午後4時前、京都をあとにしました。
本願寺御影堂(ごえいどう)での慶讃法要、大谷本廟での納骨、京都国立博物館の親鸞展鑑賞と中身の濃い1日でした。

みなさん、午前中の法要が心に響いたようです。
「はじめてお参りして感激しています」「法要の内容が充実していてよかった。コロナ禍、どこにもいけなかったので楽しかった」「感動しました。参らせてもらってよかった」
特別の演出(作法)でのおつとめ。見事な声明(しょうみょう)、雅楽の音色、出勤された僧侶の方たちのきっちりとした作法。隅々まで行き届いた演出が一体となった法要でした。
私も、最近これほど胸を打たれたことがあっただろうかと思うほどです。
ある僧侶の方から、「仏法を味わって得られる喜び、楽しさを法楽といって、それは人にとってもっとも大きな喜びですよ」ときいたことがあります。その言葉がふいに思い出され、満堂のご門徒さんとこの時を共にできたことを本当にうれしく思いました。