もう一昨年のことです。お寺で初の忘年会を開催した際、「領収書でなくていいから、懇志を受けとりましたという紙を出してくれないか」との要望がありました。それからお寺の法要の際に懇志を寄せてくださったご門徒さんに、ささやかではありますが、感謝を込めて葉書サイズの受領書をお返ししています。
今回は蓮でいくことにしました。先日の台風で散ってしまい、写真上にしか蓮はありません。黒いのは小さな虫です。払い除けようかとも思ったのですが、花に虫がつくのは当然ですからやめました。

この夏のお盆法要も昨年同様、寺族を中心としたお勤めにすることに。
このような状況のなかでもたくさんのご門徒さんが懇志を寄せてくださいました。
懇志は、お寺への寄付であり、その維持のために使われるという性格があります。
お布施は、仏さまへのお供え・感謝です。読経料ではありません。知り合いの僧侶の方が「お預かりします」と言われるので、わたしは当初違和感があったのですが、意味がわかればなるほどです。料金という感覚が身に付いているから「?」だったのです。
ちょっと脱線しましたが、みなさんの気持ちを受け止めて有効に活用させていただきます。