお話です。

墓参りには全く向かない天候ですが、火の河、水の河にのまれそうな私を、「決して捨てはしないぞ」と仏さんがよんでくださっているのだなぁと味わうことのできる、嵐のお彼岸です。

と、こんなお話を法事の際にさせていただきました。

岩美町長との座談会に参加する

昨夜は、岩美町長をゲストに「岩美まちづくりの会」の座談会があり出席しました。

おもに人口減少と観光振興について意見交換。長戸清町長からは、「若い人の出会いの場、サークルのようなものをつくれないだろうか」との提案がありました。

ご門徒さんにうかかって私もそうかと思ったことがあります。戦後のある時期までは親が決めた相手とおたがいの顔も知らずに結婚するのが普通だったのです。「見合いの場所に行ったら、男が2人いて、私の結婚相手はどちらだろうと」。

昔は町内でも盛んだった地域の青年団で知り合って結婚したと教えてくれた方もいました。

いまはどうかというと、ある調査によれば、①職場、②友人からの紹介、③マッチングアプリが上位3つとのこと。そして④が学校・サークルです。

私も30代の方から、「出会いがなく独身です」とか、親御さんから「うちのは一人で。誰かいませんかね」と聞くこともあります。

これという妙案があるものでもないので、やってみることは大事なことではと思い、「できることあればなんでもします」と私も賛成の発言をしました。

観光振興では無人駅となっている岩美駅の活用方向、クラウドファンディングによる観光地の整備など、いくつかおもしろそうなアイディアも交流されました。

年に一回の座談会ですが、周知を強め、もう少し回数を増やして開けるとさらに有意義なものになると思います。

岩美まちづくりの会 10周年記念誌

住みよいまち、活気あるまち、そして人口が増えるまち岩美町を実現するために活動している岩美まちづくりの会が創立10周年記念誌を作成しました。

私がかかわるようになったのは2019年からです。記念誌では会員のみなさんが、それぞれの思いをつづっており、郷土愛を感じる中身になっています。じっくり読ませていただきます。

住職も投稿しました。

無事につとめを終えました

今日は朝からお寺の役員会に提案する資料づくりにあたり、10時からは町内の墓地で納骨のお勤めでした。終わってお寺に帰って資料づくりの続きを午前中いっぱい。午後は法事が1件、午後3時から責任役員会を1時間ほど。忙しい1週間でしたが、なんとか無事に法務を終えることができました。

午後の法要では、お参りされたみなさんが私と一緒に熱心に声を出されました。途中から節回しが変わるところの読み方を説明したところ、そこもみなさん上手についてこられました。浄土真宗のお聖教は、一緒に声を出してこそだと思います。声を出せば気持ちもいいし、これはどういう意味なのかなと気にもなるものです。住職はお疲れモードだったのですが、みなさんの姿にふれてなんだか元気になりました。

親戚の方は明石からJRで来られ、法事の後、実家で待つ98歳のおばあちゃんの顔を見て、すぐにとんぼがえりされるそうです。「田舎はいいでー」と施主さん。しかし、若い方は、「小さい虫でもダメなので…」。法事の前に、目につくカメムシさんに全部、本堂外に出ていただいたので、よかったです。

責任役員会では、「これからの西法寺アンケート」について、その結果を報告しました。来週の総代会(役員会)でも報告し、4月発行の西法寺通信第20号で、みなさんにお知らせします。ご門徒さんから寄せていただいた114通の回答を、今後の西法寺に生かしていきたいと思います。

彼岸法要をおつとめしました

土曜日という日程にめぐまれたこともあり、午前中の彼岸法要には26人がお参りでした。

法話を担当されたのは島根の布教使さん。30代の若い方です。お寺があるところは広島県との境、三次市の近くとのこと。昨日は県東南部の八頭町、今日は鳥取県の東端の岩美町、午後は県中部の倉吉市とけっこうな移動距離だと思います。

うちは春と秋、本願寺派山陰教区に講師さんをお願いしています。若い方の研鑽の場として法要に来ていただければありがたいことです。

仏さまの願いに身を浸し、自らをかえりみる時間をお参りの方たちはもたれたことと思います。最近、ごきょうだいとお別れされた方は、「しんらんさま」を歌い、涙されたそうです。お寺は笑いあり、涙ありなのです。

午後は四十九日の法要でした。お参りの方の中に中学時代の同級生が。同じクラスになったことはありませんでしたが、私のことは知っていたそうです。数年前に貸切バスを利用したこのとのある業者さんでした。これからお世話になることがあるかもしれません。いい再会でした。

