朝のBS NHK 「ワールドニュース」でアンネ・フランクの一家の隠れ家を密告した人物が特定されたと報じられていました。その人物は、ユダヤ人公証人アーノルト・ファンデンベルフ氏。研究チームのメンバーによると、自身の家族を守るために密告した可能性が高いとのことです。近日『アンネ・フランクへの裏切り』とのタイトルで書籍が出版されるそうです。日本語訳が出たら読みたいと思いますが、どうでしょうか。
『アンネの日記』は、ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクが、ナチスから逃れるために約2年間過ごしたオランダ・アムステルダムの隠れ家生活で書いた日記やエッセーです。
以前、新聞を読んでいて知ったことですが、1万人を超えるオランダ人がユダヤ人を匿う働きをした事実があったそうです。すごいことだと感心しました。ナチスへの抵抗ですが、困った人を救いたいという善意が広く存在していたのでしょう。
単に犯人探しではなく、ホロコーストのようなことが起こらないための歴史の教訓にして欲しい、そのように思ったニュースでした。