安楽浄土にいたるひと

今日は午前中、網代での納骨法要をお勤めしました。ご夫婦お2人分の納骨です。お亡くなりになったのは昨年のこと。

ご主人は家事をこなす方でした。奥さんはいつも仲間内でうらやましがられていたそうです。奥さんが亡くなられた際、いっしょにお経をあげ、念仏を称えました。その後、一年を待たずにご主人も亡くなられました。コロナ禍のなか、別れ際に会えなかった娘さんに、看護師さんを通じて「ありがとうと伝えてください」との感謝のことばをのこされました。

夫婦で本願寺にお参りされ、生前の法名をお持ちでした。網代道場にはご主人が寄贈された掛け時計が今も時を刻んでいます。

お経をあげながら、そんなことを思い返していました。

今も私たちを導いてくださっていらっしゃるなあとの思いにかられて、親鸞聖人の和讃を墓前でよみました。

安楽浄土にいたるひと 五濁悪世にかえりては 釈迦牟尼仏のごとくにて 利益衆生はきわもなし

これからも、よろしくお導きください。合掌

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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