本日は、午前中は法事のお礼ハガキや、先月の永代経法要に懇志を寄せていただいたご門徒さんへの受領書を作成。午後は逮夜法要を1件お勤めし、オンラインで真宗講座を受講しました。
ここ最近、リアルタイムで視聴できませんでした。今日は飛び飛びでしたがリアルタイムで講座を受講しました。追っかけ視聴できるのは、講座の日から1カ月。2回分を視聴していませんので、何とか追いつかないといけません。
3週間ほど前の講座のことですが、宗教学者の釈徹宗さんがこんな話をされました。
「4から6万年ほど前に、人間は何らかの宗教的な儀礼を行うようになりました。死をイメージするようになり、他の動物には見えない世界に心を伸ばすようになりました」「人類はあるとき、認知機能をオーバーフローさせました。過剰な心の領域が人にはあり、宗教という領域があります」「宗教を学ぶと、人間の愚かさと愛おしさを知ることができます」
ところで世界で一番、人がお参りする宗教施設がどこなのか、ご存知ですか?
釈さんによると、なんと、成田山新勝寺(真言宗智山派大本山、千葉県成田市)だそうです。年間のべ9000万人がお参りされるそうです。
日本人は「無宗教」と答える人が世界で2番目に多い民族です。ですが、おみくじ引いたり、御朱印を集めたり、初詣に行ったり、パワースポットを巡ったりといったことありますよね。そんな日本人について「無自覚な宗教性」を持っていると釈さんは説明されていました。
お寺のブログをのぞいていただいている方には、「自覚的な宗教性」があると、私は思うのですが、どうでしょうか?