祭の意味

今日は2件のご法事、その合間にご依頼を受けていた過去帳への記載、そして千鳥ヶ淵の戦没者追悼法要に呼応した平和の鐘を打つと盛りだくさんの1日です。今日お参りの方のご先祖には戦没者の方がいらっしゃいます。終戦記念日の数日前に亡くなられています。敵味方別なく全ての戦没者を追悼して鐘を打ちました。

法事の際に、冠婚葬祭の祭って何をさしているかごぞんじですか? とお参りの方とキャッチボールすることがあります。これまで正解だった方は一人だけです。

実は、NHKの「チコちゃんに叱られる」で冠婚葬祭についてとりあげられたことがあります。その時は冠って何?でした。これは成人式のこと。番組では戦後はじめて成人式を開いたのはどの自治体なのかなど紹介していました。祭についてはテロップで、四十九日、三回忌と流れたのです。びっくりしました。私も、ぼーっと生きているのです。

祭とは祭礼のこと。仏教では法事です。みなさんびっくりされます。

「私の実家は神道なんです。今日の話をきいて、五年祭、十年祭と祭がついている理由が初めてわかりました。祭礼なんですね。楽しい話を聞かせてもらいました」とおっしゃる方が。なるほど、お宮さんではそのように呼ぶのですね。私こそ、いい話を教えていただきました。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

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