ター坊、風邪をもらう

動物係の坊守です。

ター坊、昨日からくしゅん、くしゅんしていたのですが、今朝、ついにハナタレ猫になっていました。オンちゃんから風邪をもらったようです。

オンちゃんは1週間前にご飯も食べられないほど不調におちいり、お薬を飲んで復調してきたところです。

ものが言えない動物は「いつもと違うかな?」と、ニンゲンが気づく頃には病状がすすんでいることが多いそう。今日は午前中WEB会議で、昼から岩美町の温暖化対策の委員会に出るため半日お休みを入れていましたので、午後の会議前にひとっ走り、鳥取の動物病院に連れていきました。


内弁慶のター坊なので、診察台に乗せようとしても、なかなかバッグから出ません。
優しい先生にヨイショと引っ張り出されて、耳を伏せてカチカチに固まっていました。
熱をはかるために、お尻の穴にプスッと体温計が入った時にニャッ!と小さく鳴いたほかは、されるがまま。
「はい、おしまい」と声をかけられると、大急ぎで自らバッグに入りました。
鼻炎のお薬と、点眼・点鼻薬を出していただいたので、しばらくケージの中で養生してもらいます。

食欲はあります

お寺でのお通夜

午前中の葬儀、午後の還骨法要についで、夕方はお寺でのお通夜でした。

納棺のようすも間近に拝見し、勉強になりました。棺に故人さまとご家族の思い出の写真を入れ、手をあわせました。

葬儀会社の方によるとお寺での葬儀はふえているそうです。午前中の葬儀の際には、お寺での葬儀を専門にしている業者さんが助っ人として司会を担当されました。そういう仕事が成り立つということなのでしょう。

昨日、近所の方から、「私の同級生が、『西法寺さんで私も葬儀をしてもらいたい。夏の盆参りの時に聞いてみようか』といっでしたよ」と声をかけられました。おそらく、お寺のアンケートをご覧になったご門徒さんでしょう。

明日は本堂での葬儀です。ご家族のみなさん、そして葬儀会社のみなさん、どうぞよろしくお願いします。

亡きご住職さんに感謝

夕方からの通夜、明日の葬儀とその後のお通夜、明後日の葬儀の事前準備がほぼひと段落ついて、午後2時半、ブログを記しています。

明後日の寺院葬のため、葬儀会社さんから葬儀用の五具足(蝋燭立一対、花瓶一対、香炉)をお借りしました。紙華(しか)、導師(僧侶)用の椅子も貸してくださるとのことで助かっています。寺院葬の機会を増やしていきたいと考えているので自前で揃えることはめざしつつ、借りるという形でも当面いいのかなと思っているところです。

立派な五具足を備えておられるのはいきさつがあるそうです。同じ本願寺派のご住職さんから以前、「仏具がなってないですね」との指摘があり、会社としてレクチャーを受け、しっかりとした仏具を揃えられたそうなのです。「住職さんから受けたレクチャーの資料が今でも残っている」とのことでした。その住職さんはすでにご往生されておられます。私は面識はありませんが、その住職さんのおかげもあって、私も安心して寺院葬をつとめさせていただけるということです。

近々、今のご住職さんにお会いする機会もあることでしょう。その際には忘れずにお礼を申し上げないといけません。

ノドを潰さないように気をつけつつ、しっかりとおつとめしたいと思います。

2日続けての葬儀に

明日通夜、あさって葬儀、その夕方に通夜、翌日に葬儀と2日つづくことになりました。1件目は会館葬、2件目は寺院葬になります。

午前中は1件目の臨終勤行のため葬儀会館へ。思い出話をきかせていただいて、午後はあしたのお通夜の準備など。うれしいことが一つ。午後、「お寺の役員になってくれませんか」とAさんにお願いしたところ、思いの外、すんなり受けてくださいました。美味しいコーヒーがよかったのかもしれません。

そして夕方、2件目の方が到着しました。お寺の一室にご遺体を安置。ご家族とともに手を合わせ読経しました。この部屋には金色に輝くお仏壇があります。昨年、あるご門徒さんのご家族から譲っていただきました。以前は南無阿弥陀仏の軸を置いていました。やっぱりお仏壇があると部屋の雰囲気が違います。

通夜・葬儀とも本堂でのおつとめになります。お寺での葬儀でも葬儀会社の方のお世話になります。ただ、祭壇を組む必要がありませんから、寺院葬は会館葬より低料金で可能です。

2件目の葬儀の次の日、土曜日は春彼岸法要と四十九日、日曜は法要2件、お寺の役員会と日程が詰まってしまいました。これ以上はもう予定をいれようがありません。それぞれ準備もありますので、あわてず落ち着いて1日1日つとめたいと思います。