昨日の夜はワールドカップをテレビ観戦した方も多かったことでしょう。私もその一人です。
日本対ドイツ。日本が後半2ゴールを奪い、強豪国ドイツに勝利しました。テレビの前でバンザイしたのは、タイガースの優勝以来かもしれません。
NHK BS1の「ワールドニュース」では、ドイツZDFが、「大きな落胆」「まずいスタート」とドイツにとって衝撃的な敗北を現地で観戦したファンの声とともに報じていました。
日本は前半、守備に回りすぎ、ほとんどボールを支配できませんでした。それでもドイツは1点しか奪えず後半へ。日本は攻撃的な選手をピッチに送り、前に出ていきました。チャンスも増えるなか、同点、逆転ゴールを奪いました。
サッカーの戦術はよくわかりませんが、後半、日本選手が示したのは、たたかう勇気だったと思います。それがドイツ選手にプレッシャーを与えていたことは画面上でもわかりました。大きな番狂せが起こり、びっくりしました。
ドイツチームにとっては残念な敗北でした。彼らは、差別反対を意思表示する「ONE LOVE」の腕章をつけて試合に臨もうとしていました。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)は警告の対象にするとし、ドイツチームを含む7チームは着用を断念しました。スポーツを愛するものとして差別や暴力に反対するというメッセージを発信しようとした勇気は讃えらるものです。警告を受けるべきはFIFAではないでしょうか。