
つくづく淋しい我が影よ動かして見る
静かなるかげを動かし客に茶をつぐ
皆働きに出てしまい障子をあけた儘の家
尾崎放哉の句です。大正12年、大陸から帰国し、妻とは離婚。京都の一燈園というところでしばらく無所有奉仕の生活を送っていた頃、よまれたものです。
網代の公民館行事はほぼ中止されていますが、習字同好会はメンバー合意のもとづづけられています。しゃべることはほとんどない集まりですから。
帰りがけ、彼岸法要にお参りされたご門徒さんが、「住職、干した魚たべてー」と来られました。

彼岸にお参りして、「気持ちがすーっとしたで」とのこと。
お寺は密になりにくい場所です。5月にも法要を予定していますので、ぜひまたお参りください。