法名に学ばされる

GWのお勤めは、普段のお勤めよりもお参りされる方が多いように思います。
お互いに感染拡大に気をつけつつのお勤めです。

今日の午前中は、「釋専志」とのご法名を生前に本願寺から授与されたご門徒さんの13回忌でした。生前のお名前から一文字をとっていない法名は、本山から授与されている場合がほとんどです(事前に希望すれば一文字入った法名を授かることもできます)。どこに「専志」の言葉があるのだろうかと、朝から『無量寿経』を読みました。最初からずっと目で追っていると出てきました。

「一向専志 荘厳妙土」

「ひたすらすぐれた国土を飾ることに勤められました」という意味です。

国土とはお浄土のことです。はかることのできない光、はかることのできないいのち輝く世界。

優劣や、損得でしか生きられない私たちを救わんと懸命に、お浄土からよびかけ続けておられる、そのように「専志」に込められた思いを受け止めました。

それにしても、この間、『無量寿経』を何度か読み返しているのに、全然、頭に入っていないのは何故なのででしょうか…。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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