お彼岸です。
すでに人生を終えた縁ある方々のことを思い、手をあわせる特別な時間です。
西法寺の境内には納骨堂以外に墓地がありませんが、境内の近くに墓地があり、お墓参りされる方の姿が見受けられます。昨日はある方から、「今月はこれですよね」と声をかけられました。
「殺すなかれ」。お釈迦様の平和思想をあらわす言葉です。

約2500年前、当時のインド社会は奴隷制と身分差別があり、領土を武力で奪いあっていました。だからこそお釈迦様は世間から出て、距離を置いた平等な人間関係の集団をつくったのです。サンガ(僧伽)です。
その晩年には、大変な悲劇が襲います。出身の釈迦族が隣国に攻め亡ぼされてしまうのです。このときお釈迦さまは侵略者にたいして非暴力だったと伝えられています。
ロシアは今回の侵略を特別軍事作戦などと呼び、事実を正反対に描いて、国民をだましつづけ、武力行使をやめません。
しかし、世界中でも、ロシア国内でも反対する声は止むことはありません。
なぜ、殺してはならないのか。お釈迦様はおっしゃいます。
「すべての者は暴力におびえる。すべての生きものにとって生命は愛しい。已が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」
これは真実です。戦争は真実に反する行為です。
時間はかかるかもしれないし、目の前の悲惨な現実に無力を感じます。けれども、あきらめてはいけません。
戦争反対 世界から戦争をなくしましょう。
戦争はきらい。失われたひとりひとりの人生は取り返せない。
他国の戦争に乗っかって「日本も核を…」などというおじさんたちの感覚も、信じられない。
仏教にかかわる人になったので、さらに強く「戦争反対」と言いたいです。
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戦争しない国にするためには、意思表明する選挙にかかってくるかと思いますが、なんだか怖いです。最近テレビをあまりみませんが、どんなことになっているのか、、、YouTubeでも著名な方が発信していますが、いつの時代もメディアの影響はとても大きく、私もぶれそうになります。
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そういうときは、メディアと距離をおいた方がいいかもしれませんね。私は朝のBSNHK世界のニュースは毎日見ていますが、日本のニュース番組、ほぼ見ません。
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そう致します。なんか吹っ切れました。ありがとうございます😊
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