若桜町での研修

坊守です。
住職が復帰して「やれやれ」といいましたが、
仕事の方面がラッシュで毎日小走りです。
通常業務の合間に、複数の研修や採用面接や、近いうちに予定されている企画がさまざまあって、気合の他に体力が必要です。団体交渉のあった一昨日の夜は「ひと休み」と思ったら記憶がなく、深夜になって自分が敷布団の「下」に居ることに気づきました。
ホットカーペットがあたたかくて、寝室に行かずにそのまま寝てしまうことを我が家では「野宿」と呼んでいますが、布団を敷く作業半ばで力尽きた場合は何と呼びましょう。「落武者?」意味不明か。

はい、落武者と言えば、かつて落武者が隠れ住んでいたといわれる集落のある、若桜町にきょうはひとっ走りしてきました。岩美の3分の1程の人口の自治体です。
同町には医療生協(私が勤めている協同組合です)の診療所があり、高齢化する地域のニーズに少しでもこたえようと、これから高齢者住宅をつくる動きになっています。そこを、入職して半年目を向かえた職員たちと訪問しよう、という研修だったのです。


レトロな列車が停車する若桜駅からクルマで10分ほど山間に入り、この先に人が住んでいるの?等と思っていたら、少しひらけて集落がありました。見上げると切り立った山。道路は半分落ち葉で埋まり、「なだれ注意」の大きな看板が立っていました。「不便でも、自分の家でさいごまで過ごしたいけぇなあ」と、地元の組合員さんが話してくれていたことが、ずーんと響きました。
若桜町の話は岩美のわたしたちにとっても他人事じゃなさそうです。

学んだあとのお昼ご飯は道の駅さくらんぼで鹿肉カレー。


食料無料市にお肉を提供してくれる、地元の豚肉専門店・オンリーbooさんの肉巻きおにぎり(冷凍)も手に入れました。
そんな時間を過ごしたおかげで、週の締めくくりはリフレッシュできた感じです。
今夜は落武者にならないよう気をつけます。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“若桜町での研修” への 4 件のフィードバック

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