頼まれごとにとりかかる

来月の2日の日、県内のご門徒さんの前で1時間ほどお話しする機会があります。仏教壮年会という集まりです。最初はお断りしたのですが、「話せることでいいですから」といわれて断ることもできず、お引き受けしました。「お寺を心の居場所、拠り所に」という内容で、この6年ほど、どんなことをお寺でしてきたのか、みなさんに聞いていただこうかなと。おもしろいかどうかはわかりませんが…。今日から準備をはじめたところです。

昼間はお盆参りでお布施を寄せていただいたみなさんへの受納書づくりです。9月16日は秋彼岸、10月7日はお寺のコンサートです。その案内をかねて。こちらは明日くらいから配るつもりです。

夕方前、四十九日の法要と納骨でした。夕方4時はつよい西日があたり、風もなく墓地は蒸し風呂のような暑さ。お寺からお茶を持って帰っていただいたのはよかったかなと思います。短いおつとめをして散会となりました。その直後から豪雨とカミナリ!

みなさんひきつづき熱中症にも気をつけましょう!

葬儀をおつとめして

今日は葬儀のおつとめでした。
ご往生されたご門徒さんとは5年ほど前の盆参りの際にお会いしたことがあったように記憶しています。

80歳を過ぎてもスルメを干し、野菜と花づくりを日課にしていたそうです。朝夕はお仏壇の前で手をあわせておられたとのこと。小さなひ孫さんたちも、手を振って「バイバイ」していました。

ご近所の方も葬儀に参列されていました。よく知るご門徒さんがハンカチで涙を拭っておられました。長いお付きあいだったのでしょう。

今日も日中はうだるような暑さでした。遠くで雷も鳴っています。

葬儀は空調のよく効いた葬祭会館が会場ですから、暑さを感じることはありません。式が終わると火葬場に向かい、荼毘にふして収骨、最後にお寺でのお参りです(還骨法要)。お寺の本堂も冷房をかけるとともに、本堂用に買い求めた小さな冷蔵庫に冷たいお茶を冷やしてみなさんをお迎えしました。

この暑さは当分続くようです。電気代の請求は気になるところですが、熱中症などにならないよう、暑さ対策を万全にしてみなさんを迎えたいと思います。

残暑厳しく

台風が襲来して以降、いくぶん暑さがやわらいでいしましたが、今日は本当に暑い1日でした。お参りの方のためにクーラー、そして扇風機を5台、本堂に出して、暑さ対策です。ところが、法事の最中にスズメバチが迷い込んできました。しばらく戸を開け放っていましたが、すぐに熱気が本堂の中に入ってきます。お参りのお子さんが、「出て行ったよ」と教えてくれ、また締め切って、クーラーがきいた中でのおつとめとなりました。

法事が終わるとお参りの方お二人から声をかけられました。お一人は、私もよく知る町内在住の方の同級生です。その方から東京から帰ってきた住職がつとめていることを聞いていたそうです。普段は大阪在住。今日は法話の中で、8月にちなんで戦争と平和のお話をすこし。小さいお子さんもいらっしゃったので、22世紀の生きる若い人たちに、戦のない世の中をとの願いも込めました。「世界情勢も入れて話をされるんですね。そういう話を続けてください」との激励をいただきました。

もうひと方は、網代にお住まいの方です。この方は、知り合いのご門徒さんからお寺フェスに誘われたそうです。「お寺でいろんなことをやられているようですね」と。来年もお寺フェスを計画していることなどお伝えして連絡先を交換しました。私と同世代の方ですから、また何かご案内したいと思います。

残暑厳しい中でのおつとめでした。みなさんようこそのお参りでした。

鳥居を片付ける

岩井の愛宕山頂に夏の間、立てた鳥居を朝、片付けました。町内会の組長の仕事です。

愛宕山に登るのは久しぶり。いい運動になりました。空はいくぶん秋模様です。運動ついでに網代道場の除草も昼間、少しばかり。汗びっしょりです。

23日の夜、網代は地蔵盆です。花火は8時から。なだばた(漁業婦人部の店)のお姉さん方から、「あきらくん、花火見にこんだか」と誘われました。ぜひ、当日、来たいと思います。

初七日のおつとめ

午後、初七日のおつとめにお寺に来ていただきました。
12日にご往生されたお母さんの葬儀の依頼を受けたのですが、盆参りの最中で、16日の午前、葬儀だけのおつとめとさせていただきました。ご門徒さんではありませんので、これっきりにならなければよいけどと心配していたのですが、「初七日から四十九日までは、溜まった有給休暇を使うので、毎週お願いします」とのこと。私も、心残りでしたので、そのお願いをありがたくお受けしました。

今日は、私、手に絆創膏を貼っていました。失礼だと思いましたので、「実は野良猫のシマちゃんに餌をあげようとしたら猫パンチされて、血が出たんです」とお話ししました。場が和みました。

