なければ欲しいと悩む

先日、お寺の雪かきを手伝ってくださったご近所さんと除雪機の話題になりグラっと来ました。

というのも、お持ちの除雪機は20年以上前のものをメンテナンスしながら使っているとおっしゃるのです。

大事に使えばそれぐらいの期間使えるということです。

「安いもんじゃないから、よう考えたら」とも。

大雪が降ると除雪に来てくれる業者さんからも先日、「お寺さんは広いけえ、除雪機を買われたらええが」とアドバイスされたところです。

もちろん、毎年降るかどうか分からないし、安いものでもありません。ただ、いまも本堂前には雪が溜まり、年末にさらに積もるようなことがあれば大変です。1、2月のことを考えると不安にもなります。

『無量寿経』に、「田があれば 田に悩み、家があれば 家に悩む。田がなければ 田をほしいと悩み、家がなければ 家がほしいと悩む」という下りがあります。私の今の心境は、まさにこれ。

あしたホームセンターに行って、悩んでみたいと思います。

町内を配達してまわる

西法寺通信第7号、カレンダーなどを手に町内をまわりました。

まず網代へ。

海岸線の道を走って田後へ。あまり雪の積もらない網代、田後にも雪が目立ちます。

お昼からは山間の集落・銀山へ。岩井よりも積雪量が多いです。

そして長谷とめぐって

最後は岩井です。夕焼けで山が赤くなっています。

雪が降ってない間にほぼ配り終わってホッとしました。

今週、大雪になって雪かきはしんどかったですが、ご近所の方と助け合って作業に当たったり、世間話をしたり、お裾分けをしあったりと、有意義な時間でした。

夏には草が伸びて草刈りをする、冬には雪が降って雪かきをする。雪国では当たり前のことを都会暮らしで長らく忘れて生きてきました。それを今回の大雪で思い出しました。

でも、もう雪は降らないで欲しい…。

お布施について

昨日のこと。
岩美町の中央公民館で行われた「奏で」の際に声をかけられました。
昨年の秋にお寺で開いた「心のコンサート」に参加されていた女性です。

「あの時、御住職が、『お布施というのはお金だけのことではないですよ。人に優しい言葉をかけること、被災地の方たちのご苦労を思う心、それもお布施です』と話されたのを、そうなんだ、と思って聞きました。それから私も心がけるようになったんです」

とのことでした。

昨年、そんな話をしていたとは、当人はすっかり忘れているのです。

「無財の七施」というお布施があります。
1、あたたかい眼差し
2、にこやかな表情
3、やさしい言葉
4、精一杯の行い
5、慈しみ深い心
6、人にあたたかい席を
7、人を気持ちよく迎える心がけ

以上の7つです。

いいことを思い出させて頂きました。

朗読と音楽 奏で

岩美町中央公民館「いわみんホール」にて、「朗読と音楽 奏で」が開催されました。主催は岩美まちづくりの会です。

例年は尾崎翠さんの生家である岩井・西法寺で開催されていますが、密を避けるためホール開催となったのです。

尾崎翠さんについてはここをクリックしてください。

ハーモニカ演奏、石美町の民話朗読につづき、尾崎翠の詩に曲をつけてフルートによる演奏もありました。そして尾崎翠の作品『無風帯から』の朗読です。

『無風帯』とは岩井のことです。西法寺の情景も描かれています。

療養のため岩井に帰った光子の兄がその友人にあてた長い手紙、という形で物語は展開します。光子が好意をよせる友人に妹を託す兄の胸の内を語ったようでもありますし、兄の光子への愛情を告白するような内容でもあります。じっくり聞かせていただきました。

来年はお寺でできるとよいのですが。

御堂さんが届きました

西法寺通信、そして真宗教団カレンダーとともにご門徒さんに届ける予定の『御堂さん』が午前中に到着しました。大阪の本願寺派津村別院の雑誌です。

下に寺院の名称が入っています。

読み耽っている場合ではないのですが、なかなかおもしろい。

巻頭は坂東玉三郎さんのインタビュー。オール阪神・巨人さんも登場しています。

そして、こんなページも。

別離の年の出来事です。昭和47年に亡くなった方は今年50回忌。その年は沖縄が返還された年、などなど。

来年、法事を迎えられるご家族の方は、このページも眺めつつ、亡き方のことを思い浮かべることができるのではないでしょうか。

40頁だて。情報満載です。幾分字が小さい。それだけが少し残念!

大雪になりました

昨日から雪が降り続き、数十センチの積雪となりました。

昨日の雪は水分を含んだ雪でしたが、今日の雪はさらさらしていて積もるスピードが早いです。

朝、雪かきをしているとご近所の方の車が立ち往生。数人がかりで雪を取り除いてなんとか動き出しました。

今日は田後にお参りする予定でしたが、お断りを入れました。申し訳ないことです。

明日までさらに降り続くようです。雪被害が心配です。十分気をつけて過ごしましょう。

ご近所の方が除雪に来てくれました。

雪が降りだしました

窓の外は雪が降っています。夜積もるかもしれません。

鳥取に帰って3回目の冬です。この2年はほとんど雪がありませんでした。この冬はどうなるのでしょう。先週末にあわててタイヤ交換したのは正解だったようです。

さて、本日も年回法要の案内をつくっています。あとは50回忌のみ。それが終われば法名を紙に書く作業となります。こちらはお寺の中に貼りだします。今はお札を貼り出していないお寺さんが多いと思います。私はまだ答えを出していないのですが、来年については法事の時にのみ貼り出して、あとはしまっておくようにしたいと考えているところです。再来年以降の対応については役員のみなさんと相談したいと思っています。

西法寺通信の第7号も刷り上がって先ほど届きました。

年末年始に向けた下準備も、あとひとがんばりというところです。

雪がひどくならないといいのですが…。

霰降る日曜日

坊守です。

岩井は午前中、霰が降りました。「あられ」の漢字をまじまじみると、雨の冠の下に散る、パラパラ地面を叩いて四散する有様がそのまま文字になっていますね。温泉駐車場では、地区の除雪機の運転講習もされていました。
ということで、この日曜は昨日に引き続き、家の中の仕事をしています。ちなみに昨日は、職場から戻ってからは庭の柚子の皮を数十個ぶんすって柚子胡椒にし、余った果汁はポン酢に、タネは焼酎につけて化粧水にしました。どこまでも使える果実であります。

きょうの作業のひとつは、小部屋の障子の修繕。悪いネコが相変わらずバリバリするので、見た目も隙間風も厳しくなってきたのです。それにしても、ネコは紙類がこんなに好きだったのですね、ホンマはヤギか?キミは!

糊と筆と各種和紙を手に作業をしていると、犯人が肩に飛び乗ってきましたが、知らん顔で続行。しばらく経って降りてくれたので、飽きたな、と思ったら、目の前にあった布団にひらりとあがって、昼寝を始めました。本人のアタマの上でガサガサ作業しても、起きることなくぐっすり。いままでここに寝たことがないのに、まったく気まぐれな生き物です。

修繕のあとは、いつも静かで障子もふすまも破かない、お利口さんの金魚たちの家も大掃除できました。金魚鉢は水をかい出してもめっちゃ重いのですが「腕で運ぶのでなく、腹で運ぶのよ!」と、寸胴鍋の扱い方を教えてくれた食養科スタッフの言葉が突如としてアタマによみがえり、腰にも鉢にもダメージが及ばす済みました。

後でやってきたネコは、金魚が居ない鉢を不思議そうに眺めるのでした。


さあ、お正月まで気になることを少しずつやっつけていきましょう