坊守です。
日にちが経ちましたが、この前の日曜日(3日)、鳥取市が行った「つながりサポーター養成講座」に参加しました。
講座は、増える孤立をなんとかしよう、行政機関では足りない部分があるので、地域住民・民間の力も集めよう、という問題意識で開催されました。
前半は学習。
「孤立」はなぜ、放っておいてはいけないのか?孤独とはなにが違うか?いのちに関わるような困りごとを抱えても「助けて」と言えない人が増えている背景にはなにがあるのか?
日本福祉大学の原田正樹先生が、わかりやすく解説してくれました。
格差が拡がり貧困が増える方向に変化してしまった社会と、福祉のあり方(タテ割りな上に、困っている当事者が、自分から助けてと言わないと動かない)をつきつけられて、何度もため息が出ました。
病身の親子、シングルマザー、老老介護、少なすぎる年金で一人暮らしする高齢者…食料支援でつながった人たちひとりひとり、思い当たることだらけだったからです。
そこに、先週もお話下さった北九州の奥田牧師の講演が続き、これからの支援は、つながり寄り添うことを大事にする伴走型が求められていることを痛感しました。
「あなたがいる
わたしがいる
なんとかなる」
という講演の最後を締めた言葉が印象的でした。
鳥取市で初のこころみだけあって、開会には市長もあいさつにきて、テレビカメラも入っていました。自治体にはできることがもっとありそうなもんやのに、がんばってェなぁ…というツッコミは今回封印して、1日の講座をまじめに受講しました。

午後からのグループワークも、知らない人同士でしたが「困っている人をひとりでも減らすために何ができるか?」という問題意識を持つ人たちとの話し合いは、充実した時間でした。
こうして誕生した「つながりサポーター」一期生は約40人。これからが肝心なので、ボヤボヤせずにいきたいと思います。
※ご興味ある方は、お声かけください。資料などお見せします
いろいろされていて、すごいなといつも思います。
いつも人様のことで奔走されておられるので、坊守さんのからだも心配です。
いつもお疲れ様ていってあたたかいココアでもいれてあげたいな。
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承知しました。ココアはないので、コーヒーでも。
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