お供えは2つ?3つ?

岩美町は日中、激しい雨が降っています。午前中はお寺の責任役員会、日中は百箇日の法要をご門徒さんのお宅で、夕方は短時間、町内会の寄り合いを。議題は雪かきです。そんな時期になりました。大雪の場合は除雪をお願いしないと車が通行できません。

百箇日の法要の際に質問がありました。「お正月のお餅はいくつお供えしたらいいですか? 仏具屋さんにはご本尊の前、左右対称に一つずつと教えられ、近所のご門徒の方には3つと教えられました。どっちがいいですか?」

うーん、難問です。

お寺ではご本尊の左右には2つお供えします。供笥(くげ)という供物台は左右対称に2つというのが仏壇では一般的でしょうか。3つというのはどこからきたのか分かりませんが、間違いということでもないでしょう。お仏飯を阿弥陀さん、親鸞聖人、蓮如上人の前にと合計3つお供えする方もいらっしゃるでしょうから。ですから、「どちらでもいいのでは」とお答えしました。

ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。

2つか3つかとの話を聞きながら思いました。この10月に新たに求められたお仏壇です。新年を迎えるのも初めてです。お仏飯もお餅もいのちの恵みであり、阿弥陀さまからのお恵みです。そのことに感謝して、手を合わせる生活が、ご門徒さんの家でスタートしたのだなぁと。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“お供えは2つ?3つ?” への 2 件のフィードバック

  1. 浄土真宗には餅の数に規定はないようです。ただ重ねる場合は供物台の大きさに(幅に合わせて)見た感じでこんもりとなるように乗せたほうがいいようです(あまり高くならないように、不安定感が出ますから)、ちょうどお仏飯くらいの
    感覚で適当に。餅の大きさに合わせて、大きい餅なら一段から二段程度。お団子のような小さな餅ならこんもりに成るように適当に積み上げればいいかも。紅白の餅には規定があるようですが、わかりません。

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