半年間のホームページ集計

ちょうど半年が経過しましたので、ホームページのアクセスを細かくチェックしました。


今年の記事で一番読まれたのは、「吾輩はシマである」(2月22日更新)でした。
たしかに、あのシマちゃんの記事はおもしろかったですね。最近も毎日、ご飯を食べにやってきています。険しかった顔つきも変わってきたように思います。ただ、歴戦の影響なのか、身体が細くなっています。



その他上位は、「お寺の掲示板」と「ナモの日記」がしめています。

最近、「お寺の掲示板」を更新できていないので、7月からはまた再開できるようにがんばります。

訪問者数はのべ6200人でした。下半期もよろしくお願いします!

カレー日和

蒸し暑いですねー。

午前中、本願寺に提出する書類にサインをいただくため組長(そちょう)さんのところへ。本堂の書籍コーナーにおもしろそうな本があり、何冊か購入しました。

その後は、市内のラルゴさんでカレーです。職場が近い坊守も合流。バターチキンカレー、安定の美味しさです。あまり食欲がなかったのですが、食べたら胃が動いて調子が良くなったような気がします。

食べることのほか、お願いがあってやってきました。10月7日予定している「心のコンサート」(出演・大須賀ひできさん)への出張販売です。今回は限定50食ということに。お寺フェスについで2回目のキッチンカーです。

その後、スーパーで早々に買い物を済ませ、直帰。ター坊が朝、高いところに上がって寝ていたので、降りられないかもしれないと。高さは1.8Mほどでしょうか。どうやって上ったのかわかりません。もしかしたら運動神経悪くないのかも。

案の定、まだ下りてませんでした。本人はいたくご機嫌で引っ張ろうとすると断固拒否。それでも30分ほど放っておくと、下りたくなった様子で、私の肩を利用して無事に地上へ。縁側で寝始めたので、もう今日は上がらないのでしょう。

さて夕方5時の鐘がなりました。西法寺通信も明日には入稿できるかな。今日はここまでとしましょう。

あれから1年

早朝から部屋にこもって西法寺通信の作成作業にあたり、夕方ひとまず完成しました。あとは校正です。今月中には入稿できそうです。

外に出ると野良のシマちゃんがお休み中です。ウチのネコたちもこの時間は静かなものです。この写真には3匹のネコがおさまっています。わかりますか。

夕方は雨模様です。西法寺農園ではグラジオラスが花をつけ始めました。

昨年、坊守の勤め先からたのまれて、直葬をおつとめする機会がありました。グラジオラスの花束を持っていったところ、とても喜んでおられたことを思い出しています。

あれからもう1年です。

西法寺通信第17号作成中です

今日は蒸し暑いですねー。岩美町は32℃ありました。

朝から寺報をつくっています。なんとか半分は形になったので、明日がんばればメドはつきそうです。

17号はお寺フェス、帰敬式、そして慶讃法要の紹介が中心です。月末に印刷所にまわして7月上旬にみなさんのところに配る予定。その際は、あわせて盆参りのスケジュールもお知らせします。実に4年ぶりです。この夏は坊守にも盆参りに出勤してもらうかもしれません。そうなったらよろしくお願いします。

1年の半分がまもなく終わります。信じられないスピードで月日が流れていきます。私も歳をとったということなのでしょうね。

なもなもサロンはじまる

網代布教所を会場になもなもサロンをひらきました。サロンの大きな目的は、みんなでいっしょにお弁当を食べることです。「おいしいが」と喜んでいただいたようです。食事後は誕生月の方を拍手でお祝いし、坊守手づくりのシフォンケーキをデザートにしばらく茶話会。

サロンの名前は、なもなもサロンに決定しました。「『なも』について生前、永六輔さんは、『あなたのことが好きです、アイラブユーでもいいんです』と説明されているんですよ」と私から紹介。実にいい言葉なのです。

初回は17人が集まりました。次回は7月31日。声をかけたい人がまだたくさんいらっしゃるので、なもなもの輪を広げたいと思います。

うちのナモにも報告しました

私のせいじゃない

今日は朝からお墓でのお勤め、そして法事が3件と忙しい日曜です。
いずれのお勤めでも、一緒にお聖教をあげてくださる方がいらして、にぎやかな法要でした。「前に住職から阿弥陀さんが前屈みに立っておられるという話を聞いて、私も手を合わせるときに、そうやって助けて下さろうとしているんだなあと思いながら手をあわせるようになりました」。帰りがけにそう声をかけてくださる方もありました。阿弥陀さまは蓮の花の上に立ち、いつも私たちに前屈みです。

境内の蓮は、甕からなかなか茎が伸びてきません。昨年は6月末には花が咲いていたので、少し心配しています。

昨日、金子みすずさんの詩に曲をつけて歌う吉岡しげ美さんの歌声にふれました。
みすずさんに「蓮と鶏」という作品があり、買い求めたCDにあるかなと探してみましたが、残念ながら収録されていませんでした。

泥のなかから
蓮が咲く。

それをするのは
蓮じゃない。

卵のなかから
鶏が出る。

それをするのは
鶏じゃない。

それに私は
気がついた。

それも私の
せいじゃない。

おのずからなることを自然(じねん)といいます。
ものすごいいのちの営みがあるということ
生かされているということ

それにみすゞさんは気がついて、私たちに気づかせてくれます。そして、気づいたのは、私の手柄ではないよということも教えてくれます。

仏さんも同じです。拝んでいるのではなくて、拝まれているということです。それに気がつかされて、また手をあわせるのです。
ちょっと難しいですかね。

蓮に対して私にできることは水をあげることくらいです。
あとは自然の世界におまかせです。

でも、咲いてほしいなあ。

尾崎翠のおもかげを探して

映画「こほろぎ嬢」をはじめて試聴しました。尾崎翠の原作を浜野佐知監督が映画にした2006年上映の作品です。

浜野佐知さんが来県され、イベントの司会進行もつとめられました。

現実と空想のクロスを楽しむ作品でした。最後は苦き地上(長き戦争)と自由な地下室(心の世界)の対比です。そして心は広い宇宙・世界と繋がっていることが「こほろぎ嬢」から語られます。ふるさとの美しい風景を楽しむこともできます。

