古い椅子のこと

坊守です。

修理に出していた椅子が、戻ってきました。
もともと以前の家主さんが使っていたもの。縁に置いてあったレトロな二脚で、面白がって使っていましたが、じきに破れや不具合が出てしまったのでした。

一度、家具屋さんに見てもらって「土台にバネが入った古いつくりなので、なおせても高いですよ、新しい椅子に買い換えた方が…」という残念な回答でした。
インターネットで調べると、県外には、「職人の技術維持や習得のために、バネ式の椅子を修理させてほしい」と割引価格で引き受けている工房もみつかりましたが配送費用がすごい。やっぱり廃棄か、と八割方あきらめて最後と思って電話帳にあった修理屋さんに相談すると、
大丈夫、と、対応してくれたではないですか。「バネの椅子をなおせるのは、この辺では、うちくらいかな」と。

張り替える布も「在庫があった」と、感じの良い反物が出てきて、10日もかからず二脚とも再生しました。いままではあちこち向いていたバネも、本来の位置に戻って座り心地が良くなりました。

フワッキラッとした織地は、金華山ということや、中のクッションは座面と背面で硬さを変えて入れている(背面は柔らかいものを入れる)ことなど、少し椅子の知識ができました。頼りになる工房の大将が南無阿弥陀仏のご同朋であることも判明。

こんなふうに、前の家主さん時代から使われていたいくつかの家具とは、楽しくつきあっていきたいと思います。

投稿者: 西法寺

西法寺のHPを管理している釈大朗です。よろしくお願いします。

“古い椅子のこと” への 2 件のフィードバック

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