「忙しさの中で、故人のことをなかなか思い返す時間がありませんでした。今日は、その機会になりました」法事の後、施主さんが、そうおっしゃいました。
「義母が亡くなってから7日ごとの法事で、前住職さんが『しんらんさま』を歌われて。当時はまだ幼かった私の孫たちも覚えて、いっしょに歌いました」そんな思い出話をうかがいました。
「住職さんと同級生の娘が、『どんなお坊さんなの?』って聞くですが。私は、『話の上手な方だで』と言っているんです」それはなんとも恐縮です。
今日の法事の際にうかがった話です。生後2カ月の赤ちゃんがお参りされた法事もありました。
コロナ以前から仏事は縮小傾向にありますし、それに拍車がかかっていますが、人は人とのつながりのなかに、そして記憶を大切にして生きるものだと思います。法事はそのことを教えてくれる儀式です。
改めて教えられた1日なのでした。
明日も法事、そして午後はお寺の勉強会もあります。
がんばれ住職(笑)
よっ!
がんばれ住職!
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