昨日から取り掛かっていた、本堂掲示用の年回札は昼前に一応、出来上がりました。
要した時間、約8時間でした。
文字は気に入りませんが、仕方ありません…。
書いては丸めて捨てた紙も多数。
それでもこちらは書き直しができるので、まだ気楽です。
秋にお預かりした過去帳も同時並行で記載中です。
こちらの方は大苦戦しています。
早く取り掛からなかった私が悪いのです…。
江戸時代から続くご門徒さんの過去帳です。
記載するお名前がこれまでの私の経験の中では最も多いこと、書き直しがきかないので、慎重に書かないといけないので時間がかかっているのですが、それだけではありません。
江戸時代から明治の頃まで、おそらく使われていたのでしょうね。こういう暦が。
みなさん、なんと読むかわかりますか?
十干・十二支・干支
暦には十干と十二支を合わせた60通りの表記の仕方があり、古い過去帳には、その表記があります。間違いがないかお寺の江戸時代から続く古い過去帳とつきあわせての作業になり、時間がかかります。
これが一周するから還暦になるということを、「そうだったのか?!」と認識した住職であります(笑)どこかで聞いたことがあったと思いますが、うろおぼえでした。
ちなみに、1969年生まれの私の場合、十干十二支での干支は、己酉(つちのととり)があたるそうです。
と横道にそれてしまいました。年末までに書き上げることを目標にしていますので、明日も続行します。