一昨日、ご門徒さんのところに春の彼岸法要のお誘いでうかがいました。「住職、過去帳を新しく書いてくれんだか」とのお願いがありました。確かに紙がずいぶん傷んでいました。
昨年秋、100歳のお母さんがご往生されました。「おじいさんの代からの仏壇だけえ、だいぶ汚れとるし、おかあの初盆までに仏さんをきれいにしたいと思ってるだが」「仏間もきれいにしたいだけど、そこまでできるかどうかわからん」とも。ですよね。あらゆるものの値段が高くなっている折ですから。
来月末、本願寺参拝ツアーにご一緒し、お母さんのご遺骨の一部を大谷本廟に納骨する予定です。
過去帳の方はお預かりして、昨日、市内の仏具屋さんで、同じサイズの過去帳を購入しました。この仏具屋さんは5月28日のお寺フェスにも仏具販売で来ていただくことになっています。店員さんとしばし、最近のお墓やお葬式事情について意見交換をしました。
今日は終日、住職部屋にこもっています。今月2人のご門徒さんから過去帳を預かっていましたので、手元に3冊の過去帳があります。午前中から昼過ぎにかけて、ずっと過去帳の記載です。一昨日、過去帳を預かったご門徒さんのおじいさん、おばあさんの名前と法名を記載しました。「お2人が求められた仏さんを、お孫さん(といっても70代の方ですが)がきれいにするといっておられますよ。よかったですね」と私から報告しました。
明日も春彼岸法要の案内、そして、4月発行予定の西法寺通信第16号にもそろそろ取り掛かろうかと思います。それとお寺フェスのチラシ作りにも。そうこうしている間に、2月はあっという間に終わりそうですね。