今日は午前中法事、午後は役員会、その後、西法寺通信のインタビューと慌ただしい1日でした。
お寺の通信も次号で第9号となります。網代の漁師さんに出ていただくことになり、今日、お話を聞かせていただきました。現在は漁からは引退されていますが、漁協の役員として活躍されています。

19歳から漁に出て、はじめは網代から船で約30時間。大和堆(やまとたい)という漁場でイカを取ることからスタートしたそうです。
波の怖さを知ること、船の安全性を知ることが事故を起こさないために大切です。
船主として嬉しいのは、「ここ」と思ったところでたくさんとれたとき。
漁師は昼間にホタルイカやハタハタをとって、夜にカニをとります。海に出たら24時間、休みのない仕事です。
うまくいかない時もあります。そういう時は早く引き上げて、「顔を見に帰ったでー」と妻にいうんです。
船から降りてやっと畳で寝られるようになりました。
漁師さんの苦労とやりがいを、ほんの少しですが知れたような気がします。
あしたは、息子さんが船主をつとめる底曳船の写真を撮りにうかがいます。