坊守です。
久しぶりのブログ当番です。年度末のせわしなさにおわれております。
今日は祝日でしたが、このところ毎日法事をお勤めしている住職は「今日は何曜日だ?」と、見当識障害を起こしています。
そのことを午前中に笑った私も、夕飯後のお茶をいれながら「どうする家康(大河ドラマ)は…」と口走りました。
カレンダーを持っているのにニンゲンたちの頼りないこと!これに対して、草木の季節感は正確です。
西法寺駐車場の桜が本日、開花しました。局地的ですが開花宣言です。

去年、強めに剪定してもらいましたが、今週末にはたくさん咲きそうです。16日の彼岸法要の本堂の仏華にしたソメイヨシノも満開に。

掲示板の足元にはにぎやかにペチコートスイセンが。これは、一般的なスイセンとは顔つきがちがいますが、これが原種に近いそうで「原種スイセン」ともよばれることがあるそうです。私はこの花の強めの黄色を見ると、春が来たと実感します。

我が家の裏庭にある乙女椿の蕾も、次々ひらいて、本堂の水まわりにいけました。神奈川県にある知り合いのお寺さんでは、この椿は2月半ばに咲いていたので、ひと月遅れです。

とはいえ、まだまだ朝晩は暖房が必要!ホットカーペットにゴロンとすると、ター坊が脇腹にくっついてきました。
みなさんも、季節の変わり目、体調にはお気をつけて。

花のたよりに、思わずニッコリ。
桜は特別ですが、他の花もみんな、咲いたのを見ると嬉しくて、花に話しかけたくなります。
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決まった時期にちゃんと咲く花々は、偉いなあ!
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