にゃんにゃんにゃんの日

たぁぼです。
きょうはねこのひなので、ぼくがおはなしします。

ぼくは、いわいおんせんのふるいおうちになもちゃとすんでいます。まいあさ、みるくをくれるおいたんと、ばんにおふとんにいれてくれるおばたんもいます。すきなたべものは、ぱんです。

このおうちにきたのはなんでなのか、あんまりおぼえていません。
ぼくはひとりでいて、おなかがぺこぺこで、かえるやムシをたべたり、こわいもんにあんよをがぶっとされて、ちぃがでたりしました。
あるきまわっていたら、シマシマの猫のおじさんがいるおにわがありました。そこにはごはんのおさらがあって、ぼくがかおをつっこんでも、シマおじさんはおこりんさらんかったので、ふがふが食べていたら、くびたまをつかまれて、きがついたら、おうちのなかだったよ。
こわかったのでひとばんじゅう、にゃーにゃーないたけど、ふかふかのたおるのねどこがあって、おなかがへったころにはごはんもでてきたよ。おなかがぽんぽこのまんぷくであさになって、おいたんとおばたんをみたら、ぼくののどからゴロゴロとうれしいときのおとがでました。

おうちには、ナモねえちゃもいたの。ああ、よかったとそばによったら、ねえちゃんはぼくをこわーいかおでにらんで、ハーッ!と、いきをはきかけてきたよ。

おばたんは、ぼくがしたうんちのなかに、いしやはっぱやこんちゅうのはねがあったので、かわいそになったそうです。どぶつびよいんというところであんよのケガにおくしゅりをつけて、からだもきれいきれいしてもらいました。
どこかのおうちの子にしてもらうつもりで「くろ」とよんでもろていたけど、なんにちかしておいたんが、「寺の猫らしい、いい名前を考えたぞ」と「タリ」になって、ここのおうちにおれることになりました。

きたばかりのころ


ほんとうは「他力」のタリですが、このごろは「『ごはんが足りない』のタリない坊だな」と、おいたんがいいます。

では、ぼくはねむたいので、こたつのなかでおやすみします。みなさんもあたたかくしてすごしてください。ばいばい。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“にゃんにゃんにゃんの日” への 4 件のフィードバック

  1. ナモねえちゃが 「もうすこししたらタリ坊がにっきをかきます」といってたので たのしみにまってたよ(*ˊ˘ˋ*)。♪

    ぱんがすきで、うんどうしんけいがちょっとトホホで、とかキミのことはうわさできいています。
    まいにちたのしそうだね。

    またにっきをかいてね!

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  2. たりぼう、小さいのにじょうずなにっきだったヨ!
    たりぼうのこと、よくわかりました。
    たのしくよませてもらいましたヨ。
    ありがとう!

    いいね

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