開催を決めた1月時点ではずいぶん先のことだったお寺フェスと慶讃法要、そして帰敬式ですが、次の日曜日と目前になりました。
元来、抜けの多い人間なので、私も何をしなければいけないのか、紙に書き出して、一つ一つ確認しているところです。坊守も家に紙を貼り出して、自分の仕事を確認しています。
本日は落語家さんが宿泊する町内の旅館にごあいさつ、ほか、法要の準備、窓ガラスなどの掃除etc、、。
窓ガラスの掃除がいちばん時間かかりました。
この数日、坊守によって古家の1階がお食事処に変身し、蕎麦屋でもできるんじゃないかという雰囲気になりました。この古い机が、古家にマッチします。そしてナモとター坊も。

以前、お寺で使っていたもので、役割を終えて藏にしまってあります。裏には寄贈された3人のご門徒さんのお名前が記されています。いずれの方も既にお浄土にいらっしゃいます。昭和44年、私の生まれた年に寄贈された机もありました。寄贈された方たちのご厚意に今更ながら感謝するのです。
「住職は、どんな僧侶として歩んでおられますか」
そう語りかけてくださっているように思います。
ご門徒の皆さまは、お弁当をいただく机が、実はみなさんもよく知る大先輩の寄贈されたものであることを知っていただけると幸いです。