50人近い門信徒のみなさんの力を借りてお寺の掃除をしました。

1時間作業、そして30分は団らんの時間。
風がよく通る本堂。
車座になっておしゃべりするのもいいものです。

お布施というとお金と思われがちですが、「無財の七施(しちせ)」というお布施、施しがあります。
体を使って奉仕することを「身施」(しんせ)といいます。
困っている人を助けることも「身施」です。
和やかな笑顔で相手に接することは「和顔施」(わげんせ)
身施をして、お互い和顔施をして、いい1日でした。
50人近い門信徒のみなさんの力を借りてお寺の掃除をしました。

1時間作業、そして30分は団らんの時間。
風がよく通る本堂。
車座になっておしゃべりするのもいいものです。

お布施というとお金と思われがちですが、「無財の七施(しちせ)」というお布施、施しがあります。
体を使って奉仕することを「身施」(しんせ)といいます。
困っている人を助けることも「身施」です。
和やかな笑顔で相手に接することは「和顔施」(わげんせ)
身施をして、お互い和顔施をして、いい1日でした。
本日、机が届き、集会室は座卓から椅子と机になりました。
打ち合わせや法事の際の食事など、これまでより使い勝手が良くなりそうです。
18人まで利用可能です。

継職法要の方は参列者が99人となり、お寺の方達を含めると110人にも。
役員の方とは「50人でもきていただければ」と話し合っていたので、ありがたいことです。
浄土真宗には「食事のことば」があります。
「食前のことば」
多くのいのちと、みなさまのおかげによりこのごちそうをめぐまれました。
深くご恩をよろこび、ありがたくいただきます。
「食後のことば」
尊いおめぐみをおいしくいただき、ますます御恩報謝につとめます。
おかげでごちそうさまでした。
19日、継職法要の後の祝賀会で、みんなでお唱えするためにカードを印刷しました。

注目したいのは「恩」と「報」です。
「恩」は「私のためにしてくださったことを自覚する」という意味があります。
「報」は、報いるとともに、「報(しら)せる」という意味があります。
多くのいのちによって生かされる私たち、
恩としては返すことができないけれども、いのちを大切にしよう、いのちの尊さを報せていこう、
そんな思いを込めたことばであると思います。
食事の際に、いただきますも、ごちそうさまもあまり口にする機会がありません。
それだけにこの「食事のことば」は新鮮な響きがあるように思います。
そういえば、ドラマ「孤独のグルメ」の井ノ頭五郎さんの「いただきます」「ごちそうさま」のことば、いいなあと思うのは私だけではないでしょう。
19日の本番まであとわずか。
あいさつ原稿は、お弁当は、イスは、音響は、花は、と慌ただしくなってきました。
それにしてもいい天気です。
そして5月の風。
鯉のぼりではありませんが、吹き流しが泳いでいます。

草木が生い茂るばかりだった網代布教所も、造園業のみなさんの手を借りて剪定がすすんでいます。

当初はこんな感じでしたが、だいぶ見晴らしがよくなりました。

お参りに来られた方から、知り合いとの会話の中でお墓をどうするか話題になったという話を伺いました。
お墓は、家が続いていくという了解のもとに受け継がれてゆくものですが、いまそれは急速に崩れつつあります。
家業を継ぐ、家を継ぐということがふつうではなくなりつつあるなか、お墓は心配ごととなっています。
子どもや遺されたものに迷惑をかけたくないので、という相談も先日ありました。
「よく話し合っていただいて」とお願いしつつ、「当院にも納骨堂があります」とお伝えしています。
地域社会と家族の変化がすすむなか、不安に応えられるお寺をつくってゆくことが求められているといえそうです。
寺をきれいに!連休作戦、第4弾!
本堂裏の「翠さんの部屋」の障子を張り替えました。

糊のついた桟の部分に水をつければ、古い紙はきれいにはがれました。
骨だけになったところに、また糊を置き、ロール状の障子紙をつけていきます。
きれいに張れると、とても気持ちのいいものですね。

本日は17回忌のお勤めがありました。
小さな子どもさんたちの姿も。
17年前にはこの世になかったいのちが、今はある。
法事というのは、いのちには縦のつながりがあるということを教えてくれます。
そして同じときを生きる横のつながりを教えてもくれます。
縦と横のいのちのつながりに想いを馳せる機会が法事の場であると思います。
明日は33回忌のお勤めがあります。
法事を催すということは、今あたりまえではありません。
ありがたいことでした。
法事が終わり、小さなお子さんが畳の上で楽しげにハイハイしていました。
お父さんは、「家に畳の部屋がないので、珍しいのかな」。
本堂の畳には、様々な活用方法があるものだと小さなお子さんに教えてもらいました。
鳥取駅前で行われたハト風船のイベントをのぞいてきました。
「ハト風船」は、その名の通り鳩のカタチをした風船です(海外などでは、結婚式などでも使われている)。
2008年の憲法記念日から毎年行ってきたそうです。日本国憲法の誕生を祝い、ひとりひとりの人権を尊重するその精神が行き渡りますように、と願い、決意して、平和の象徴であるハトを飛ばす、というコンセプトでした。

少年少女たちの和太鼓演奏あり、米子市のゴスペルグループのライブあり。
雲ひとつない青空。正午にリリースされた200羽が、ぐんぐん昇っていく様子が、いつまでも見えました。

支配者が時まで支配する。
もともと元号とはそういう意味です。
ですが、親鸞聖人の生きた時代では、かわったことを知るまでにずいぶんなタイムラグがあったようですから、そこまでの縛りは感じさせられません。
好きな人もあまり気にしてない方も、時をも支配することが苦難をしいた歴史があることは知っておかなければなりません。
昭和20年8月15日以前です。この時代、真宗は国家神道に屈し、戦争を美化しました。真宗は、そのあやまりを繰り返してはならないのは、いうまでもないことですが、何度も何度も肝に銘じなければなりません。
その反省から信教の自由を保障した日本国憲法が生まれます。
あすは、憲法記念日です。
令和に変わった日は誰でも知るほどの情報量でしたが、憲法記念日もきちんと覚えておきたいものです。