坊守です。
暑中お見舞い申し上げます。
昨夜、岩美病院で1回目のワクチン接種をしてもらい、微熱でイマイチな体調をごまかすべく、道の駅でこっそりソフトクリーム(今月は抹茶味です)を舐めている最中に、住職から業務連絡が入りました。
「ブログ書ける?」「暗くない話」

住職は、日曜の念仏者のつどいの準備が大詰めのヒト。ブログの代打くらい喜んでやりますが、出されたテーマが非常に難しいではありませんか。
気候危機を感じる連日の猛暑に、収まると思えないコロナ感染症、
開会式が明日に迫る東京五輪に至っては「まだあったか?」と目を疑うほど問題が発生中。
ことがオリンピックで無くても、国民の生命を優先にできない人たちが権力を握っている国(言い切る。医療関係者としては)が、他のさまざまな課題でうまくやれるとは思えない、というガッカリの真っ只中なので、明るい話はなかなか出てこないのです。
あきらめずに社会を直視し、選挙は棄権しないことが、この閉塞の突破口と信じたいと思います。
そういや、十数年前にインタビューしたアルゼンチンの映画監督(「今夜、列車は走る」という作品があります)は、同国の失われた10年を経験し「必ず出口はあるんだ」と話しました。
そんな日々の癒しはやはりネコ。
このごろは彼女も暑いらしく、あちこちで足を伸ばしていて、笑わせてくれます。

こんなことを書いていたら、ワクチンの副反応から、そろそろ脱せそうな気配がしてきました。
みなさまも体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。

