午前中は秋の彼岸法要でした。住職ふくめ17人のお参りでした。住職の法話が予定より長引いてしまい、申し訳ないことでした。お参りの方から、「因幡組の仏教婦人会で住職さんに話してもらったらいいのに。喜ばれると思うだが」と過分な感想をいただきました。私がどうということより、仏さまのお話には真実があるのでしょう。
こうした法要に、はじめてお参りされた方も。電話で申し込まれたのですが、「何着ていけばいいですか? Tシャツではよくないですよね」とお尋ねでした。今年、お母さんとお別れになり、そのご縁でお参りされたのだと思います。お母さんは晩年まで野菜づくりを生きがいにされていたそうです。はじめてお参りされてどんなことを感じられたでしょうか。
法要が終わり、午後は葬儀でした。昨日からがんばってお参りしてくれていた小さなひ孫さんもちゃんと手を合わせてくれました。故人様は結婚前、教員として働き、農家に嫁いだ以降は農業に従事され、畑で野菜をつくり、JAに出荷していたそうです。とうもろこし、メロンを上手に栽培されていたとうかがいました。
あっという間に9月前半も終わり、明日から三連休です。20日からはお彼岸にもはいります。手を合わせる機会を持つ方も多いでしょう。故人さまをしのぶとともに、自らの生き様を問い直す時間にしたいものですね。