スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんをはじめ各国の若者が呼びかけた地球温暖化対策を求める世界規模の行動が本日行われています。
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2030年までに大気中への温室効果ガスの排出を2010年比で45%削減し、2050年までに実質ゼロを達成できないと、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比して1.5度までに抑え込むことができないと警鐘を鳴らしてきました。さらに、8月9日、人間が地球の気候を温暖化させてきたことに「疑う余地がない」とする報告を公表しました。
新型コロナをはじめとする世界的な感染症の流行にも、環境破壊、温暖化がその背景にあると考えられています。
若者たちがいっているように、「見て見ぬふりはもうできない」のです。
同時に日本の場合、CO2排出は発電所39%、産業部門25%です。石炭火力や原発にこだわっている政治のスタンスが変わらないことにはどうにもならない課題でもあります。
自身の生活を見直さないといけません。仏教には「少欲知足」との言葉もあります。
この秋には総選挙があります。大きな争点にならなければおかしい事態に私たちは直面していると思います。