次の日曜は投票日です。衆院選は4年ぶりとなります。
4年前は中央仏教学院で学生生活を送っていました。学校では投票に行きましょうの呼びかけもされません。若い人たちに投票に行ってほしいと思った中年の私は、クラスの若者たちに声をかけてみることにしました。
今でも思い出すことがあります。登校したMさんに、「選挙行くの?」と聞くと、「行きますよ。好きなんです」と。何か噛み合ってないなと思って、「選挙だよ」と再度聞いてみたところ、「銭湯と勘違いしてました」。そのMさんも今は僧侶です。今回ラインしたところ、「最近はこんな私でも政治について考えることが多くなりました。投票しますね」との返事がありました。
ラインを送った全員から、「投票に行きます」との返信が。よしよしです。
ある若い方(僧侶)からは、「選挙行きます。ところで最近ストレスを感じていて、今度愚痴を聞いてくれませんか?」とのラインがありました。お坊さんも大変なのです。
ふだんはほとんど連絡を取っていませんでしたが、選挙を縁にして、またつながっていきたいなと思います。
今回の総選挙は多くの選挙区で野党が一つにまとまり与党の自民公明と対峙しています。初めてのことです。昨日の静岡での参院補選は、まさかまさかの与党敗北でした。
世論調査を見てみると、野党政権とまではいかなくても与野党伯仲を期待する有権者が増えているようです。それだけ与党の政権運営に不満が高いということです。だからこそ多くの小選挙区で野党が1人の候補者でまとまっていることに意味があります。これまでにも増して1票の意味が大きな選挙。みなさん、投票に行きましょう。
明日の天気は変えられないけど、政治はかえられる、かもしれません。