亡きお母さんから受け継いで

この週末と来週の週末は四十九日の法要が続きます。
23日の日曜にはお寺の勉強会も予定されています。
明日から木曜までは入院の予定ですから、なんだか慌ただしい1週間になりそうです。
病院には本を持っていくつもりです。体調次第ですが、することも特にないでしょうから、勉強、勉強です。それと携行御本尊も。まさか自分が病院で手を合わせることになるとは思いもしませんでした。

今日は今月予定されている6件の四十九日法要の1件目です。
2018年、こちらに帰ってきて初めてお勤めした葬儀は、旦那さんでした。2022年9月、今度は奥さんの葬儀をお勤めさせていただきました。

息子さんはお母さんの介護のため、数年前に帰ってこられました。
元気だった頃、お母さんは仏壇の前に座り、お経をあげていたそうです。
息子さんは、お母さんの後を受け、2年ほど前からお経をあげるようになったとお話しでした。墓前でそのお経をあげました。

「お母さんはものすごく苦労もしたけど、愚痴をいっさい口にしませんでした」「はたきものでした。すごい母でした」と息子さん。


「お母さんが合わせた手を、息子さんが立派に引き継いでおられますよ。安心してください」。そんなことを思いつつ、お経を完璧に暗記している息子さんの読経の声に耳を傾け、私も経を読みました。

お母さんの今現在説法を私も聞かせていただきました。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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