毎週、顔を合わせ、お経をあげるとご遺族と親しい関係を築くことができるように思います。昨年、ご主人がご往生され、それもきっかけに奥さんがお寺に来られるようになり、住職も顔見知りになったご門徒さんがいらっしゃいます。今年も毎週のように逮夜参りをさせていただいたご門徒さんがいらっしゃいます。親しい感じになるのは、やはり会う頻度が高かったからだと思うのです。全てがそうなるわけではありませんが、逮夜参りも頑張ってつとめていかないといけませんね。

お盆が過ぎて

9日からつづいたお盆ウィークが終わりました。15日は台風でお参りすることができませんでしたが、16日のお盆の法要まで、忙しい日々でした。お寺にとってこの期間は年間でいちばん忙しいということを思い出す毎日でした。

昨日のお盆法要にお参りされたご門徒さんから、「帰りの車の中で、『きょうは住職からいい話を聞かせてもらった』とみんなでいっとりました」と朝、電話をいただきました。阿弥陀さんのお慈悲を少しでもお伝えすることができたのならうれしいことです。

お盆法要の後片付け、そしてお盆参りでお預かりした懇志を銀行に預け入れ、家に帰ると、この姿。

野良のシマちゃんは室外機の上でリラックスモードでした。家に帰って横になろうと思っていたので先を越されました。シマちゃんも夕方になるまで寝ていたようです。台風でさぞかし疲れたことでしょう。

あしたは初七日の法要が一件、週末は法事が一件です。少し休みをとりつつ過ごしたいと思います。

お盆のおつとめが終わりました

坊守です。

盂蘭盆会と戦没者追悼法要は、20人にお参りいただきました。法要後にお送りした門徒さんが、「お寺のブログを読んでいますよ」と、後部座席から声をかけてくださり、冷や汗が出そうになったことが、坊守にはハイライトでしたが、これをもって西法寺のお盆の行事は終了しました。(住職はいま、自宅のリビングの敷物の上にTシャツ姿で大の字に倒れております)。


福井の叔父が来られないかわりに、住職の学友のUさんが京都から助っ人に来てくれたり、坊守がお勤めに参加することなったりと、4年前とは変化がありましたが、こんな調子で来年も皆さんのところに、お邪魔できたらいいなぁと思います。


いや、もっと普段から門徒さんのおられる地域を歩こう、と住職にナビを依頼することにします。

明日から、労働者に戻ります。

台風が来た!

台風7号が鳥取を直撃してしまいました。夕方の全国ニュースが鳥取県東部一色のせいか、県外の友人知人からの安否確認が入ります(ありがとう)。

鳥取市の山間部に住まうある同僚は、避難所に身を寄せています。家の前の橋が流れちゃったと動画が届きました。
ダムの放流があったり、大きな川が氾濫危険水位に達したり、今後、夜間の被害がきがかりです。

岩美町は朝から昼間にかけての風雨はすごかったものの、いまは比較的静かになりました。
私たちは無事です。

こんな時に気になる野良猫シマ先生も、雨が止むと中庭の窓際にひょっこり顔を出しました。ご飯を食べてから、また中庭に面した縁の下で毛づくろいを始めました。

岩美、鳥取の皆さん、不安な夜をお過ごしかもしれません。ご家族知人とも声をかけあいましょう。

お盆参り 最終日は中止に

夜中に大きな雷がなり、西法寺のある岩井地区には、1時間で60ミリの猛烈な雨が降りました。早朝、今日予定していた田後(たじり)地区の役員さんに電話し、お盆参りは中止することになりました。4年ぶりにうかがう機会でしたが残念です。

鳥取県東部は断続的に強い雨が降っています。喜んでいるのは外で大合唱しているカエルくんくらいでしょうか。

不要不急の外出は避け、台風が去るまで安全な場所で過ごしましょう。

お盆参り 6日目

坊守です。

本日は、門徒さんの多い網代エリアのお勤めです。人手不足の西法寺、住職と学友のUさん、前住職、叔父、そしてわたくし
坊守(えええ〜?の怒号)まで投入されました。通信制の学校でお経のテストは通りましたが、実地訓練は足りません。行く先々で「住職のお嫁さんですか?」「珍しい人が来た!」と、話題には事欠かきませんでした。笑
道端で人懐っこい野良猫に話しかけられたり、門徒さん宅のワンコに背中を何度もこづかれ、笑いをこらえながらお仏壇の前に座っていたり、網代らしい場面がたくさんありました。

それにしても、お盆参りは、ずーっと送り出す側できましたが、今日のような曇り空でも体力勝負だなあ、と実感。何軒目になっても、丁寧に、と仏壇の前に座るも、したたりおちる汗は止められませんでした(ああ、暑苦しい)。

助っ人で来てくれたUさんにも、たくさん汗を流させてしまいました。岩井温泉に何度も入って、疲れをとってもらわないと!

Uさん

さあ、明日も田後の予定ですが、台風7号でどうなる?