お寺の掲示板(2021年12月)

ぞうきんは 他のよごれを いっしょうけんめい拭いて 自分は よごれにまみれている

本当にその通りです。汚れをとったのは私ですか? いや、ぞうきんではありませんか。

これは仏教詩人・榎本栄一さんの詩です。

榎本さんは、ぞうきんを法蔵菩薩にたとえています。「たとえ自分は毒に沈んでもあなたを救えるならば決して後悔などしない」。そう誓われた法蔵菩薩は修行の末、阿弥陀仏になられたのです。

榎本さんの豊かな信仰の表白を味わいつつ、12月、本堂の縁にぞうきんがけをしたいと思います。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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