鳥取市内で数カ月に一度、食料を無料でお配りする実行委員会の会議に参加しました。
医療・労働・女性運動に取り組む方、そして私のような宗教者と、多彩な面々で構成されています。
これまで3回の取り組みで300人近い方が利用されました。また、継続的につながりをもち、時々、支援の食料を届けている方もいます。赤い羽根共同募金からも助成金がおりました。コロナ禍のなか、それだけこうした活動が期待されているということでしょう。
一人にできることは小さくても集まればできることは広がります。同じ思いを持つ人は案外いるものなんだなと発見できることは、スタッフにとっても喜びなのです。
と同時に、取り組んでみれば、救いきれない声がたくさんあることがわかります。そこに耳を傾ける自治体を、社会をつくっていくための一歩です。自己責任を押し付ける、迷惑をかけるなという風潮へのささやかな抵抗だと私は思って参加しています。
次回は年末の予定ですが、その前にも何かできることがあればさせていただきます。