映画から、見えないものを見る心の豊かさ、「異端」のものへのあたたかいまなざし、心の自由を大切にというメッセージを受け取りました。時折、睡魔に襲われつつ…。

映画の後は音楽の時間。映画音楽を担当した吉岡しげ美さんのピアノにあわせ、主演の鳥居しのぶさんが翠の詩を朗読しました。

そして金子みすゞコーナー。吉岡さんは40年ほど前からみすゞの詩に曲をつけて歌っています。みすゞは翠さんより7歳年下ということです。「大漁」「南京玉」「こだまでしょうか」「ひのひかり」「私と小鳥と鈴と」。共に生きるものへの共感・共鳴です。

最後は、ゲスト3人のトーク。浜野監督は、翠が教員時代に教わった生徒から聞いたエピソードを紹介されました。「『こんな女の歌う歌は歌えない』という男子生徒に翠先生は、『男も女もない。歌え』と首根っこをつかんで歌わせた」。翠の人生を、「自分らしく生きるいさぎよさ」と評しました。すごい尾崎翠愛。熱かったです。

主催した岩美町、そして来県されたゲストのみなさんに感謝。尾崎翠を次代につないでいかないといけないですね。そういう値打ちある人、作品なのだなと改めて学ばせていただきました。DVDを購入したので、じっくり鑑賞します。

残念だったのは若い人が少なかったこと。中高生に参加して欲しかった!

法名のご利益は

「お寺にお参りする後ろ姿が写っとったでー」
町内のケーブルテレビ「岩美町チャンネル」で西法寺 お寺フェスの紹介が始まり、視聴したご門徒さんから声をかけられました。

お寺フェスに参加された知り合いの方は息子さんに、「生きてる間に戒名(法名)をもらえるそうだで」と話されたそうです。息子さんと坊守は同じ事業所ですから、私の耳にも伝わってきました。知り合いの方は無宗教を自認されています。奇異に思われたことでしょう。

生前法名を授かったご門徒さんは、息子さんから「どんなご利益がある?」と尋ねられ、「オラが死んだ時、住職が名前をつける必要がないけえ住職が楽できると言っといた」と。苦笑しました。あながちウソでもないような…。

別のご門徒さんは、「額に法名と住職がかいた説明を入れて飾っています」とのことです。ありがたいことです。

生前法名にはどのような意味があるのでしょうか。本山ではこのように説明されています。

帰敬式は、浄土真宗のみ教えに
生きていくことを誓う
生涯ただ一度の大切な儀式です。
浄土真宗のみ教えとは、
阿弥陀さまのご本願が、
今、この瞬間の私に
はたらいてくださっていることに
気づかせていただき、それぞれの人生を
安心して歩むことができるということです。
法に出遇い、法をよろこび、
この人生を仏弟子として生きていくうえでの
名のりが法名です。
法名の名のりのもと、歓びに満ちた人生を
あゆませていただきましょう。

ここにあることがご利益です。

来年のいい時期に本山参拝を計画したいと思います。帰敬式へのお参りを予定に入れたいと思いますので、一人でも多くのご門徒さんが、法名を授かる機会としていただけたら。

追伸 朝、病院に検査の結果を聞きにいきました。特に異常はありませんでしたが、標準値以上の数値があり、3カ月後に血液検査をすることになりました。

第6回目の食料無料市を開催します

午前中はズームをつないでの食料無料市実行委員会でした。
早いもので次回は6回目。7月29日(土)午前中を予定しています。

その日は、早朝8時よりお寺清掃があります。終わったら直行です。
振り返ってみると、去年もお寺清掃→無料市でした。たくさんの方が炎天下に集まっておられました。1年というのはあっという間に経つものです。

7月末は、夏野菜の時期になりますから、去年、協力していただいた町内の方、とうもろこし農家の方などに声をかけたいと思います。私が育てているナスは、お出しできるほどのものにはならないでしょう(苦笑)

電気料金をはじめ、生活費の高騰が続いています。
ささやかな行動ですが、支え合い、助け合いです。
医療スタッフの方々がボランティアとして多く参加しますから、困りごとがあればお寄せください。

日用品、食品(乾麺、レトルトなど)、お菓子、野菜などなど、提供していただけるものがあれば、住職までお知らせください。



なもなもサロンに向けて

午後から網代道場の掃除に。来週月曜がなもなもサロンの初回です。草ぼうぼうだとまずいなと思っていたのですが、この間2回行った草刈りの効果がまだありました。20分ほど機械を動かしてキレイになりました。

ご門徒さんが花壇の世話をしてくださったおかげでマーガレットが花盛りです。

強風にあおられてあんずの実があちこちに落ちています。使えそうなものを拾い集めると結構な量になりました。

その後、ご近所のご門徒さんと立ち話。先日の帰敬式の話になり、「ええ名前をもらって喜んでるだが」と。本山が選定した法名です。「孫と同じ字が入っとって、孫にもいっただで」。

風が強くなってきたのでこれにて撤収です。

きょうは午前中にもけっこうなものを農家さんからいただきました。

この時期だけのヤングコーン。ありがたくいただきます。