昨日の法要の後、黒猫タリを2度目の診察に連れていってきました。

子猫用のワクチンを打っていただく予定でしたが、持参したうんちの検査の結果「こちらの治療を優先させましょう」と、ハンサムな女先生の判断で先送りになりました。
2種の回虫が、お腹にいるとのことでした。他の回虫に比べるとかなり巨大なマンソン裂頭条虫と、それとよくつるんでいる小さな壺形吸虫のペアだそうです。カエルやヘビを食べた場合に寄生されるそうで、小さなター坊が生き延びようとした結果がいまの状態なんだな、と、おばちゃんは、子猫の苦労をまたしのぶのでした。
それにしても先生の手技のあざやかなこと。診察室の戸棚の狭い隙間に逃げ込んだタリを引っ張り出し、駆虫剤の大きなタブレットを上手にごっくんさせて、伸びた四肢の爪もぱちぱちぱちんと切ってくださいました。
お腹に虫がいるにもかかわらず、体重は2週間で500グラム増え、1.5キロになりました。
お盆明けの待ち合いはなぜかワンコだらけで、膝にアゴを乗せてくるかわいい大型犬とその保護者とお友だちになりました。タリは、バスケットをのぞきこまれて、フーッ!と威嚇しました。久しぶりのフーッ!でした。
ワンちゃんのお母さんは「あんたは、ええお家に拾われたなあ」と、何度もタリに話しかけてくれていました。
次の診察はまた月末に。