坊守です。
本願寺と寺院をズームでつないで行われてきた講座も本日が最終回でした。寺院運営計画書をそれぞれ持ち時間25分で発表と質疑応答です。
パソコンの横っちょで他のお寺の報告(今日は西法寺を含め5ヶ寺)を興味深く聴きました。
人口3000人の町で、まちおこしの拠点になろうという計画や、都市部に立地して浄土真宗らしい路線をすすめる計画、それぞれの地域や歴史を生かしながら、今後のあり方を考えてこられたんだなぁ、と想像を巡らせる場となりました。
さて、われら西法寺の首尾は…。先週末に住職がウンウン言いながら整理した計画(坊守は半日で作業を離脱しましたが)は、着任してから5年間のとりくみの先に何を目指そうか、という記録でもある気がして、背伸びもしすぎず悪くないと思いました(上から目線)。
質疑応答でワタシが個人的に面白いと思った場面は、ネコの名前が「ナモ」「タリ」と住職が紹介すると「うちは犬がナモで、インコがののちゃん」とレスポンスされたお寺があったことです。なんという発想の類似でしょう。
ともあれ、この数カ月間のセミナーの計画書づくりを通じて得られたことは、地域の中の自院のポジショニングだけでなく、行ったこともない地の同宗派のお寺の皆さんが身近になったことではないかな、と笑顔でパソコン画面に向かう住職を見て思うのでした。
計画書の方は、「今後、役員さんと共有して、お寺の運営に生かしていきたい」と住職は申しておりました。
